一般魔族/雑魔

魔人変異魔人瘴魔使役悪魔傀儡悪魔悪魔戦士


魔人
◆判定
副技能  専門:異端知識【魔族】/一般:教義知識、信者知識
不明度  4
影響度  1
◆名称・分類(一般:±0)
名称  魔族
一般認識  魔族/脅威/嫌悪
利用法  不可能
外見  基本的な体型は人間とほぼ変わりません。姿は個体によって異なり、角が生えたり爪が伸びたりと様々な姿のものがいます。中には、人間に化けるものもいるようです。
◆能力・技能(専門:+3)
  主能力 抵抗値 判定値 耐久値/現在値
15 15  気力:21/
13 11  自我:19/
15 13  活力:21/
14 15  生命:20/
打撃  素手:0/その他
防御  皮膚:2
移動力  3(+5)
◆特殊能力(専門:+4)
  能力 距離 時間 範囲 威力 抵抗

魔族系-5

精神

その他(さまざま)

◆戦闘(一般:+3)
 それぞれの魔人によって異なる戦い方をします。ただ、魔族系の術法を使用できることは共通しているようです。悪魔同様に、人間をいたぶるような戦い方をすると言われており、敢えてとどめを刺さずに苦しむ姿を見て楽しんだり、わざと逃がしたりすることもあるそうです。

◆生態・反応(一般:+1)
分類  魔族/魔人/見習い悪魔
生息地  主に絶対変異地帯/不定
活動期  不定
出現頻度  きわめてまれ
出現数  単独〜数体
反応  中立〜敵対的
調査法  聖職者
弱点  なし
 変異の影響によって魔族となった人間です。悪行を積み重ねることで力を強くしてゆき、悪魔に変身すると考えられています。世界に混乱を招くことを目的として行動しており、人間社会にさまざまな害悪を撒き散らします。魔族の中ではもっとも人間の前に姿をあらわすことが多い存在です。
◆詳細(専門:+2)
分類  魔族/一般魔族/雑魔/魔人
属性  瘴気
知能  高い
感覚  霊的感覚
状態変化  気絶なし
 魔神の呪い(変異現象)によって、闇に取り込まれてしまった人間の末路です。彼らは悪魔の命令を受けて、世に悪を蔓延させようとしています。そして、悪行を重ねることで魔を裡に取り込んでゆき、最後には悪魔へと堕ちてしまうのだと言われています。その体は瘴気に蝕まれており、悪魔の技を借りることもできるようです。その姿や用いることができる能力は、上に立つ悪魔によって異なるといいます。今までの目撃例を合わせてみても、魔人の形態や能力は全てがバラバラで、とらえどころがないというのが共通する意見です。混沌の体現者としてまことに相応しいといえるでしょう。
 魔人の多くは魔の夜会教団の一員として活動しており、異能力を用いて国家間の陰謀劇に加担しているようです。活動の拠点は絶対変異地帯にあり、聖職者といえども簡単には入り込むことはできません。彼らは近くに捨てられた変異の影響を受けた子供たちを拾い集め、手下として扱っているという噂もあります。また、錬金術師と手を結んで何かを計画しているという話も囁かれているようです。実際、魔人が機械や不可思議な科学の力を利用して、大きな騒ぎを起こしたこともあります。
 なお、悪魔同様、魔人たちの組織にも幾つか系統があり、それぞれ別個の目的で活動しているようです。それぞれの組織によって手段や性格もかなり異なるようです。魔人および魔人と手を結んでいる勢力をまとめて、混沌兵団、あるいは混沌帝国と呼ぶこともあります。

◆バリエーション(専門:+4)
 魔族を裏切り、人間の味方をする魔人がいるという噂があります。しかし、宗教機関ではその存在を否定しています。

◆未知
 魔人と悪魔は別個の存在であり、目的も異にしております。そのため、悪魔の配下となって行動することはありません。しかし、魔人が悪魔の名を語って人間を騙したり、変異現象によって悪魔へと変貌することも、決してないとはいえないようです。
 なお、魔の夜会教団が人間の世界に混乱を引き起こそうとしているのは事実であり、最終的には人間の世界に大きな戦争を起こそうとしているようです。しかし、『アイン』と『ストライル』と名乗る2人の指導者と、数名の側近しか詳しい計画の内容は把握しておらず、その真意はまだ闇の中です。新しい技術や発掘技術にも注目しており、錬金術師と手を結んだり、研究者や被験体を誘拐したりすることもあるようです。各国の為政者や軍を騙して、新たな兵器を開発させたり、発掘品に関する情報を流したりもしています。


