§01:プロローグ[古弦堂にて]
GM : さて、季節は秋、聖歴790年9月の初旬くらいにしましょうか。秋晴れの空……って訳にもいかないけど、暑かった夏も過ぎ、過ごしやすい日々が続いている。
GM : 観測史上もっとも暑いと言われた夏も過ぎ……アイリストールには、秋が訪れていた。今日は休日。学校が休みなアリスは、ラィドゥ(従者)にも休みを上げて、1人でお買い物。で、他のいつものメンバーは、いつものように古弦堂でお茶を飲んでいた。
GM : 古弦堂は、白銀通りにあるアンティークショップです。ただし、普通のアンティークショップと違うところがあって、それがオープンカフェにもなってるというところ。
で、キャラクターは、このオープンカフェの常連という設定になってます。
ニーナ
: 「こんにちは〜☆(←新バージョン) ミルクティお願いね、うーんと甘いヤツ」
GM
: 時間は午後2時頃。
ニーナ
: じゃ、さっき注文したあまーいミルクティを飲んでます〜。
アリス
: 買い物してお茶する〜♪
GM : で、すでに茶飲み友達の2人は、相席して過ぎた夏と訪れた秋について談笑しているってことで(笑)
ニーナ : 「こんにちは、アリス。あれ? 今日はラィドゥ、一緒じゃないんだ?
」(*脚注)
アリス : 「うん。ラィドゥにも休みを出してあげたの」
ニーナ : 「アリスも一緒にどう?」と同席をすすめます。
アリス : 「ありがと★」
GM
: NPC、誰か欲しい? と言っても、チェリル(神官/聖母教会)かラック☆(遊び人)しか出ないけど(笑)
ニーナ : だって今回は会話の練習も兼ねているしぃ(コギャル風味) でもからみやすさは圧倒的にラックなんだよねぇ・・・どうしよう?
アリス : おまかせで(笑)
GM/ラック☆
: 「おや、今日は美人日和だね(笑)」
ニーナ
: 「またぁ〜、その軽いところなんとかならないの?」>ラック ちょっと呆れ気味に、でも不快感ではない。
アリス : 「こんにちわ、ラックさん(^^)」
GM/ラック☆
: 「やあ、アリス。ボクの名前はラック=スタァ。一枚のコインに魂をかける愛と真実のぎゃんぶらぁ、とはボクのことさ♪」
ニーナ : わいわい、がやがや(SE)
GM
: さて、そんなわけで、にこやかに談笑していると、ランドが美味しそうなクッキーを山盛りにしてテーブルに差し出します。 ランドは古弦堂の店主です。
GM/ランド
: 「ほらよ、差し入れだ。遠慮せず食ってくれ(笑)」
アリス
: 「わぁ、おいしそー♪」
ニーナ
: 「あれ? ランドさん、私達これって注文してないんだけど・・・」と上目遣いに。
GM/ランド
: 「まあまあ、焼きたてだぜ?」 得意技は気前の良さと安請け合いという人です(笑)<ランド
ニーナ : 「これの代わりに何か頼もうって言うんじゃないでしょうね?」と悪態をついてますが、遠慮せずにほうばる。
GM/ランド : 「お、さっしがいいねー。話が早くて助かるよ、ニーナ(笑)」
アリス : はぅ(笑)
ニーナ : 「やっぱりねぇ・・・ま、いいわ。私ちょうど暇だったし。で、話って何?」
GM/ランド : 「まあ、いつも物を頼んでる、俺の感謝の気持ちだと思って欲しいな(笑)」 もちろん、クッキーは焼きたてで上手い。何てったって、ミーシャが作ったクッキーだから。
アリス : 「(もぐもぐ)」
GM/ランド
: 「でだ……頼みってのは……」
GM : そう言って、ランドは奥のテーブルの人物を手招きする。君たちのテーブルの方に歩いてきたのは、40くらいのみなりのいい男性だ。
GM/クラン : 「はじめまして、私はクラン=ビーヴァスといいます」
GM
: で、要約します。クランは、もともとアイリストールに住んでいたんだけど、事業を興すために国外に出たんだそうだ。で、カーカバートで事業に成功し、向こうの方で家族もできた。そこで、アイリストールに独りで住んでいた母親をカーカバートへ呼んで、一緒に暮らそうと思っているのだという。そして、母親の承諾もとり、引っ越しの準備のためにアイリストールに戻ってきたのだが……ここに来て、母親が急に引っ越しするのを渋りはじめたというのだ。
ニーナ : 「どうして?」
GM/クラン
: 「私の方は、引っ越しの準備やらなにやらで忙しくて……そこで、みなさんに母親の話し相手になってもらって、渋りはじめた理由を聞き出して貰いたいのです」
ニーナ : 「うん・・・それは構わないけど・・・お婆さん何で急に渋りだしたの?」
GM/クラン : 「それが……私には、さっぱり」そう言って、クランは首を振る。
ニーナ : 「。。。家族は一緒に暮らした方がいいもんね。うん、協力します♪」
アリス : 「私も協力します♪」
GM/ラック☆
: 「もちろんボクだって♪」 女の子にいいところを見せたいというわけではない(笑)
ニーナ : 「あんまり当てにならないけど・・・ラックだっていないよりはマシよねぇ(笑)」
GM/ランド : 「お、やっぱり俺の見込んだ通りだったな。クッキーは遠慮しなくていいぜ(笑)」
ニーナ : 「でも!(と制し)一つ条件が……ミルクティをもう一杯お願いね♪ さっきのと合わせてランドさんのオ・ゴ・リ♪」
GM/ランド : 「ま、おやすいご用だ。好きなだけ……って訳にはいかないが、どんどん頼んでくれ(笑)」
アリス : 「私もー♪」
GM/クラン
: 「私の家は、白銀通りの……すぐ、そこ、ほらあそこ(と言って指さす)にあるんですよ」
ニーナ : 「へぇ・・・随分近いんじゃない。じゃ、早速行ってみるね♪ クッキーご馳走様☆」 ゴキュゴキュとミルクティーを飲み干し、先に店を出る。
アリス : 「ああ、まって〜(;;)」
ニーナ : あ、名前も何も訊いてないや……外で待ってます。
GM
: クランが一緒に行くよ(笑)
GM/クラン : 「母の名前は、レノアと言います。今年で60歳になります。とりあえず、あなた方は荷物を片づけるためにお手伝いとして雇った、と言うことにしてもらってかまわないでしょうか?」
アリス : 「わかりました」
GM/クラン : 「家財道具を片づけながら、それとなく話を聞いて貰えれば……」
ニーナ : 「うん、それでいいよ(やっぱりちょっと偏屈なお婆さんなのかな?)」
GM/クラン : 「ええ、息子の私が言うのもなんなのですが、偏屈というか強情というか……(^^;;」
ニーナ : 心の中を覗かれた〜(笑)
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