築地市場移転問題その3

築地市場移転問題その3

築地移転問題築地移転問題その2に続いて、久々の第3回目です。

前回のその2が昨年の11月ですから、かれこれ約半年ぶり。

それにしても、この話、まだ片付いてないんですねぇ。

なんだかなあ。

今回久々にこのブログで取り上げようとしたのは、

情報源: 豊洲問題に見る「コンプライアンスの暴走」の危険 : 日経BizGate

を読んだからです。

以下、そのまとめ。

・絶大な支持を誇る小池百合子東京都知事の手法は、悪役を仕立て上げ、対立構図を印象付ける「劇場型政治」により、自己の対応を正当化するところに特色がある。

・豊洲市場をめぐる問題は、まさに、小池氏による「コンプライアンスの暴走」が重大な事態を招いた事例だと言える。

・昨年8月、築地市場の豊洲への移転を延期する方針を発表した際、理由として挙げたのは、「安全性への懸念」「巨額かつ不透明な費用の増大」「情報公開の不足」の3点だった。

・情報開示、説明が不十分であるために、不安が解消できていないということであれば、改めて情報開示・説明を行うことで、安全性に対する疑問を解消することが何より重要だったが、小池氏は、それをせずにまず移転の延期を決めた。

・さらに、土壌汚染対策のために敷地全体で行われていると説明されていた「盛り土」が、実際には、建物下では行われておらず、地下が空間になっていることを明らかにし社会的関心は「盛り土が行われていなかったことによる安全性への懸念」と「盛り土一部不実施の犯人探し」に集中した。

・建物地下に盛り土をせず地下空間を設置するという方法に関しては、安全性に関する具体的な問題は指摘されていない。

・東京都の職員が、専門家会議などの意見を参考にしつつ、適切な方法を選択したのであれば、結局のところ、都民・都議会に対する説明内容が誤っていたという「情報公開の不足」の問題なのである。

・しかし、「小池劇場」での演出は、単なる「情報公開の不足」と言うべき盛り土一部不実施の事実がストーリーの中心に位置付けられ、それを決定した「犯人探し」という課題設定がなされたことで、まるで「安全」に関する重大な問題であるかのように誤解されて広められた。そして、豊洲市場に対するイメージは極端に悪化した。

・一方、築地市場の設備の老朽化は、もはや限度を超えていると言われており、地下の土壌汚染の可能性も判明している。市場移転問題は抜き差しならない状況に陥っており、移転延期による巨額の維持費や新規設備投資に対する業者補償など、今後都民が負担することとなると考えられる損失は膨大な金額に上ることが予想される。

 

 

小池知事がいまだに絶大なる支持を受けているかどうかについては、私はよく分かりません。

しかしながら、築地移転問題については、冷静に考える視点が数多く抜け落ちていることは、この郷原さんの文章からもその一部がはっきりしています。

もっとも郷原さんの文章は、少し難解で、きっと読んでいても多くの人が分からないような気もしますが。

 

私とすれば、小池さんはこの問題をどうしたいかというゴールを明確にしていない時点で正直ずるいと思っています。

築地の移転問題は、築地を移転するかどうか?移転するとすればどこにするのか?という点が本来の本筋の話であります。

それを、今までの手続きの検証や、間違った決定を下した人を探すことに、意味はあるかもしれませんが、本来の本筋の話ではありません。

そっちはそっちでどうぞやってください。

で築地はどうします?

という話は、どうもはっきり分かっていないような気がします。

 

そういえば、今移転が延期されていますが、いつまで何を待っているんでしょうか?

情報源: 小池知事「知事の部屋」 / 記者会見(平成28年8月31日)|東京都

この小池知事の移転延期発表の記者会見の文章を斜め読みしましたが、いつまで延期するかについて、何も言っていないような気もするのですが・・・・・・

その後、簡単にググってみましたが、いつまで延期するかについては、どうもはっきりしていないような気がします。

 

辛坊治郎のズームそこまで言うかを聞いていたりすると、都議選が終わったら、あっさり豊洲移転を発表するんじゃないかとかいう話もありましたが・・・・・

なんだかなあ。

 

率直に言って、前豊島区区議の

情報源: 本日の第二弾 ~いつ解決するの?築地&豊洲問題~ – ふるぼう知生(ともお)の活動報告

この方の「いつ解決するの?」というのが、普通の一般の人なら、そろそろ素直な見解なんではないでしょうか?

いくらお金の問題じゃないんだと言っても、

【豊洲】小池氏に迫られる決断、豊洲延期で95億円ドブに 維持管理費、補償費用…さらに膨れ上がる可能性も

こういう話を金銭感覚のある人が見れば、

なんだかなあ。

と思うと思うのですが・・・・・・