＜山　行　記　録＞

須藤＠新潟稜友会です。
先週の日曜日に幽ノ沢・左方ルンゼに登ってきたので簡単に報告します。

2003年8月30日
天候：晴れのちガス、夕方には小雨
メンバー：須藤、設楽
タイム：一ノ倉沢出合（5：30）―取り付き（7：00〜7：30）―終了点（11：40）―
堅炭尾根（12：30）―芝倉沢出合（14：00）―一ノ倉沢出合（14：50）

当日の幽ノ沢には我々のほか正面壁に２パーティー（同一クラブ）だけでとても静か
でした。
アプローチに雪渓（ブロック）は残っていましたが問題なし。水量も少なく濡れるこ
とはありませんでした。
下山の芝倉沢も雪渓は残っていますが問題ありません。

核心部の１ピッチは「悪い」の一言。
濡れてツルツルなのはいつもの事のようですが、「折れる」「抜ける」「溶ける」残
置ハーケンには閉口。
いずれも寸止めで墜落は免れましたが、アブミから飛び降りたのは初めての経験でし
た。
ここまで残置が信用できないとは！（真新しいスリングが掛かっていたのに！）
たまたま１個だけ持っていたキャメロット＃0.4に助けられました。
他のピッチは岩はしっかりしているのだがとにかくランナウト。幽ノ沢では２０ｍ３
０ｍ当たり前？・・・文句を言う前に自分で打てば良いのに・・・

これからこのルートに登られる方は準備（心とハーケン）を忘れずに！！