変わらない日本

変わらない日本

タイトルは大きいのですが・・・・・

仕事がら不動産会社に毎日のように出入りしていて、車で通勤をしたり、お客様の所へ行ったり、そして小学生の子供を毎日朝、小学校へ送っていって、思うことなのですが。

小学生は年々減少しています。

一方高齢者、特に何らかの施設にやっかいになる方は年々増えています。

これはもう、小学校の学級数が年々減少して、県庁所在地でもある市の小学校が合併したりしている一方で、車で走っていると、ここにも出来た、こにも出来たと、老人関連施設が増えていくのですから、実感として間違いないでしょう。

で、定期的にある光景を思い浮かべます。

それは今から20年以上も前、フィンランドへ行った時のことです。

偶然にも老人介護施設へ行く機会に恵まれ、その時はそれほど感心はしなかったのですが、それでもすごいなと思ったのは、その老人介護施設は、老人もいるのですが、保育園も併設していたのです。

もちろん、老人がくつろぐ場所に、子どもたちも出入りしています。

私なんか海外から単にたまたま見せてもらっただけでしょうから、そんなにいいことばかりではないことは分かりますが、それでも、お年寄りと子供が一緒に遊んでいたりして、楽しそうなのを見ていると、いいなあと思ったものです。

振り返って日本なのですが、そういった施設があるという話をほとんど聞きません。

お年寄りがからんでいるのは、小学校の帰り道をパトロールしてくれている地域のお年寄りなんていう構図なだけです。

小学校はどんどん空いていきます。

一方作っても作っても老人関連施設は足りないそうです。

老人関連施設を作ると補助金がっぽがっぽなんていう話も、一時飛び交っていた時代もありました。

なんだかなあ。

 

うちの奥様もそうですし、私の会社で働いている20代の女性もそうですが、今は子育てにほとんど親を頼りません。

頼らないでどうするかというと、自分が苦労して働いて、子育てしています。

その間、親はどうしているかというと、もちろん貧乏で親の世代も一生懸命働いている家庭も多いのでしょうけれど、何もせずにぼっとしている親もたくさんいるような気がします。

極論を言えば、昼間からカラオケに行ったりしている老人や、老人関連施設といってもまだまだ元気で、ちょっとした補助があれば元気に暮らしていける人もたくさんいるはずです。

どうしてこうしたことがうまくリンクしないのか、不思議でなりません。

待機児童や待機老人はいて、一方、公共機関の施設はどんどん余って行っているような気がします。

なんだかなあ。

 

(追記)

一応、そういう施設もあるようですね。

情報源: 子どもとふれあえる介護施設、実際はどんなところ?評判は? | 介護のほんねニュース

一方、それを阻害している要因についても、こうした書き込みがありました。

然(しか)るに保育園・幼稚園と老人ホームとの併設を困難化させている
最大の問題としては、保育園・幼稚園の統合一元化の障害となっている省庁間の問題だけではなく、各部局における権益を主とした権限の綱引きといった細部の問題が困難化を生じさせている根本的原因であり、最大の問題なのではないでしょうか?
情報源:保育園・幼稚園と老人ホームとを併設することによるメリットとそれを困難化させている問題