変異魔人
◆判定
副技能  専門:異端知識【魔族】/一般:教義知識、信者知識
不明度  6
影響度  さまざま
◆名称・分類(一般:±0)
名称  変異魔人
一般認識  魔族/脅威/嫌悪
利用法  不可能
外見  基本的な体型は人間とほぼ変わりませんが、姿は常に代わり続けているといいます。魔人の中でも異質な存在で、中には化け物のような姿を持つ者もいるようです。
◆能力・技能(専門:+3)
  主能力 抵抗値 判定値 耐久値/現在値
13 14  気力:19/
12 12  自我:18/
15 15  活力:23/
15 14  生命:23/
打撃  素手:0/その他
防御  さまざま
移動力  4(+5)
◆特殊能力(専門:+4)
  能力 距離 時間 範囲 威力 抵抗

取り込み

接触

永久

1対象

難易度3

精神

その他(さまざま)

◆戦闘(一般:+3)
 相手をいたぶり、特に恐怖を与えるような戦い方を好みます。そして、相手が絶望を感じたところで、悪への誘惑を囁いたり、自分の体内へと取り込みます。普通の魔人とは異なり、魔族系の術法を使う例は少ないらしく、さまざまな特殊能力を利用して戦うようです。

◆生態・反応(一般:+1)
分類  魔族/魔人/見習い悪魔
生息地  主に絶対変異地帯/不定
活動期  不定
出現頻度  稀少
出現数  単独〜数体
反応  中立〜敵対的
調査法  聖職者
弱点  なし
 魔神の呪い(変異現象)の影響を非常に強く受けている魔人で、生きている間は常に変化し続けています。その姿は普通の魔人よりもさらに奇怪で、背中に翼を生やしていたり、触手や石の体を持つ者もいるようです。『千の姿を持つ魔性』と呼ばれることもあります。
 これよりさらに変異が進めば悪魔へと変貌すると考えられており、行動も普通の魔人より残虐だといいます。また、人を魔界へと送り込む力もあるといい、非常に手強い相手のようです。
◆詳細(専門:+2)
分類  魔族/一般魔族/雑魔/上位魔人
属性  瘴気
知能  高い
感覚  霊的感覚
状態変化  気絶なし/さまざま
 普通の魔人からさらに変異の段階が進んだ者で、悪魔になる1つ前の段階にある魔性と考えられています。魔人よりも位が上と考えられていますが、多くは単独で行動しており、魔人を引き連れている姿を目撃した例は殆どないようです。
 変異魔人は非常に残虐な所行を好み、その行動も常軌を逸しています。特に恐怖心を与えることに力を注ぎ、追いつめられて狂人にされてしまった人間も少なくはありません。また、聖職者には特に敵意を抱いており、狙った相手に対して執拗に誘惑を繰り返し、魔へと引き込もうとするようです。
 変異魔人は人間を食べ、体内へと取り込む力を持ちます。中へと引きずり込まれた人間は、魔人の感覚器官を通して周囲の状況を把握することができるようです。そして、魔人は取り込んだ人間の周囲の人間を攻撃し、苦しむ心を感じて快楽に浸るのだといいます。

◆未知
 変異魔人は個体ごとに様々な姿や特殊能力を持ちます。これはGMが自由に設定して構いません。これは時間が経過すると変化する可能性があります。短時間で次々と形態や能力、あるいは性格や行動方針さえも変えることもあるようです。しかし、それを制御できない変異魔人も存在し、それが原因で倒されてしまうこともあります。
 変異魔人に共通する特徴は、取り込みという特殊能力です。これは体内に吸収した者の能力を自分の力とすることができるというものです。接触された者は、難易度3の精神抵抗の判定に成功しなければ魔人に吸収されてしまいます。魔人が死ねば解放されますが、魔人の中にいても歳は取りますので、時間が経てば寿命で死ぬことになります。
 なお、変異魔人は魔人とも悪魔とも手を組んでおらず、完全に別個に行動しています。変異魔人同士が手を組むことはありますが、その他の組織や集団とは一緒に行動した例はまだないようです。


