§11:スターシャの生活[曇天亭にて]


GM : そんなわけで、北の船着き場。着いたのは……8時にしておこうか。
ニーナ : 「すっかり遅くなっちゃったカナ? さ、どの辺なの?」
GM : 北の船着き場の道沿いには、安宿や安酒場が結構あるんだけど、その安宿の一部屋に、スターシャは住んでいるらしい。
アル : ふむふむ。宿住まいなんだ。
GM : 理由はわからないけど、宿住まいをしているらしいよ。
ニーナ : 「こんなところに。。。貴族なんでしょ?」 勘違いしていると言う方向で
GM : そんなわけで、安宿の一つ、曇天亭の前。どうやらスターシャさんは、ここの部屋を借りて住んでいるらしい。
ニーナ : 「うーん、一体どういうことなんだろう・・・」と考え込む。
アル : 「教会に近いからじゃない?」
ニーナ : 「でも、普通貴族だったらこんなことろに泊まらないと思うの……あの人もそうだったし」 そうだよね? ちょっとボロいんでしょ?
GM : ぼろい。 あきらかに貴族が泊まるようなホテルではなく、労働者が泊まるような安宿だね。
ニーナ : 「それに……この街に住んでいるのに宿住まいっていうのも引っかかるなぁ」とまた考え込む。
アリス : 「とりあえず、はいってみよっか?」
アル : 「そうだね〜。ここで考えてても意味ないし」
ニーナ : ちょっとスターシャさんの情報が欲しいから、宿の人にちょっと聞いてみよう。ニーナ的には金遣いが荒いとか、生活について詳しく聞きたい。感情の為に。
GM : では、開いたままの扉をくぐり、宿の中へ。曇天亭は1階が酒場になっており、2階より上が宿になっているらしい。1階の酒場はそれなりに混雑しており、男達の笑い声が響いている。
ニーナ : 「こんばんは」と、カウンターの中にいる人に話し掛けよう……って、カウンターはあるのかな?(笑)
GM : 入ってすぐ手前にカウンターがあるよ。カウンターには、白髪で見るからにやつれた男が一人。で、カウンターにいる男は君たちに気づくと拭いていたグラスを置き、話しかけてくる。
GM/男 : 「曇天亭へようこそ。お泊まりでしょうか?それとも、お食事で?」
ニーナ : 「えーっと……みんなお腹空いてる?」
アル : 「う〜ん……少しだけ。」
ニーナ : 「じゃ、軽いお食事を4人分」
GM/男 : 「はい、しばらくお待ちを。席は、空いてるところへご自由にどうぞ」
ニーナ : 食事は誰が持ってきてくれるのかな?
GM : ウェイトレスのおねーちゃん(笑)
アル : おねーちゃんがいたのか(笑)
GM/おねーちゃん : 「おまちどうさまでしたぁ」テーブルの上にがんがんがんと、軽食と水とお酒がならぶ(笑)
アル : 「ありがとう♪」 ぱくぱくと
ニーナ : じゃここで、「実は私達グレイグマンさんを訪ねてきたの。知ってるでしょ?」
GM/おねーちゃん : 「グレイグマンさん? グレイグマン、グレイグマン……ああ、スターシャさんね」
ニーナ : 「ええ、スターシャさんのこと」
GM/おねーちゃん : 「知ってますけどぉ、それがどうかしたんですか?」
ニーナ : 「実はこの人、新聞記者をやっていてね、今度特集でスターシャさんの私生活を記事にする事になったの」(をい)
アル : 「え? あ、はい。アルといいます」
GM : それは無茶だ(^^;; 話術(一般:知+判断)をどーぞ(笑)>ニーナ
ニーナ : 「グレイグマン基金の創始者の慎ましい生活!ってお題目でね♪」 ここで精神判断。
GM : あ、詐術でも可(笑)
ニーナ : いや、ただ反応をみるだけなので、精神判断のほうがいいんですが。
GM : その流れで行くと、おねーちゃんの精神判断が先なんですが(^^;;
ニーナ : まぁ、詐術ならば……感情で負けず嫌いを(笑)
GM : うーん、まあおっけ(笑)<負けず嫌い
アル : ふぁいと〜
ニーナ : では達成値に。詐術<9>+5 2D6 → 6 + 3 = 9  おっけ♪
GM : おぉ、奇跡的成功とは(笑)
アリス : すごーい♪
ニーナ : 奇跡ポインツげっちゅー♪
GM : おめでとー、5感情ポイントと1奇跡ポイントげっと。
アル : うらやましい〜。1度でいいから感情をつかって奇跡ポイントがほしい(笑)
ニーナ : アルには破滅があるじゃないのさ(笑)
GM : 破滅ポイントならたくさん上げますよ(笑)
アル : 破滅なんか嫌いだぁ〜〜〜(笑)
GM/おねーちゃん : と言うことで……「新聞記者さんなんですかぁ? わぁ、すっごーい。わたしぃ、取材とかに興味あったんですよぉ。もう、なんでも聞いて下さいっ!(目をキラキラ)」
ニーナ : これが奇跡なのね(^-^;<興味津々  で、ついでに精神判断。これは「慎ましい生活」がキーワード。ホントに慎ましいのかどうか。
GM : どーぞ。
ニーナ : 精神判断<8> 2D6 → 2 + 1 = 3  ぎゃふ
GM : おねーちゃんは判断抵抗しないので問題無し(笑)
ニーナ : 奇跡的成功でよかった(^-^;
GM : 見た感じ、特に変だとか違和感を感じるとかいった表情は浮かべないよ。どうやら本当に、慎ましい生活をしているらしい。
