ヒメリンゴ 1 実
F3 鉛筆+透明水彩 1995.11.9 バラ科[Malus x cerasifera]

 団地に生えている一本のヒメリンゴの木。毎年春には白い花をたくさん付け、秋から初冬にかけて、 小さく赤いリンゴがたくさん成っていました。
 この絵を描いたのは、1995年のことです。原画は札幌の妹のところに行きました。
 次の年は、夏に激しく剪定されて、実の数がとても少なく、ようやく二つ実が付いた形の良さそうなのをとってきて、色鉛筆で描き、団地の美術展に出品しました。文化の日をはさんで開かれるこの美術展には、団地の植物を描いた絵を出品したいと考えているからです。
 展覧会には写真なども出品されますが、実行委員長をつとめられたSさんは、写真マニア、私の植物画展には毎回足を運んで下さり、このヒメリンゴも気に入って下さったので、さしあげました。夏祭りの不要品バザーのスピーカーをいただき、お礼をしていませんでしたし‥‥。

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