瘴魔
◆判定
副技能  専門:異端知識【魔族】/一般:教義知識、信者知識
不明度  5
影響度  1
◆名称・分類(一般:±0)
名称  瘴魔
一般認識  魔族/危険/嫌悪
利用法  不可能
外見  猫くらいの大きさで、小鬼のような姿の怪物です。全身は黒で背中にコウモリのような翼をもち、手足には鋭い鈎爪があります。醜い扁平な顔をしており、額には小さな角を1本持っています。
◆能力・技能(専門:+3)
  主能力 抵抗値 判定値 耐久値/現在値
 気力:11/
 自我:7/
 活力:11/
 生命:10/
打撃  素手:0
防御  なし
移動力  2(+5)/空中7
◆特殊能力(専門:+2)
  能力 距離 時間 範囲 威力 抵抗

飛行

瘴気化

魔族系-1

精神

◆戦闘(一般:+3)
 主人の命令に従って戦闘を行います。主に魔族系の術法を使って戦闘を行うようです。空を飛ぶことができるので、安全な高い場所から攻撃を行うことが多く、相手をするのは非常に厄介です。また、危なくなった時は、瘴気となって消えることができるようです。瘴気となった状態では、いかなる攻撃も受け付けなくなります。

◆生態・反応(一般:+1)
分類  魔族/使役魔獣
生息地  魔界
活動期  不定
出現頻度  きわめてまれ
出現数  単独
反応  敵対的
調査法  聖職者
弱点  なし
 悪魔によって生み出される魔界の下僕です。瘴魔はつくりだした主人には忠実で、いかなる命令でも実行しようとします。魔族の中では比較的よく見かける相手です。これを見つけた場所では、後に悪魔が出没する確率が高いようです。
 全身が黒く小さいので、闇の中で見つけるのはかなり困難です。時々、甲高いコウモリのような鳴き声を発するようですが、声だけで動物と区別することも殆ど不可能です。
◆詳細(専門:+2)
分類  魔族/一般魔族/雑魔/使役魔獣
属性  瘴気
知能  低い
感覚  霊的感覚
状態変化  気絶なし/消滅
 魔族系の『瘴魔』という術法によってつくられる魔族です。主人の命令で行動し、主に偵察や雑用をこなすようです。知能はそれほど高いとはいえないので、単独ではあまり複雑な作業や、高度な判断を必要とされる用事はこなせません。しかし、主人とは感覚がつながっており、主である魔族は瘴魔の感覚を受け取ることができます。また、離れた場所からでも命令を下すことが可能なので、細かく命令を繰り返せば、それなりに手間のかかる作業を行うことも不可能ではありません。


使役悪魔(インピート)
◆判定
副技能  専門:異端知識【魔族】/一般:教義知識、信者知識
不明度  4
影響度  2
◆名称・分類(一般:±0)
名称  使役悪魔(インピート)
一般認識  魔族/危険/嫌悪
利用法  不可能
外見  小柄な体の悪魔です。身長は150cmほどで背中にコウモリの翼があり、爪は非常に長く、筋肉のあまりない細い体をしています。全身は黒褐色のものが多く、目は暗赤色に輝いています。目は端がつり上がっており、全体に鋭角的な印象を受けます。
◆能力・技能(専門:+3)
  主能力 抵抗値 判定値 耐久値/現在値
 気力:12/
 自我:11/
 活力:14/
 生命:8/
打撃  爪:1/その他
防御  なし
移動力  3(+5)/空中8
◆特殊能力(専門:+2)
  能力 距離 時間 範囲 威力 抵抗

飛行

魔族系-2

精神

◆戦闘(一般:+3)
 弱い女子供相手ならばともかく、よほど有利な立場にあるのでもなければ、人間と直接戦闘を行うことはないでしょう。多くは高い場所や暗闇に隠れるなど、有利な場所から術法で攻撃を仕掛けます。ネチネチといたぶるような攻撃方法を好むので、それが隙といえばいえるでしょう。

