三渓園夜桜



 1999年4月4日。今年も桜は無理かと思っていたのですが、知人が近くまで来たということで誘ってくれたので、ちょっとの時間でしたが、花見に出かけました。


 三渓園は、美術愛好家として知られる実業家(生糸貿易)原三渓(本名 富太郎)によって横浜市中区本牧に作られた広さ 17.5万平米の日本式庭園で、明治39年に公開されたものです。
 第2次世界大戦では大きな被害を受けましたが、昭和28年原家から財団法人三渓園保勝会の手に移されたのを機に、翌年から復旧工事にかかり、昭和33年ほぼ昔の姿を取り戻すことができました。
 四季折々の自然の景観の中に、関西や鎌倉から集められた歴史的建造物が巧みに配置されており、園内には、国指定重要文化財建造物が10棟、市指定有形文化財が2棟あります。
 三渓園のシンボルは聖武天皇が京都燈明寺境内に建てたものを移築した「三重塔」で、大きな池を囲んだ庭は外苑と内苑に分かれています。茶室として貸出可能な庵も複数あり、ゆったりと自然と古典の雰囲気を味わえることと思います。
 JR 根岸線、根岸駅下車、市バス利用です。



 2番目の写真。1本の木に白と赤の花が咲いています。梅では見たことがあるんですが、桜みたいでした。
 3番目はつつじですね。ちょっと色がきれいだったのでとってみましたが、光量不足で調整失敗してます。
 4番目は白川郷から移築した合掌造の家。横笛庵はうまくとれませんでした。
 次の2枚は、ライトアップされた3重の塔。
 左下の写真は、知人の長女が撮ってくれました。左が私(たなか)です。
 最後のは銀杏細工。ちょっと面白かったんですが、1つ250円で、十二支と鶴亀があるとかいわれて、そんなにはそろえられないからとパス。:-)


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