経営計画(数値)のむなしさ

経営計画(数値)のむなしさ

今日は、休みを返上して、依頼されている経営計画(数値計画)を作成していました。

しかしながら、いつ作成していても、経営計画(数値計画)を作る作業はむなしさを感じます。

一般の方にはなじみがないでしょうけれど、経営コンサルタント、会計申告をする税理士、そして金融機関に借入を申し込むなんていう仕事にいつも絡んできた私としては、過去に何度も通った道です。

経営コンサルタントは、自己の作業を正当化するために、これをすれば、来年以降の数年間でこうなりますというには、数値計画を出さなければなりません。

利益がこうなるとか、結果として借入がこんなに減って、自己資本が増え、現金もこんなになんていうバラ色の絵を見せてあげる必要があります。

税理士も、決算申告をした先に、ここ数年こうだったら、来年以降はこうなりますなんていう数値をさらさらと出してあげたりして、経営者に喜んでもらおうとします。

金融機関は借入の際に、お金を貸すんだから、その結果、返済がきちんと進むかどうか、売上はどうなって、利益はどうなるかを一応知りたがります。

でもこれらの話って、将来の話なんですよね。

いわば絵に描いた餅。

なんかむなしいんです。

売上ひとつとってもどうなるか分からないのに、経費がどうなって、利益がどうなるなんて、およそわかるはずがありません。

特に一番困るのは売上です。

何年もやってきて、季節循環もおおよそ分かるような飲食店でさえも、来月どうなるかなんて、ほとんど当たりません。

そう全ての出発である売上からして、読めないのですから、利益まで読もうなんて・・・・・

一言で言ってむなしいばかりです。

というか観点を変えれば、売上が上がらなければ、その他の部分について、いくら計画を立てても、ほとんど意味がないことが多いんです。

今時、放漫経営で、経費使い放題で、結果利益が上がっていないなんていう企業はありません。

つまり、経費をいくら見直してみた所で、売上が上がらなければ、所詮利益なんて出ないのです。

(中小企業の話ですけどね。)

 

ですから、売上をどうやってあげるかという点について、詳細な計画を立てることは意味がありますが、売上がこの位になったときに、財務(損益計算書・貸借対照表)がどうなるかなんて、どうでもいいと思ってしまいます。

ということで、頼まれたからやりましたけど、むなしい日曜日を過ごしてしまいました。

なんだかなあ。