植物名 | 不明度 | 生息地 | 説明 |
---|---|---|---|
マイヒレン (舞い火蓮) |
6 | セルセティア南島 | 浜辺でよく見かけるカンナの仲間で、真っ赤な大輪を咲かせます。セルセティアの若い娘たちはこれをドライフラワーにして、帽子や服などにさしています。 |
マキバグサ (巻葉草) |
4 | 東南部 | 麻によく似た植物で、葉はタバコになります。弱い覚醒作用がありますが、常用性はありません。 |
マメブドウ (豆葡萄) |
2 | 中央部 | ブドウの一種なのですが、実にはあまり水分が含まれておらず、ソラマメのように固いことからこのように名付けられました。非常に糖度が高く、加工しなくても保存性に優れていることから、携帯食として食べられることが多いようです。 |
マダラダケ (斑竹) |
5 | セルセティア | 茶色の鮮やかな斑紋のある竹で、繊維が丈夫で柔らかいのが特徴です。セルセティアではこの竹を叩いて伸ばし、その繊維を集めて天日で乾かして紙をつくります。この紙は伝統芸術の1つである幻灯紙に使われており、独特の模様が幻想的な模様を浮き上がらせます。 |
マロニエノシタ (マロニエの下) |
3 | 全域 | マロニエの下にだけ特異的に生息するキノコで、落ち葉を養分にして成長します。親指くらいの大きさで、色は黒くて表面が皺だらけで、形はマッシュルームに似ています。ちょっと見ただけでは土の塊のように見えるのですが、リスやネズミなどは匂いをかぎつけて簡単に見つけだします。非常に香りがよく珍味として好まれているのですが、他の動物が先に見つけて平らげてしまうので、あまり人々の口に入ることはありません。 |
ミカヅキノカゲ (三日月の影) |
3 | メルリィナ周辺 | 濃緑色の三日月型の葉っぱをぶら下げていることから、このように呼ばれるようになりました。2〜3mほどの潅木で、クスノキに近い種類になります。平地や低い山地に生え、葉の形の面白さからよく庭木として植えられています。風に葉が揺れる様は非常に風情があり、葉がこすれあう心地よい音とともに楽しまれています。 |
ミカヅキバナ (三日月花) |
4 | カスティルーン | 三日月にような形の白い実をつけることから、三日月花と呼ばれています。この実はムーンベリーと呼ばれており、その甘い果肉はお菓子に使われ、その形のおもしろさとともに楽しまれています。 |
ミズカゲロウ (水蜉蝣) |
3 | 全域 | 抽水植物の一種で、底泥に埋まっている黒い小さな種が匂い消しとして用いられています。水の上にカゲロウに擬態した蔓先を垂らして、それを襲う昆虫をつかまえます。基本的に擬態した部分に触れると蔓が絡まるようになっており、この性質を利用して種を取ることができます。 |
ミズハッカ (水ハッカ) |
4 | エストルーク | 水原に生える抽水食物で、茎頂部にミズバショウによく似た葉を1枚だけ出しています。夏になると葉の間に、手のひらくらいの大きさの白い花を咲かせます。葉はハッカのような芳香を放ち、刻んでタバコにまぜたりします。 |
ミセス・ミスト | 5 | ロンデニア | ホオズキの仲間で、秋になって白い花が萎んでしまうと、がくが成長して橙色の実を包み込みます。霧婦人という名は、そのがくの部分がレースのように透けていることに由来します。霧が降りる日はがくの隙間に露が溜まり、まるで橙色の宝石を包んだガラスのようにも見えます。 |
ミツバチラン (蜜蜂蘭) |
4 | ソファイア周辺 | 背丈は30cmほどになるランの仲間で、春に小指の爪くらいの大きさの紫色の花をたくさんつけます。この花は蜜蜂を引きつけるらしく、花期には草が見えなくなるほどびっしりと蜜蜂たちがしがみついて、蜜や花粉を集めている姿を見ることができます。 |
ミツフサバナ (三つ房花) |
3 | 中央部 | 膝ぐらいの高さまで成長する一年草で、茎頂部に箒のような穂状の白花を3つつけることから、このように名付けられました。妖精の箒と呼ばれることもあります。根は煎じて塩を混ぜ、うがい薬として使われています。 |
ミツムギワラ (蜜麦藁) |
4 | ルクレイド周辺 | 麦藁色をした小さな雑草で、エノコログサのような形をしています。この草は穂先から甘い蜜を出して昆虫をおびきよせ、種を遠くに運んでもらいます。田舎の子供たちは、よくおやつがわりにこの穂をかんでいます。 |
ミナモノヒトミ (水面の瞳) |
6 | セルセティア | 抽水植物の1つで、アサガオのものによく似た葉を水面に浮かべています。この葉の真ん中に瞳のような模様があることから、古来より水神様の見張りだと言われて大事にされてきました。今でもマイエル教の神事の際には、よく祭壇にこの花が飾られています。この模様は鳥避けの一種と考えられていますが、効果のほどはよく分かっていません。 |
ムカデスギ (百足杉) |
12 | 大森林 | 枝が完全に左右対象に生える珍しい杉で、大森林にしか存在しない植物です。枝の先は必ず東西を向いており、正確な方角を知ることができます。 |
メリーメラント | 3 | フレイディオン | 緑葉革命のシンボルともなった雑草で、茎は食用とすることができます。普通は炒めものにまぜるのですが、革命に参加した民衆はこれを生のまま食べて飢えをしのぎました。風味は春菊に似ています。 |
モモイロタネマキ (桃色種蒔き) |
5 | ロンデニア | 鞠のような形の桃色の花が房状に垂れ下がる艶やかな植物で、木の丈は成人男性と同じぐらいになります。この花はボタンのように根本から丸ごと落ちるので、縁起がよくない木として敬遠されています。この葉からはピンク・トリップという幻覚剤を抽出することができ、近年では麻薬として取り引きされています。 |
先頭へ |