歯の治療と歯科医師

歯の治療と歯科医師

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子供の時から虫歯だらけです。

物心ついたころから歯医者に行ってます。

最初に通ったのは、小学校の1年の時の同級生の家でした。

それから、様々な歯医者さんに通いました。

今の住んでいる県でも、何回か引っ越ししているので、その度に歯医者を変わったりして、現在通っている歯医者は、確か5件目です。

自宅そばには、歯医者が2軒あって、1軒は、

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こういう歯科医院で、もう1軒は、

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こんな感じで、どこから見ても普通の家です。(ちなみに自宅から家4軒隣にあります。)

私が現在通っているのは、普通の家の方で、お年寄りの先生一人、助手の女性が一人の小さな歯科医院です。

さて、ここ1年位は、歯に何事もなく、この歯科医院にもご無沙汰だったのですが、昔々治療した歯の詰め物が落っこちて、かなり大きな穴があいたので、相談に行きました。

もともとお年寄りの先生でしたし、別に先生の顔をじろじろ見たこともありませんでしたので、全く分からなかったのですが、行ってびっくり。

受付の女性が開口一番。

「うちの先生、末期がんで、余命もあまりなくて・・・・・。あまり積極的に(治療を)やってないんですよね。」

いやいや、そんなこと、さらっと言わなくても・・・・

なんだかなあ。

しかも、俺にどうしろって?・・・・・・

曰く、余命が限られているので治療が途中で終わってしまうかもしれないそれでもいいか、がんの治療で途中途中でお休みをすることになるのでご迷惑をかけるかもしれない・・・・・

さて、普通の人はこんなときどうするんでしょうか?

私は残念ながら、普通(?)ではないので、あっさり「それでいいですよ。」と気軽に答えて治療に入ることとなりました。

治療を開始して、4カ月ほど経過しており、もうすぐ私の治療も一旦終了となるのですが、まあとにかく途中途中で、出てくる話がかなりブラックジョークのような話です。

「先生、来週は抗がん剤の治療で1週間お休みなので、次回の予約は次の週でいい?」(助手の女性)

「今、診療報酬請求すると3カ月後の分があるよなあ。どうしようか」(先生から助手の女性への話)

「○○さん、ちょっと長くかかりそうだから、どの先生に引き継いでもらおうか。○○先生なんかどうかしら」(助手の女性)→「いやあ○○はてきとうな奴だからまずいなあ、○○は腕はいいけど遠いからなあ。」(先生)

「俺が死んだらどうするんだ?きっとこの辺にいるんじゃないか」(先生)→「そんなことないですよ。実家へ帰りますよ」(助手の女性)

う~ん、元から患者を無視して内部事情を話しているふたりだったのですが、ここまで来るともう感嘆するしかありません。

なんだなかあ。

それにしても、末期がんで、抗がん剤の治療まで受けて、それでも歯科医院をやめないで、最後まで患者の治療をするって、なんなんでしょうね。

それほど情熱的な先生にも見えませんし。

この場合は感動の美談として、患者の治療に情熱を傾ける老医師

の方が良いのかもしれませんが、別に先生、ちっとも情熱は感じません。

今時に医者は患者にいろいろ説明したりするんでしょうけれど、私にはまったく話しかけてくれませんし、私が痛がっても、のどを詰まらせても、助手の女性が誤ってくれるだけで、全く話してもくれません。

でもまあ腕はいいし、治りはきちんとしているので、不満はありませんが。

借金抱えているようにも見せませんし、どう見たって、隠居してても良い年齢なんですが・・・・・・

その辺はちっと謎ですね。

まあ、職人気質のようにも見えますんで、勝手に、仕事が好きなんだろうなあと思ってますけど。

私があの先生の立場だったら、仕事を放り出して好き勝手するのか、それとも最後まで少しでも仕事をするのか、どちらを選ぶのか考えてしまったりします。


で、まあこれだけだったら、なんの話じゃいってことになるので、私なりの歯医者の選び方についての考察です。

 

①とにかく相性の問題。好き嫌いの問題が第一。私みたいな偏屈な人間には偏屈な先生が合っている。逆に私みたいな人間にやたらと話しかけてくる先生だったら、辟易してしまう。

②そうはいっても、最低限のインフォームドコンセントは必要。ここの歯医者は助手の女性がそれを肩代わりしてくれているから、先生は話さなくても問題ないが、これで誰も治療内容について話してくれなかったら最悪。但し、やはり先生から少しは説明があってもと思わないでもない。この辺も感覚の問題。

③腕は必要。特に「根」の治療については、要注意。適当にやるやつは、神経が残っていても埋めてしまったりする。ここだけは丁寧さが必要なんだと思う。「根」の治療をさせて、痛みが長引いたりした場合は、やぶ。

 

インフォームドコンセント informed consent. 医師が治療法などを一方的に決めるのではなく、患者や家族に対して、病名、病状、診療の目的や内容をわかりやすく十分説明し、患者や家族が同意したうえで治療を行うこと。 介護サービスの利用についても、利用者と提供者、医師などの間で必要となってきている。