---リプレイ---
§03:作戦会議1[古弦堂にて〜12月22日-PM4:00]
アベンダル
: 「ふうっ、冷え込んできたな……」と、コートの襟をたてる。
ミケーレ
: 「さて、これからどうします? 打ちあわせでもしますか?」
アベンダル
: 「店が開いているうちに、必要なものを買ってこないか? 」
ミケーレ : 「ボクも買い物に行きたいです」
アベンダル : 「じゃあ、たいまつやらマッチやらの補充を先にしよう」
GM : 了解しました。近くの商店で、買いあさって下さい。
アベンダル : 自転車で買い出し〜。キコキコ……(笑)
アベンダル、プレド、ミケーレはこの間、買い物中。
オーキスは店長に報告をします。
オーキス : 「店長、隠し部屋なんてありませんでしたよ(こっそり)」
GM/ランド : (こそこそ)「ふむ、おかしいな……結構な物をため込んでいて、借金もそれさえ見つかれば屋敷を手放すこともなかった、って噂だったんだが……どこか、怪しげな所はなかったのか?」
オーキス : 「何となくはあるんですけど、今の私じゃ見つけられませんでした」
GM/ランド : 「ふむ……後ろに空洞があるってことは、隠し部屋か隠し通路があるって事だな……そこ、重点的に調べられないか?」
アベンダル : では、買い物を終えて店に戻ろう。
ミケーレ : さーて、打ちあわせしますか♪
アベンダル : 「お〜し、買ってきたぞ〜。ん? なにを内緒話してるんだ?」と店に入る。
GM/ランド : 「人聞きの悪いことをいうなよ。普通に打ち合わせしてるだけじゃないか(^^;;」
オーキス : 「いや、今後の古美術のあり方について話し合っていたのさ」(笑)
アベンダル : 「じゃあ、もっと堂々とやればいいだろう。変なやつらだな(苦笑)」
GM/ランド : 「商売敵に聞かれるとまずいんでな。少しは人目をはばからないと」(笑)
ミケーレ : 商売敵が店にきてるんですか?
GM/ランド : 「気を抜いちゃ駄目だってことさ。どんな商売でもな」
ミケーレ : 「ふーん、そーいうこと……(疑いのまなざし)」
GM : さて、買って帰ってきて、午後6時。すっかり陽はおち、エルザ運河から霧が立ちこめてきた。うーん、程良い霧死人日和だねぇ(謎)
アベンダル : 買い物のついでに、いったん家に寄って伝言してきたということでいいですか?>GM
GM : その辺は、他の人との打ち合わせ次第です。
ミケーレ
: あ、僕もキサラに客がつかないように、店長に1日分のお金を支払ってきました。
GM
: 1日分のお金……3〜5万エランくらいかなぁ。
ミケーレ
: じゃ、5万でいいです。
GM : はいな。では、アベンダルもついでに行ってきたことにしといて下さい。
アベンダル : 了解〜。リルベルを抱っこして、妻に事情を告げて、幸せ一杯、元気も一杯なのら〜(笑)
というわけで、この後しばらく作戦会議が続きます。
プレド : 「で、具体的にどうやって追い込む?」
アベンダル : 「地下に追い込むと、あの隙間から逃げられる可能性があるからなあ。他はドアを閉めておけばいいとして、西の階段に近づけないようにしないと」
オーキス
: みんなで大声をだしながら、鳴り物をならす(笑)
GM/ランド
: 「おいおい、近所迷惑にはならないようにな(^^;;」
ミケーレ
: 「となると運動能力の乏しい者が階段付近で火を焚いて待ち構えていた方がいいですね。基本的に追い立てる者が2人、待ち構える者が2人で。待ち構える者は両サイドの階段を守れば少しは楽になるのでは?」
アベンダル : 「では、プレドと俺が追い立てるということでいいかな?」
プレド : 「おぅ。それで、どこに現れても、ひとまずは1階に」
ミケーレ : 「では、ボクとオーキスで左右の階段を。ボクは西側の階段ということで……」*E
オーキス : 「はーい、運動能力が乏しいので待ちかまえます」
(笑)
アベンダル :
「西側の階段はミケーレか。こっちは地下室に行かないように頑張ってもらうとしよう」
GM
: では、ミケーレ、オーキスが左右の階段に。追い立て役の初期位置はどこですか?
