立体駐車場 この閉鎖的社会

立体駐車場 この閉鎖的社会

私の関係している不動産会社で、とあるビルを買いました。

そこに立体駐車場も併設されていました。

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※こういうタイプのね。

 

ところがそのビル、入居者が少なくて、立体駐車場をほとんど使わなくても、他に普通の駐車スペースがたくさんあったので、立体駐車場の稼働をやめました。

実は立体駐車場は、維持費用がけっこうかかります。

普通の地面の駐車場は、管理費用はほとんどかかりません。(当たり前か)

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ところが立体駐車場は、機械ですし、要はエレベーターと一緒ですから、メンテナンス(維持管理)費用をかけなければ、なりません。

エレベーターほどではありませんが、月額の保守管理費用は数万円かかります。

ところが現在、私が住んでいる地方の都市では、オフィスビルの需要がどんどん減っていて、立体駐車場の必要がどんどんなくなっています。

要するに中心部でも土地が余りだしているのですね。

従って、わざわざ月額保守費用を払ってまで、立体駐車場を維持管理する必要がなくなってきているようです。

笑い話のようですが、20年以上前のバブルの時期に、地価が高騰し、結果、市街地には立体駐車場がどんどんできたのですが、昨今ではどんどん使われずに、撤去されたり、ひどいところでは放置されたままになっています。

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エレベーターも一緒ですが、20年経過すると部品供給も止まってしまい、壊れてしまえば、全面的に機械部分を取り換えなければなりません。

しかしながら、現在の地価状況では、わざわざ立体駐車場を全面改修するお金が出てきません。

よって、立体駐車場の需要は、おそらく減ることはあっても増えることはないようです。(特に地方都市では)

で、何が起こったのかというと、地方都市では、立体駐車場の維持管理をしてくれる会社がほとんどなくなってしまいました。

私の住んでいる県では、うそか本当か、1社しかないんだそうです。(独占状態)

しかも、仕事が減ってきているために、メーカーの圧力が強くなってきており、あくまで立体駐車場メーカーを通して仕事をしないと、部品供給を止められてしまうぞ的なおどしをかけられていて、地元の会社は、お客様との板挟みにあって困っているそうです。

最初の話に戻りますが、関係している会社の立体駐車場を1年ぶりに動かしてみようという話になり、動かすだけのための「臨時点検」で35万円取られました。

なんだかなあ。