清水寺・霊山

1996年2月撮影




金閣へ行った日の午後、まだ降っている雪の中を東山へと向かいました。
八坂神社から東へ入り、写真の三年坂へ。清水道へ続く細い石段です。別名産寧坂。
名前の由来は諸説あり、大同3年(808)に作られたからとか、転ぶと三年以内に死ぬからとか、安産祈願の子安観音への参拝道だからとか様々。




清水寺の入り口。左が仁王門、右は三重塔。
平日の上に雪なので、人もあまりいません。




お約束の、舞台から見た風景。遠くに見えるのは泰産寺子安塔。








清水を出てから来た道を戻り、清水と八坂神社の中間あたりをさらに東へ入って京都霊山(りょうぜん)護国神社へ。
明治維新で活躍した維新志士を祀っている所です。
と言っても高校では日本史は取らなかったので、中学レベルの知識で見て回る…。

写真は木戸孝允の墓。名前くらいしか覚えていなかった私は、数年後『るろうに剣心』に桂小五郎が登場したことで、西郷隆盛・大久保利通と並ぶ維新三傑であることを知ったのでした。
(桂が後に名を変えたのが木戸孝允)




左が坂本龍馬、右が中岡慎太郎の墓。
龍馬はともかく、中岡慎太郎は「龍馬と一緒に暗殺された人」くらいの知識しかなかった…。ごめんよ。

墓地へ登る石段の脇には奉納された瓦(だったと思う)がずらりと並んでおり、「私も龍馬のように生きてみたい」「尊敬しています」などの言葉が書かれていました。




霊山から見た京都市街。東寺の五重塔も見えます。

この後は霊山歴史館へ向かう。着く頃には雪が本格的になり、さすがに館内も客は私以外一人だけでした。
維新志士、新撰組にまつわる展示を見学し、帰宅。


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