◆生態・反応(一般:+1)
分類  悪魔/下級悪魔
生息地  魔界
活動期  不定
出現頻度  きわめてまれ
出現数  単独〜数十体
反応  敵対的
調査法  聖職者
弱点  なし
 もっとも下級の悪魔で、高位の悪魔に使役される立場です。いわば魔界の奴隷です。だいたいの場合は1人の悪魔に仕えており、主人の命令を受けて行動しています。悪魔らしく良心というものはなく、命令であれば何のためらいもなく実行します。
 背中の翼で空を飛んで移動することができ、宵闇に紛れて街を徘徊することもあります。普通に話すこともできるのですが、笑う時は虫のようなギチギチという雑音まじりのいやらしい声をたてます。
◆詳細(専門:+2)
分類  魔族/悪魔族/雑魔/使役悪魔
属性  瘴気
知能  人間なみ
感覚  霊的感覚
状態変化  気絶なし
 魔界の小兵であり、悪魔の中では最下層の存在です。姿形は小さな角がついていたり目の形状や数が異なるなど、系統によって多少の違いがあるようですが、基本的なフォルムは大差ありません。1人の主人に仕えていることが多いのですが、軍団の勢力によって主の階級はバラバラであり、魔王が直接これを従えていることもあるようです。
 その性質は下級の者らしく卑屈で、常に主人の顔色をうかがっています。上位の悪魔に評価されれば待遇がよくなるので、仲間を出し抜くことに腐心します。とはいえ、熱心に働くのはよほど主人に心酔しているか、上位の悪魔の目が届いている場合だけです。実際はなまけもので、楽をすることばかり考えています。これらの理由が原因で失敗することも多々あるようです。
 もっとも、これらは地道な作業を嫌うためであり、人間をいたぶるような作業には決して飽きることなく、きわめて熱心にこれを遂行するのです。下級とはいえ、悪魔の名にふさわしい所行といえるでしょう。また、こういったことに関しては、人並みに頭を働かせるようです。


傀儡悪魔
◆判定
副技能  専門:異端知識【魔族】/一般:教義知識、信者知識
不明度  5
影響度  3
◆名称・分類(一般:±0)
名称  傀儡悪魔
一般認識  悪魔/脅威/嫌悪
利用法  不可能
外見  人間というよりは人形のような容姿で、針金のように細い体です。漆黒のつややかな肌をもっています。腕が長いのが非常に特徴的で、細い体を揺らしながら歩く様は、さながら亡者のように見えます。
◆能力・技能(専門:+3)
  主能力 抵抗値 判定値 耐久値/現在値
10  気力:16/
 自我:―/
13 12  活力:19/
12 12  生命:18/
打撃  素手:0/その他
防御  なし
移動力  3(+5)
◆特殊能力(専門:+2)
  能力 距離 時間 範囲 威力 抵抗

精神影響の無効化

命の回復

効果値1

◆戦闘(一般:+3)
 主の命令がなければ、自分の身を守ることしかしません。たとえ主が襲われていても、命令なしで動くことはあり得ないのです。ただし、一旦命令を受ければ、敵を殲滅するまで戦い続けるでしょう。彼らは特別な能力を持つわけではないので、素手や武器を用いて淡々と戦います。他の悪魔のように、相手をいたぶることを楽しもうとはしません。

◆生態・反応(一般:+1)
分類  悪魔/下級悪魔
生息地  魔界/不定
活動期  不定
出現頻度  きわめてまれ
出現数  単独〜多数
反応  敵対的
調査法  聖職者
弱点  なし
 意志のない肉体だけの存在で、主人の命令を黙々とこなすだけの傀儡です。もちろん、地位も下級の悪魔より下の存在なのですが、身体的な能力に関していえば、下位悪魔よりも上の立場となります。彼らはあくまでも高位の悪魔の下僕であり、主の命令しか聞きません。それが正しいかどうかを判断することもなく、ただ命令を実行するためだけに働き続けます。
◆詳細(専門:+2)
分類  魔族/悪魔族/雑魔/傀儡悪魔
属性  瘴気
知能  なし
感覚  通常
状態変化  気絶なし/損壊
 使役されるためだけに作られた存在で、中身は人形のように空っぽだと言われています。作成法については諸説ありますが、魔界の人形師と呼ばれる老悪魔が作製し、人間の魂と交換で高位の悪魔たちに提供しているという話が有力です。
 傀儡悪魔は自らの判断で動くことはできません。高位の悪魔の血を得ることで活動することが可能で、1つの命令をいかなる手段を行使しても実行しようとします。疲れることも知りませんし、傷を負っても自動的に修復されるようです。
 彼らは命令以外のことをしませんが、命令を果たすための柔軟な判断力を与えられており、決して愚直な存在ではありません。会話などを行うことはできませんが、それ以外は人間と同等の行動を取ることが可能です。命令を一度で果たせないと判断した時は、一時的に退くこともします。しかし、彼らは決して諦めようとはせず、疲れない体で繰り返し使命を果たすために活動し続けるのです。