プレド : 彷徨って、ターゲットを捜していたほうがいいかな?
アベンダル : ちょっと待って下さい。いま考えているところです。
GM : 了解。じっくり話し合って、決めて下さい♪
アベンダル
: 「東側の階段は、上から来た時はやりすごしてもらった方がいいんだよなあ」
プレド : 「西側は地下へ行かせないようにすれば問題ないだろう。むろん、1階へいく道はふさがずに」
ミケーレ : 「ですね、階段は死守します」
アベンダル : 「1人は基本的に、1階ホールあたりで挟み撃ちをする役がいいと思う。2階から降りてきた時、真ん中のホールから上にいかれたら大変だからな」
プレド
: 「そっか、その辺がきついな」
アベンダル
: ちなみに、真ん中の階段は吹き抜け?>GM
GM : 思いっきり吹き抜けです。2階は、ホールの半分くらいしか床がありません。
ミケーレ : うーん、厳しくなってきた。
プレド : 「それじゃ、1階で西側から来たら、どういう風に東へ誘導する?」
アベンダル
: 「基本的には、リネン室だけにこだわる必要はない気がする。西の宿直室へ追い込んでも窓は閉まっているわけだし、隙間から逃げられなければ大丈夫なんだから、最悪の場合は地下の突き当たりの通路さえ塞げば、地下の倉庫でも構わないだろう」
ミケーレ : 「なるほど、隔離できそうなポイントを頭に入れて、臨機応変に対応するのがベストかもしれませんね」
プレド : 「階はともかくとして、東側に追い込むという方法もあるのでは?」
オーキス : 「東側……俺の方ですか?」
GM : あのー、みなさん忘れてるようですが、チェリルもいますので、よろしく〜(^^;;
ミケーレ : 彼女も走り回れるの? 相当お疲れのご様子でしたが……(^-^;
GM : 疲れてますが、8時間も寝れば十分回復できます。
アベンダル : 走り回ってもらわないと、計画が成り立たない(笑)
ミケーレ : しかし彼女の運動能力に一抹の不安が残るのはボクだけだろうか……(笑)
GM : 彼女がどういう人物なのか、君たちは良く知らない。話を聞く分には、霧死人を追いかけまわって、捕まえられなかった、程度しかわかりませんね。
アベンダル : 「メインの追い立て役を一人として、予備の追い立て役を1階と2階のホールに配置する。1人には走り回ってもらって、疲れたら順次交代……」
ミケーレ : 「ホールは上が筒抜けだから、あまり追い込みたくない場所ですね……こうしましょう。チェリルには1階ホールで待機してもらって、東からきたらリネン室、西からきたら宿直室で隔離する、と」
アベンダル : 「2階に出没した場合は、そのまま下へ追い込む。これは特にルートを特定しなくていいと思う。で、1階に出たらホールに待機する人と階段の人で挟み撃ち。2階にいる人間は、それぞれホール側と階段側の背後をバックアップ。こんなものでどうだろう?」
ミケーレ : 「うんうん、それでいいと思います」
プレド : 「最初は西側の階段も見張っていたいが、ホールより東に追い込んでしまえば、その人もホールへ移動」
ミケーレ : 「念には念を入れて、ですね」
アベンダル : 「西側の階段の人は、最後に駆けつけてもらうということでいいだろう。どうせ挟み撃ちで逃げられたら、また同じ繰り返しになるのは確実だし」(笑)
ミケーレ
: 「まぁ、3人の意見が一致したところで、問題ないと思いますよ」
アベンダル
: なにか穴あるかな?
ミケーレ
: 穴があるとしたら……チェリルさんの運動能力ですね(笑)
アベンダル
: いや、強いて穴というなら、各個撃破される可能性を考えていないことかも(笑)
ミケーレ : 各個撃破はあるのかな? だって逃げ回ってるんだよね?
アベンダル : 神官様から逃げ回ったと聞いただけで、一般人からも逃げ回るとは聞いてない(笑)
ミケーレ : あ、そーいえば……(^-^;
GM : では、もう1度、位置の確認をします。ミケーレが1階西階段、オーキスが1階東階段。で、主の追い立て役はどなた?
