誓約系


説明  誓いを取り交わすことによって、約束事を絶対のものにすることができます。使い手はあまり存在せず、一般にはあまり知られていない系統です。
認識  一般術法
使い手  なし
行使制限  なし
習得方法  一般:聖母教会△
 異端:民間×
スタイル  民間に伝わるものはまじないのような形で残っていますが、宗教組織のものは祈りによって誓いをたてます。
 ○指切り○守りの誓い○血の誓い△真実の誓い△命の誓い△魂の誓い△改心の誓い△運命の糸△友の誓い△連合血判△誓約△永遠の愛△封印の誓い×忠誠の誓い×契印


○指切り

 レベル:1  タイプ:通常
 距離:接触  持続時間:永久  効果範囲:1対象
 術者と指切りをしたものは、約束した内容を忘れずにいることができます。

○守りの誓い

 レベル:2  タイプ:通常
 距離:接触  持続時間:1分  効果範囲:1対象
 対象は術者を守るための全ての行動に、+2の修正を得ることができます。

○血の誓い

 レベル:2  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:1分  効果範囲:術者
 自分を傷つけた相手を倒すための全ての行動に、+2の修正を得ることができます。これは実際に血を流さなくても、痛みを感じさえすれば術を行使することが可能です。

△真実の誓い

 レベル:2  タイプ:通常
 距離:0  持続時間:1時間  効果範囲:半径5m
 効果範囲内の空間では、一切の嘘をつくことができなくなります。抵抗判定は嘘をつこうとする度に行わなければなりません。

△命の誓い

 レベル:3  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:1時間  効果範囲:術者
 1つの行動に対して最大3ポイントまでの範囲で、消費した肉体耐久値の分のプラス修正を得ることができます。なお、このとき消費した耐久値は、術法が解除されるまで回復することはありません。

△魂の誓い

 レベル:3  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:1時間  効果範囲:術者
 1つの行動に対して、最大3ポイントまでの範囲で、消費した精神耐久値の分のプラス修正を得ることができます。なお、このとき消費した耐久値は、術法が解除されるまで回復することはありません。

△改心の誓い

 レベル:3  タイプ:通常
 距離:接触  持続時間:永久  効果範囲:1対象
 対象を改心させ、術者が指定した行動を行うことに罪の意識を覚えます。よほどの理由がない限りは、この禁忌を破ることはありません。

△運命の糸

 レベル:3  タイプ:通常
 距離:接触  持続時間:永久  効果範囲:1対象
 いつか必ず、相手ともう1度出会うことができるようになります。ただし、会おうと思って出会えるわけではなく、偶然に再会する形となります。また、1度でも顔を会わせると、その時点で術の効果は解けてしまいます。

△友の誓い

 レベル:4  タイプ:通常
 距離:接触  持続時間:永久  効果範囲:1対象
 いかなることがあっても、相手と永遠に不仲にならずにいることができます。相手が自分に対して悪意を持たなくなるのと同時に、術者の方でも相手を憎む気持ちがなくなります。

△連合血判

 レベル:4  タイプ:通常
 距離:0  持続時間:永久  効果範囲:半径5m
 ある1つの事柄について、効果範囲内にいる全員で誓いをたてることができます。誓約には強制力があり、この誓いを破るためには対抗判定に勝利しなければなりません。

△誓約

 レベル:4  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:永久  効果範囲:術者
 術者が誓った1つの事柄に関する全ての行動に、+2の修正を得ることができます。ただし、誓いが果たされた段階で術の効果は解けてしまいます。

△永遠の愛

 レベル:5  タイプ:通常
 距離:接触  持続時間:永久  効果範囲:2対象
 愛を誓った相手とは永遠に不仲にならず、離れずにいることができます。たとえいかなる不遇があっても、決して2人は離ればなれになることはありません。

△封印の誓い

 レベル:6  タイプ:通常
 距離:接触  持続時間:永久  効果範囲:1対象
 1つの能力や箇所を永遠に封じることができます。ただし、これには必ず対象の同意が必要となります。また、生命の存続に関わる箇所や機能を封じることはできません。

×忠誠の誓い

 レベル:6  タイプ:通常
 距離:接触  持続時間:永久  効果範囲:1対象
 相手の絶対の忠誠を得ることができます。相手は術者の行動に対して何の疑いも持たず、盲目的に仕えてくれます。ただし、命を失わせることを目的とした行為を強制させることはできません。

×契印

 レベル:7  タイプ:通常
 距離:接触  持続時間:永久  効果範囲:1対象
 相手に1つの命令を実行させることができます。術者の命令に逆らったり、命令が実行が不可能となった時には、対象は死亡することになります。


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