チェスキー・シュテルンベルク城を対岸から F1 鉛筆&透明水彩 2002.5.8


 レンタカーで郊外のこの古城をたずねました。職場の図書館で大地図帳をコピーした地図は少し古いのか、載っていません。ホテルのサービスカウンターで聞いた道が少し違っていたようで、田舎道に迷い込みましたが、サービスエリアの壁の大きな地図で必要な経路をスケッチして、それをたよりにたどり着きました。途中の田舎道は北海道・美瑛パッチワークの丘の拡大版といった風情で、一同感動して写真を撮りまくりました。

 このお城は13世紀に建てられたボヘミヤに現存する最古のお城の一つ、今も貴族の末裔が住んでいて中を公開しているそうですが、坂をかなり上ることになるので、我々はあきらめて、川をはさんで対岸の「PARKHOTEL」で食事をしながら遠景で楽しむことにしました。この店の値段がまた安かった(ビール付きたらふくランチが一人400円くらい)。物価はプラハの観光スポットをはずれると格段に安くなるようです。
 観光客は我々以外誰もいなく、野鳥の声がほとんど休み無く聞こえ、民家の煙突から煙が出ていたりして、ほんとうに時間がゆっくりと流れていました。


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