ニーナ : わーい♪ これでニーナ的にスターシャさんに対する嫌悪感が薄まる。これで成功して無いと、会った時またケンカになっちゃうんだよね、これが(笑)
アル : わぁ〜い、これで怒りが薄くなる〜♪
ニーナ : 「スターシャさんのお仕事については知ってるよね? 勿論」 要するに私生活全般について聞きます。
GM/おねーちゃん : 「うーん、あんまり詳しくは知らないんだけど、聖カナタ教会でお勤めしてるって聞いたことがあるわ」
GM : では、要約モード。 非常に慎ましい生活をしています。3階の1室を借りてるんだけど、ほんの少しの身の回り品だけを持ってやってきて、特に遊び歩くと言うこともなく、早朝でかけて、夜遅く帰ってくるような生活をしているとか。
ニーナ : 訪ねてくる人とかも、一緒に暮らしている人とかもいない、と。
GM : 尋ねてくる人もいなければ、一緒に暮らしている人もいません。
GM/おねーちゃん : 「でも、なんとなくだけど、とても豊かな人、って感じをうけるのよ。なにが豊かって説明するのがむずかしいんだけど……」といって、考え込む。
アル : 「振るまいとか雰囲気がってこと?」
ニーナ : 「ただやさしいんじゃなく、心が・・・大きいってことかな?」
GM/おねーちゃん : 「そう、そうね。表情とか雰囲気が落ち着いていて、満ち足りているんだなって思わせるのよね、たぶん」
ニーナ : 「うん、ありがとう♪ ホントに慎ましい生活をしてるんだね」と同調してみたり
GM/おねーちゃん : 「……まあ、ちょっとばっかり礼儀作法にうるさかったりするけどぉ……私はきらいじゃないな」
アル : 「いい人だよね〜」
ニーナ : さて、お2人さんは何か聞くことは? 奇跡なので何でも聞いちゃってよかとよ。
アル : では〜。「……なんで宿に住んでるかわかる?」
アリス : 「うんうん、それが気になるの〜」
GM/おねーちゃん : 「うーん、あんまり詳しくは知らないんだけどぉ……」
ニーナ : 奇跡だから知っている方向に♪
GM : と言って、おねーちゃんが話してくれたことによると、スターシャさんはなんでも安い貸部屋を探していたんだそうな。でも、アヤメ広場に近いところは、どこも結構いい値段がしてしまう。で、途方に暮れているところに、偶然うちのオーナーが通りかかって、昔のよしみか何かで格安で部屋を貸すことにした、とかなんとか。スターシャさんは、持ってるお金のほとんどをグレイグマン基金に回してしまったので、生活費もかなり厳しいらしく、贅沢は全く出来ないんだそうだ。
ニーナ : 「なんでアヤメ広場に近い場所にこだわったのかな?」
アル : 「教会に近かったからじゃない?」
GM : そう、教会に近かったから。事務局にすこしでも近いところに住んで、仕事に精を出したかったのでしょう、とのこと。
ニーナ : 「あんまり遠いと、お歳よりの足じゃツライか。。。」
GM : あれでももう60歳のおばあさん。しかも、馬車なんかで通うわけにも行かないしね。
アル : おかねかかるし〜。
アリス : 「すごくいい人なんだぁ、、、」と感動☆
GM : いい人だけど、頑固なところが玉に瑕、と。
ニーナ : 良い人とは絶対に言わない。何故ならニーナだから(謎)
GM/おねーちゃん : 「こんなところでいい?」
ニーナ : 「私はもうないけど……みんなは?」
アル : 「えっと……スターシャさんって、いつからここに住んでるんだっけ?」
GM/おねーちゃん : 「今年の春ごろ……2月からだったかな?」
アル : 「そっかぁ。その前にどこに住んでたとかわからない〜?」
ニーナ : 前は旧市街かな?
GM : そう、旧市街。さて、聞くことがなければ、おねーちゃんはしゃべり足りないといった表情を浮かべつつ、仕事に戻りますが……おっけ?(笑)
アリス : おっけー♪
GM/おねーちゃん : 「取材ってこういう風にするのね。感激だわぁ(笑)」 おねーちゃんはうっとりとした表情を浮かべながら仕事へ戻っていった。
ニーナ : 「さて、じゃそろそろ行きましょうか」 部屋番号とか聞いた?
GM : 部屋番号は、305号室。
アル : 夜遅くに帰るってことは、まだスターシャさん戻ってない?
GM : 今の時間は午後9時。スターシャさんは、まだ帰ってこない。すでに帰ってきているなら、部屋にいるかもね。
ニーナ : この時間でも戻ってこないのかぁ……じゃ、入り口はあそこだけかを聞いて、そこだけならここで入り口をチェックしながら待とう
アル : うむ〜。
ニーナ : 戻っているかどうか も聞けばよかった(^-^;
アル : う〜ん。後からいろいろおもいだすねぇ〜(^^;
GM : おねーちゃんと話をしている間には帰ってこなかったということで(笑)
ニーナ : じゃ、既に戻ったかどうかと、入り口はそこだけなのかを訊く。
GM : マスター曰く、スターシャさんはまだおかえりになっていない、入口はそこだけ。いじょ。
ニーナ : では、ここで張ろう。

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