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法律

マルサと警察では捜査の観点が違うとはいえ・・・・・

通称マルサ、国税局査察部のことですが、よくテレビとかで、マルサが入ったとか言ってニュースになると、どんだけ~と思う位、人を繰り出して、大量の荷物をトラックで運んでいくシーンを目にします。

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あれだけ大量の運んでいくのですから、さぞやがっちり運んで行くんだろうなあと思うわけですが・・・・・

実際には、そうでもありません。

 

とある会社に、国税の査察部(マルサ)の強制調査が入りました。

確かに一部については徹底的に資料を持ち出しましたが、偏りが激し過ぎて笑いました。

何を基準に持って行っているんだか全然分かりませんでした。

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いくつか例を挙げると

①とある重要人物の机の中身はそっくり持って行った。その中にある、健康診断の結果や血液検査の結果、漫画本やお菓子まで。
ところがその人の秘書的な役割をしている人の机の中は一切触らなかった・・・・?

②税務署の調査なわけですから、取引先の資料や、仕入品についての資料は、徹底的に持っていくのが筋だと思うわけです。
例えば取引先との契約書とか。
ところが、仕入先の名前まで書いてあるボックスがあったのに、誰から見ても分かる場所にあったのに、持って行かなかった・・・・?

ってな感じです。

こうなると何が何だか訳が分かりません。

 

まあ、その会社の資料を全部持って行っては、その会社の営業が成り立たないと言う優しさなのかなと一旦は思いましたが、後日談で、取り調べを受けた人に聞いた所、

査察官「●●の資料はどこにありますか?」

事情聴取を受けた人「その資料なら、会社のどこそこにちゃんと●●ってシールが貼って置いてありましたけど・・・・」

査察官「まったく■■(現場担当者)のやつ、ちゃんとしろよな。ちっ。」

という感じだったそうです。

なんだかなあ。

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それから、明らかに私物と分かるものでも、押収していくのですが、何故か現金はその場で返してくれます。

ところが、マルサの入った会社のある人の現金が、机の中から消えていました。(ほとんどその場で返してくれていたのですが・・・・・)

後日、事情聴取を受けた際に、現金が一部消えていることを言ったら、しばらくしてから「ありました。」とのこと。

なんだかなあ。

 

現金は返してくれますが、押収した私物のキャッシュカードは返してくれません。もちろん、金券も返してくれません。

なんだかなあ。

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更に面白い話としては、

その場で押収して国税まで持ち帰った物と、その場で押収しなかった物との違い

です。

国税が査察に入った会社には、取締役が複数いました。

ある取締役は、強制調査が入った日に、実印を所持していましたが、押収されませんでした。

当日、持ち物検査され、実印を強制調査に入った担当者が見たにも関わらず。

ところが別の取締役は、強制調査が入った日に、実印を机にしまって置き、当日、その机は中身全部押収されました。

当然、後日、実印の返還を求めるわけですが、却下されてしまいます。

なんだか意味が分かりません。全く合理的ではないですよね。

そもそも警察の犯罪捜査ではないのですから、実印は印影さえきちんと国税で確保すれば、その物自体は必要ないと思うのですが・・・・・

担当者によると、国税に押収してしまったものを、出す(つまり返還する)のは、とても大変なんだそうです。

意味不明ですよね。

なんだかなあ。

 

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