〜パロディ〜


〜アリとキリギリス〜
虫の世界も人間の世界も




タイトル『アリとキリギリス(パロディ)』 作・絵;ともみ
キリギリス・・・剛くん&健くん&准くん
アリ1・2・・・エキストラ(笑)




〔森の中〕


今年も森に寒い寒い冬がきました。夏の間中遊びほうけていたキリギリス達は大慌てです。
――そんな中、三人(三匹)のキリギリス達だけは今まで通りのんびりと生活をしていました。


⊂剛キリギリス⊃「ふぁ〜ぁ。(あくび)そろそろ寒くなってきたなー。あいつら(他のキリギリスを見ながら)焦ってんなぁ〜。ん?食い物探してんのか。じゃあ俺も飯でも探すか。」
⊂健キリギリス⊃「えーなんでぇ?まだ夜じゃないし、いーじゃーん!!もっと遊ぼぉよぉ〜。(甘えながら)」
⊂剛キリギリス⊃「ん?そぉかあ?あー俺はいつでもいいんだけど、岡田、おまえどーする?」(み、名字のあるキリギリス?!>^^;)
⊂准キリギリス⊃「俺は早く飯が食いたい〜♪健くんもそんなこと言ってないで、はよ探しに行こっ♪」


この三人以外のキリギリス達は夏の間も一生懸命働いていたアリの家に行って食料をもらえないかと訪ねて回っていました。けれどもアリのほうにも限界があるのでみんな我先にと焦りながらアリの家を訪ねていました。

――――――アリの家の前――――――



――――『コンッコンッ!』(ドアを叩く音)――――


⊂キリギリスA⊃「すぅみませぇ〜ん。もう、三日もこうしていろんな家を回ってるんです。でも、どの家のありさんも食料をくれなくて。一粒のお砂糖でいいのでくれませぇんかぁ〜。」
⊂アリ1⊃「ちょっとー。夏の間中遊んでるのがいけないんでしょっ!?あたしんとこだっていっぱいいっぱいなのよー。悪いんだけど、他当たってくれるぅ?」

――――――アリの家の前――――――



――――『コンッコンッ!』――――


⊂キリギリスB⊃「す、み、ま、せぇ〜ん・・。あのぉ、もうこうして歩き回って5日になるんです・・。どうか、米粒一つ頂けないでしょうか・・・・?」
⊂アリ2⊃「はぁー。(溜め息)ばかね、自業自得でしょ??」(ヒドイ・・。>^^;)


こんな調子でアリ達はキリギリス達に一切食料をくれません。
―――そしてあの三人(三匹)のキリギリス達が来ました。


――――――アリの家の前――――――



――――『コンッコンッ!』――――


⊂剛・健・准⊃「すみませ〜ん。お腹が減ってるんですけど、何かもらえませんかー??」
⊂アリ1⊃「(心の中;きゃっ☆来た来た来たぁ〜!!どーしよう??今日は三人揃って来ちゃった!)はぁ〜いvvどぉーぞvお入りくださいv」
⊂剛キリギリス⊃「すみません、突然三人できちゃって。食料のほう俺らもらっても大丈夫ですか?」
⊂アリ1⊃「(自分に話している剛をまじまじと見ながら )えぇ!ぜんっぜん平気ですよvvあの、良かったら私が作った野菜スープ飲んで頂けませんか??(頬を赤らめながら)」
⊂健キリギリス⊃「うっわー!!うまそー!!!俺、こーゆーの大好きvvv」
⊂剛キリギリス⊃「健おまえうるさい。(笑)」
⊂准キリギリス⊃「ほんまにうまそぉやな。じゃ、せっかくだから頂きます!!」


そうして、他のキリギリスとは大違いの態度のアリは他の食料も自分なりに料理して、三人(三匹)にごちそうしました。三人(三匹)はひたすら食べました。しばらくアリとの会話をした後に三人は帰ることにしました。

⊂剛キリギリス⊃「あー、うまかったー。ご馳走さまです。」
⊂健キリギリス⊃「うん、ほんとうまかった!ありがとv」
⊂准キリギリス⊃「んじゃ、僕らはこれで。今日は帰ります。」
⊂アリ1⊃「えっ!?!?も、もう帰っちゃうんですか??あ、あの、今日はもう夜になりますし外は寒いだろうから泊まっていけばいいんじゃないですか?(焦りながら)あの、ベットも人数分ありますし!!」(なんでそんなにベットがあるの!?>^^;)
⊂剛キリギリス⊃「(少し微笑みながら)いや、いいっすよー。迷惑かけちゃうしvv俺ら寒さとか平気なんでv」
⊂健キリギリス⊃「うん、、ふぇ、ふぇっくしょん!!あっ、今のは寒いからじゃなくて花粉症だからね!(焦)」
⊂准キリギリス⊃「あほか、今冬やで!花粉なんか飛んでないやろっ!(笑)」
⊂剛キリギリス⊃「(小声で)ばかっ!早く出ないとほんとにここに泊まらなきゃなんねぇーじゃねーかよっ!」
⊂准キリギリス⊃「(小声で)あ、そ、そうかごめん!(笑顔でフォローしながら)え、え〜っと、なんか今年から冬でも花粉が飛ぶらしいんですよー。」
⊂剛・健⊃「そおそおっ!じゃ、ありがとね〜vvv」
⊂アリ1⊃「あっは、はいvvあの、いつでもまたいらしてくださいね!また、料理作って待ってますから!!(残念)」

――――――アリの家の前――――――


⊂健キリギリス⊃「ふー。うまかったなぁー。」
⊂剛キリギリス⊃「ばーか!おまえ、うまかったじゃねーよ!あんなとこでくしゃみなんかするなよ〜。岡田も余計なこと言うなよー。(笑いながら)」
⊂准キリギリス⊃「(笑)ごめん、ほんまに自分でもやばい!って思ったよ。俺らには俺らの秘密基地があるからな。」
⊂健キリギリス⊃「そーだよ、一日かかって三人で作ったんだからー。映画も見れるしvv三人がこだわったソファーが一番気持ち良く寝れるんだよね〜vv」
⊂剛キリギリス⊃「まぁーな。てかさー、まだ少し食べたりなくない??」
⊂健キリギリス⊃「うん、どっか行くー?」
⊂准キリギリス⊃「あぁ、あれあれ。なんやったっけ?あのー三丁目のアリさん家のねぇ、草ダンゴがうまいの!」
⊂剛キリギリス⊃「まじで?ダンゴ?いいねぇー。よし!じゃ、行くか!」
⊂健・准⊃「賛成ー!!」


そして三人は今日も好きな時にご飯を食べ、好きな時に寝るという気ままな生活を送るのでしたvv
―――つまり、虫の世界でも人間の世界でもかっこいい人は特をする?!ということなのでしたvv―――




・・・。なんか(^−^;)三人とも性格悪く書いちゃったかな?ま、まあぁくまでもパロディ!!そして最後の一言もとも個人の意見!!気にしないで!(笑)


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