アベンダル : 年寄りだからプレドに譲るかな(笑) もっとも、時間帯によって交代するけど。
ミケーレ : 「襲ってきたら、逃げても構わない、と」(笑)
プレド : 「松明振り回せば、何とかなるだろ」
アベンダル : 「そこをなんとか踏ん張ってもらおう。期待してるぞ」と肩をばんばんと叩く(笑)>ミケーレ
ミケーレ : 「ええ!? 本気ですか〜?」と頼りなげな表情。
GM : では、主の追い立て役がプレドで、1階? 2階?
アベンダル
: 「基本的には、神官様には1階ホールで待機してもらおう。俺とプレドと交代で追い立て役と2階ホール周辺を見回る役ということで」
GM : 了解。では、打ち合わせ終了で8時。チェリルもぐっすり寝て、そろそろおっけって感じかな(謎)
ミケーレ : とりあえず、穴はあってもこれがベターな作戦のようですね。
アベンダル : でも、どういう風に出没するか聞いていないので、実は探し方を決めかねていたりして(^^;
果たして追い立て役がうろちょろするだけでいいのだろうか?
ミケーレ
: チェリルさんに聞きますか(^-^;
GM : 噂話では「霧の中から赤い霧のような……」と言う話だったけど。
プレド : 霧は建物の中にも出てくるのかな?
ミケーレ : だよね? 窓もドアも閉め切ってるのに。
GM : 窓硝子、たくさん割れてます。ホールも、廊下の突き当たりも。
ミケーレ : ドアはいま、締め切ってますよね?
プレド : というか、赤い霧の発生がはたして建物の中なのか。
ミケーレ : 赤い霧は建物の中らしいよ。
アベンダル : 「まあ、とりあえず屋敷から出て来ることはないなら、最悪でも屋敷の外まで逃げ出せばなんとかなるということだろう」と、気楽なことを言う(笑)
GM : さて、あと他に、考えておくことはありますか?
プレド
: 「ま、あとは出たとこ勝負ってとこだな。扉はどこか、開けておくのか?」
ミケーレ
: 「誘導用に、宿直室とリネン室は開けておいた方がいいと思うけど」
プレド
: 「OK」
GM :
あとはよろしいですか?
ミケーレ
: おおむね。
プレド
: 「んじゃ、いくか。と、まずは教会だったな」
オーキス
: ええです。さて配置につきますか。
GM : 晩飯抜き?
ミケーレ : 「そうだね、じゃ何か頂きますか♪」
アベンダル : 腹ごしらえしたら、教会へゴー。
プレド : きっと、話している間に食べていました(^^;
GM : 霧が出てきてるんで、オープンカフェではなく、店の中の隅で食事して下さい(笑) では、まずは教会。聖堂の中にチェリルさんがいた。
ミケーレ : 「こんばんは、チェリルさん。お体の方はもういいんですか?」
アベンダル : 「こんばんは〜」
GM/チェリル : 「ええ、おかげさまで。ズドンと寝かせてもらいましたから」
ミケーレ : ズドン……可哀相に(以下同文)
GM : 彼女は神官着の上にブレストプレートと聖錫という姿。
ミケーレ : 「あら、重装備……」
GM/チェリル : 「いえ、いつもの格好なんですけど……」*G
プレド : それで逃げられたのか??
GM/チェリル : 「使い慣れてますから、重いってことはないですよ?」
プレド : 「べつに、重いと感じるかどうかという問題でも……」
GM/チェリル : 「とりあえず、ランプの方は用意しておきました。あと、予備のたいまつも何本か」
アベンダル : 「で、作戦を考えてきたんですけどね」 ……かくかくしかじか>チェリル
GM/チェリル : 「なるほど。それでよろしいかと思います」
ミケーレ : 「基本的にチェリルさんはあまり動かないでよろしい作戦なので、昨日のような失敗はないと思いますよ(にっこり)」
GM/チェリル : 「はい、そうだと良いんですが(ため息) それでは、さっそくまいりましょうか?」
ミケーレ : 「はい、いきましょう」
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