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公知・引用・盗用・STAP細胞論文

産学連携キーワード辞典

「公知」とは、特許法上、公然と知られた状態を指す。
一般的に、新規性を失った状態のことを「公知」と呼ぶことが多い。
したがって、「公知」の技術は特許権を得ることができない。

goo辞書

世間一般に広く知られていること。周知。「―の事柄」

わかっちゃう!  知的財産用語

公知とは、公然と知られることです。
公然とは秘密を脱した状態をいいますので、秘密を守る義務の無い人に知られれば、例え知られたのが1人であっても「公知」に該当します。
特許法は出願の前に「公知」となっている発明、つまり公然と知られた発明については、「新規性」がないとして原則として出願を拒絶し、特許権を付与しません
(例外規定も有るのですが、ややこしくなるので今回は説明しません)。
特許法は世間に知られていない新しい発明を保護しますが、公知の発明は保護しないのです。
ですから、既に内容を詳しく発表した発明などは「公知」の発明となり、発表後に出願しても、原則として特許を受けることができません。
又、公知になっているかどうかは日本だけでなく、外国での公知についても判断されます。

以上、公知についてちょっと調べてみました。

なんで公知について調べたかというと・・・・・
私は、車通勤ですが、その合間にiphoneで、podcastを聞いています。

Logopodcastその中のお気に入りのひとつに、武田邦彦(中部大学)先生のものがあります。

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武田先生は、頻繁に、STAP細胞の件で小保方さんがマスコミに避難されるのはおかしいという発言をされています。

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(その理由については、機会があればコメントしたいと思いますが)

小保方さんが避難される理由のひとつに「コピペ」の話があります。
曰く、論文に他人の論文からの文章をコピーして、盗用(?)した(?)という点です。

Doyagao

個人的に著作権については、いつもなんだかなあと思っているのですが、
(例えば、JASRACなんて最たるもの)
まあそれはさておいて、論文にコピペするといけないかのようなマスコミの話に対して、武田先生は、自然科学における論文は、論文が発表された段階で、公知なのだから、それが流用されたからといって、何が問題なんだ。
と述べています。

ということで、公知という単語について、少し調べてみました。

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私も、一番最初にマスコミの報道で、論文にコピペ、という話を聞いた瞬間は、(あくまで瞬間ですよ)そりゃまずいんじゃないと思いました。
ですが、論文ですから、引用ということもありますし、なんでマスコミは、コピペということだけを捉えて、悪者扱いにするのか、全然分かりませんでした。
その答えを武田先生が出してくれました。

引用ですから、当該部分を全く同一文章で、一言一句違わずに、「引用」しても、おかしくないはずです。
それが既に発表されている論文であれば、なおさらです。

Url

もちろんその引用をもって、自分の発表であるといった論旨の論文を発表すれば、確かに盗作でしょうけれど、小保方さんの話は、引用の話ではないのでしょうか?

ところが多くのマスコミは、文書をそのまま使ったことで、盗作かのような話をしています。
本当なんだかなあです。

小保方さんが叩かれる点については、他にも武田先生に賛同することがたくさんありますので、また機会があれば書きたいと思います。

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尚、武田先生は小保方さんは何も悪くないといっていますが、そこまでは賛同しかねます。
小保方さんがSTAP細胞が出来ないことを知っていて、それを発表する所まで立ち会っているのですから、それは悪意だと思います。
ただ、誰も小保方さんがSTAP細胞が出来ないことを知っていたということを教えてくれません。
これもなんだかなあです。