夢魔狩り協会


 


 正式名称は夢魔現象対策協会ですが、一般に夢魔狩り協会と呼ばれています。もともとこの協会は、夢使いだけで構成されていた術法協会の特別支部だったのですが、後に国家予算から助成金を得て活動する独立機関となりました。現在の組織形態となったのは、ルクレイドの人権革命から11年後の聖暦768年のことです。


○構成

 協会は本部と地方支部に分かれています。本部は統括機関として活動するのみとなり、実際に夢魔現象に対する活動を行うのは地方支部です。

・地方支部
 地方支部は事務局と対策局に分かれており、夢使いたちは対策局に所属することになります。対策局は人材育成も兼ねた組織であり、授業のような形態で生徒に基礎を教え、それから各教師のもとで修行をつむことになります。教室は徒弟制度に近い形態をとっており、夢使いたちは教師のことを師匠と呼んでいます。

・活動形態
 教室は数名の事務員とともにさらに地方へと派遣され、そこでの夢魔現象に立ち向かうことになります。通常は仕事は複数人でチームを組んで行います。仕事の内容がそれほど大したものでなければ、少人数で仕事をします。ただし、最低でも2人以上で活動しなければなりません。


○階級

 夢使いというのは夢系術法の使い手の総称であり、これには3つの階級があります。

階級 説明
夢魔狩り  1つの教室を預かる立場となる高位の夢使いです。
夢操り  一人前と認められた夢使いで、これ以上の者が準公務員として扱われます。
夢呼び  見習いの立場で、サポート役として働くことが多くなります。


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