祝田橋交差点の日比谷公園入口
B4 松木英幹氏の写真から 鉛筆+透明水彩 2018.7.11

 風景画教室で松木さんが撮影され、絵にする途中の写真を拝見、次回までに 私が描いてみましょうと引き受けていました。

 教室を午後に控えて、午前中に約束を果たすべく、描きました。
 背景の空を、大きめの刷毛で濡らし、空の色を鮮やかなオレンジから始め、 つぎつぎと色を置き、境界が自然なグラデーションになるようにしました。
 ちり紙で色を取ったり、筆でいじることはしませんでした。水の成り行きに まかせた空です。
 空をドライヤーで乾かし、暗い遠めの木立、近景の木の梢などを描きました。 乾くのを待ち、公園入口の太い門柱とその上のアンティークなライトと、ここ まではスクワラル筆6号の使い初めで、快適な描き味でした。  細部を描くので、コリンスキーの筆に持ちかえて、駐車中の乗用車数台、自 転車で遠ざかる男性、公園の門柱の影に立つ男性と描き、仕上げました。

 水貼りはせずに、代わりにプラスチック・段ボールにマスキングテープで貼 付けただけでしたが、うまくいきました。



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