狩猟関係

概略漁師猟師罠師


 

概略


タイプ 説明
漁師  海や川で魚介類を捕獲して生計を立てています。
猟師  弓や銃などを用いて山野で動物を狩るのが仕事です。
罠師  罠を仕掛けて動物を捕らえるのが罠師の仕事です。動物の生態についても深い知識を持っています。


○解説

 漁や狩猟を行って生計を立てている人々です。現在のエルモア地方では、身分の低い者がつく職業だと考えられています。
 野外で生活する職業ですから、変異体が関わるシナリオや、野外での捜索活動などに向いているでしょう。町中でのシナリオはあまり向いていません。それから、遊牧民族などの放浪者との交わりもあることから、民族問題が絡むシナリオにおいて、間に立って交渉するなどの役目を負うこともできるでしょう。


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漁師


漁師
タイプ:漁師
身分:労働者階級(下層)
最低年齢:なし
財産レベル:自由
収入タイプ:固定/不定
標準収入:0〜8万エラン
推奨分野
 運動技能:運動技術/騎乗操縦
 作業技能:運転技術/野外作業
 記憶技能:職業情報【漁師】/野外知識/博物知識
 感応技能:知覚力
必須専門技能
 野外作業:ロープワーク(知)
 職業情報【漁師】:職業知識(知)
 野外知識:自然知識【各種】(知)/地理【各種】(知)
説明:海や川で魚介類を捕獲して生計を立てています。
所持品:釣り道具一式、投網、銛


○解説

 海や川、あるいは湖において魚介類を捕獲し、それを売って生活しています。船を出して網を仕掛けたり、釣りをしたり、素潜りで貝を取ったりします。変異体に備えるという理由もあって、普通はナタやナイフを腰にぶら下げています。
 魚介類に関しては十分に需要がありますので、それほど生活に困るということはありません。しばらくであれば、自分でとった獲物を食べて生活することもできます。依頼によって船を出し、案内料を稼ぐこともあります。


○条件

 漁師になるために取り立てて必要な条件はありません。大方は子供の時から親の手伝いをして、必要な知識や技術を身につけます。


○コネクション

 自分で売り歩く場合は、料理店や地元の住民と顔見知りになっているでしょう。普通は市場に卸すため、買い取り業者や同業者と顔馴染みです。


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猟師


猟師
タイプ:猟師
身分:労働者階級(下層)
最低年齢:なし
財産レベル:自由
収入タイプ:固定/不定
標準収入:0〜5万エラン
推奨分野
 運動技能:軽業
 作業技能:野外作業/弓矢/銃器操作
 記憶技能:職業情報【猟師】/野外知識/博物知識
 判断技能:観察力
 感応技能:知覚力
必須専門技能
 野外作業:動物解体(知)
 職業情報【猟師】:職業知識(知)/地域知識【各種】(知)
 野外知識:自然知識【各種】(知)
説明:弓や銃などを用いて山野で動物を狩るのが猟師の仕事です。
所持品:弓1つ、矢(20本)


○解説

 牧畜が広く行われるようになった現在では廃れつつある職業です。野山の獣を狩って、食肉や毛皮などを売り物にします。動物の習性には非常に詳しく、また野外生活の知識にも長けています。エルモア地方では野外には変異体が徘徊しているため、多くの場合は集団でチームを組んで狩りを行います。こうしてできたのが獣狩りという職業で、そちらは危険な変異体を狩る専門家です。猟師はあまり危険な獣ではなく、一般的な動物を狩ります。猟師と獣狩りは意図的に狩る獣を分けているのです。
 猟師の生活は楽ではありません。狩猟だけでは生活できないことが多く、剥製や工芸品をつくって売ったり、あるいは野山の地理に詳しいことから獣狩りや探検家の案内などをして、日銭を稼ぐことも多いようです。


○条件

 猟師になるためには、取り立てて必要な条件はありません。大方は子供の時から親の手伝いをして、必要な知識や技術を身につけます。


○コネクション

 必要な物資を調達したり、狩った動物の毛皮などを売りさばく以外には、あまり人と接触する機会はないでしょう。同業者や獣狩りなどと動物に関する情報交換を行ったり、あるいは毛皮業者や肉屋などに知り合いがいる程度になります。


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罠師


猟師
タイプ:罠師
身分:労働者階級(下層)
最低年齢:なし
財産レベル:自由
収入タイプ:固定/不定
標準収入:0〜8万エラン
推奨分野
 運動技能:軽業
 作業技能:野外作業/弓矢/銃器操作/工作作業
 記憶技能:職業情報【猟師】/野外知識/博物知識
 判断技能:観察力
必須専門技能
 野外作業:屋外罠(知/技)/動物解体(知)/ロープワーク(知)
 職業情報【罠師】:職業知識(知)/地域知識【各種】(知)
 野外知識:自然知識【各種】(知)
説明:罠を仕掛けて動物を捕らえるのが罠師の仕事です。動物の生態についても深い知識を持っています。
所持品:トラバサミ、ロープ、撒き菱


○解説

 狩猟を行う者のうち、罠を専門に扱う職業が罠師です。動物の足跡をすみやかに見つけ出し、通り道に巧妙な罠を仕掛けます。食肉や毛皮といった目的以外に、害獣を捕らえるのにもその技術を活かせるため、生活は猟師ほど困窮していないことが多いようです。町中での動物駆除を行うこともあります。また、動物を生け捕りにすることができますので、貴族や動物園、あるいは学術機関の依頼で珍しい動物を捕まえたりすることもあります。
 なお、罠師の中には確実に動物を捕らえるため、植物から採取した毒を利用する者もいます。こういった毒を同業者に売ったり、あるいは害獣駆除用に頼まれて調合することもあります。


○条件

 罠師になるためには、取り立てて必要な条件はありません。大方は子供の時から親の手伝いをして、必要な知識や技術を身につけます。


○コネクション

 普通の猟師よりは街の人間と接触する機会が多い職業です。同業者や毛皮業者などの他にも、地元の人々に知り合いが多くいても不自然ではありません。


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