悪魔戦士
◆判定
副技能  専門:異端知識【魔族】/一般:教義知識、信者知識
不明度  4
影響度  4
◆名称・分類(一般:±0)
名称  悪魔戦士
一般認識  悪魔/脅威/嫌悪
利用法  不可能
外見  昆虫のようなキチン質の殻に覆われている悪魔で、身長3mにも及ぶ巨人です。体の形そのものは人間によく似ていますが、髪はなく額の真ん中に1本だけ短い角が生えています。非常に長い爪をもっており、しゃがんだ状態から小刻みに足を動かし、爪で体を支えながら素早く動きます。
◆能力・技能(専門:+3)
  主能力 抵抗値 判定値 耐久値/現在値
 気力:13/
 自我:8/
14 15  活力:22/
17 19  生命:27/
打撃  爪:2/瘴気の吐息:効果値8
防御  甲殻:4
移動力  4(+5)
◆特殊能力(専門:+2)
  能力 距離 時間 範囲 威力 抵抗

瘴気の吐息

一瞬

直線10m

効果値8

肉体

◆戦闘(一般:+3)
 頭を使って戦うということは殆どなく、その戦闘法はあくまでも直線的です。しかし、その巨躯から繰り出される一撃は、人間など簡単に引き裂いてしまうでしょう。また、口からは瘴気の吐息をはくことができます。戦うことはまずないはずですが、そうなった場合は遠距離から攻撃するのが最も無難といえるでしょう。まともに接近戦を挑んでも勝ち目はありません。

◆生態・反応(一般:+1)
分類  悪魔/下級悪魔
生息地  魔界
活動期  不定
出現頻度  きわめてまれ
出現数  単独〜多数
反応  敵対的
調査法  聖職者
弱点  なし
 魔界の奴隷であり、膂力に優れ、様々な作業に使役されます。しかし、本来は戦闘に特化された強力な戦士で、主の命令に従って敵を倒すために働きます。彼らは使役されることと命令に従って戦闘を行うことしか知らず、性質も非常に残忍です。戦うことが至上の喜びであり、倒れ伏した敵の姿を見ることが何より心地よいことなのです。
◆詳細(専門:+2)
分類  魔族/悪魔族/雑魔/悪魔戦士
属性  瘴気
知能  低い
感覚  通常
状態変化  通常
 魔界の軍団を構成する中で最大数を誇るのが悪魔戦士です。軍団の尖兵として果敢に戦い、数多くの天使を葬り去ったと言われています。しかし、それだけの戦闘力を持っていても、魔界の中では下位の存在でしかありません。また、知能も低いため、使役悪魔にさえ馬鹿にされる始末です。
 彼らは単純労働にもかり出されますが、生み出された最大の目的は神の軍団との戦いであり、そのために特化した存在なのです。3mにもなる巨体を持ちながら素早く動くことができ、昆虫のような殻に覆われているため、攻撃はなかなか内部までは届きません。
 通常は魔界にいるため、出会うことはまずあり得ないでしょう。また、主の命令によってしか動きませんので、彼らと出会うことがあったとしたら、人間の世界で大物の悪魔が暗躍しているという証拠になります。

◆バリエーション(専門:+4)
 軽騎兵:軽い武装をし、スピードを活かした戦い方をする兵士です。
 データ:能力・技能にある技と体の行を入れ替えて下さい。
     防御値が3になります。そのかわり、移動力が5になります。
 重騎兵:重武装をし、優れた膂力を活かして戦います。
 データ:能力・技能にある技と体の行を入れ替えて下さい。
     防御値が5となります。そのかわり、移動力が3になります。
 獣騎兵:獣のように4つ足で動き、顔は獅子に似ているといいます。
 データ:打撃値が爪4、牙4となります。移動力は7になります。


魔人変異魔人瘴魔使役悪魔傀儡悪魔悪魔戦士