APAホテルと南京大虐殺

APAホテルと南京大虐殺

タイトルからしてわかる人には分かる話だとは思いますが、

先日1月17日、APAホテルの客室において、南京大虐殺を否定する内容の書籍が自由に読める状態で置かれていたとのネット投稿が中国で注目を集め、炎上状態になっておりました。一連の問題を受けてもAPAホテル側は公式サイトで謝罪を行うことなく、また本の撤去などはしない、という対応を取り、これはこれで騒ぎになっています。

情報源:APAホテル「南京大虐殺否定本」の中国炎上と、言論の自由

これについては、色々な話が出ておりますが・・・・・

私が結構好きな(好きなと言っても話の内容が、ですが)宋文州氏は、

と、かように申しております。

この件について、南京大虐殺がどうだったかという不毛な議論に突っ込むことは、私個人としては、正直どうでもいいことだという見解です。

そもそも、人を1人でも殺すと殺人だという現代社会で、10人殺したのか、100人殺したのか、1000人殺したのか、1万人殺したのかを議論することに、何の意味があるのかということです。

何人殺せば大虐殺で、何人しか殺していなければ大虐殺ではなかったのでしょうか?

また、その殺した責任者、当事者が生きているならいざ知らず、死んでから議論することに何の意味があるのでしょうか?

もちろんそのこと自体を検証することについては、否定するつもりはありませんが、証拠もなく、何人殺したかについて議論(?)することについては、不毛感を感じざるを得ません。

そういう意味では、このAPAホテルで、南京大虐殺を否定する本を置いてあったということで、中国人の方がネットで炎上することについても、いまいち意味が分かりません。

これがAPAホテルで、ホテルを挙げて、南京大虐殺を否定するイベントをやっていたりすれば、話は別なのですが・・・・・。

このあたり、どうも、一部の炎上系の方の世論操作なのではないかと思ってしまうのですが・・・・・

 

で、宋氏のコメントについて、いくつか反論?を。

前半の「過激な右翼ホテルに客は泊まりたいだろうか」については、意外にそうではないと思うのです。

もちろん内装にまで反映されていたりすれば、そうかもしれませんが、ホテルの部屋の本に南京大虐殺を否定する本が1冊置いてあることくらいでは、客は気にしないと思うのです。

兵庫の日本一おかき処 播磨屋本店さん。

おいしいから通販で買ったりすると、中になんか政治的思想が書いてある文章があったような気がしますが、気にせずに即座に捨てて、おかきを食べております。

別になんとも思いません。(見もしないで捨ててしまいます。)

逆に、ホテルで、引き出しを開けると、聖書が入っていたりする方がぎょっとすることがあります。

でもそれだけです。

そもそも、普通に泊まりに来る客は「過激な右翼思想のホテル」なのかどうかなんて、分かりもしません。

 

後半の「ビジネスとして客に経営者の趣味を押し付けるのは邪道だ」という話。

これも、正直言ってどうでもいいと思うのです。

もちろん、嫌な客は嫌だから泊まらないというだけです。

だから敢えて他人がその経営について批判しなくてもと思うのです。

 

どうも今回のAPAホテル・南京大虐殺については、個人の思想を密かにちょっとだけ宣伝したら、噛みつかれたという感じがしてしまいます。

噛みつかれたから反論しただけで、本来は個人の思想の問題であり、ちょっと宣伝しただけで、これを強要しようとしたわけではないわけで・・・・・

逆に南京大虐殺を思いっきり肯定する本が置いてあったら、どうだったんでしょうか?

というわけで、このAPAホテル・南京大虐殺の件は、私にとっては

なんだかなあ。

な訳でした。