○北島(大カルドレン島)<1>ベルニスコーダ地方ロンデニア最北に位置しており、他の地方より気温が低く降雪が多いのが特徴です。古くはシェヴァリック王国が支配していた土地で、クルヴィス人が多く住んでいます。周辺域は南西から流れてくる海流のために良い漁場となっており、タラやイワシなどの漁が行われています。この地方では古くからクジラ漁も行われており、港には捕鯨船が停泊しています。 ▼エリュクシーズ市 ▼大荒野 <2>ロファール地方西部では最も強い風が吹く地方で、ストレイン山地の麓では特に冷たい風が吹き下ろします。土質のせいか気温の割には植物の生育が悪く、一部の沿岸域でわずかに麦類の栽培が行われるだけとなります。主要産業はストレイン山地から取れる鉱産資源を活かした鉄工業と、西海での沿岸漁業となります。 ▼リコン市 <3>ドルアレン地方北部は酪農中心の過疎地域でしたが、現在は工業化の成功によって発展を遂げております。中部はストレイン山地の炭田を背景とした鉱工業が行われており、南部の乾燥地帯は主に穀物栽培に利用されています。東のトゥリル半島は起伏の激しい高地が先端部まで続いており、先端部にわずかに耕作地がひらけています。 ▼リンクリフ市 <4>セールハイト地方西部の殆どを湿泥炭地で覆われる地方で、わずかに河川の流域のみが耕作地として利用されています。ストレイン山地の麓からは南になだらかに傾斜しており、林業と高原での放牧が主要産業となっています。海岸地方では北部の森林資源を利用した造船が古くから行われており、現在もその技術は受け継がれています。 ▼ケイディアン市 ○中央島(小カルドレン島)<5>小カルドレン島 3島に囲まれている小さな島で、地理的に孤立した状況にあります。これが功を奏して、戦いには殆ど巻き込まれることがなかったため、住民はわりとのんびりとした性格です。この辺りは潮の流れが速いために魚の身がしまっており、非常に良い漁場となっています。 ▼ロックグリン市 ▼洞窟村 ○東島(ランドレイク島)<6>シェリング地方北端のリオーザ川下流域は農耕に適した土壌を持つため、小麦、大麦、ジャガイモ等の畑作が行われています。また、中央のヴァレンナ山の麓では、果樹や野菜も栽培されています。東部の海岸域はかつてはブルム内海交易で栄えておりましたが、アリアナ海貿易やペルソニア貿易が中心になるにつれて廃れてゆき、現在は漁業が中心となっています。 ▼ハノーヴ市 <7>ケイラック地方レーン海峡に面する地域で、ヴァレンナ山から採掘される鉄鉱石を利用した重工業で発展している地域です。北部のウルベル市は、自動車工業や動力機関の製造で特に知られています。全体に湿地が多いため農業には適しておらず、南部を中心とした沿岸域でわずかに麦類の耕作が行われるのみとなります。 ▼クラッサス市 <8>リーデンウェル地方内陸国家に対する防備の拠点となる地域で、沿岸部には見張り台や要塞が数多く建てられています。内陸地は石灰質の岩石が転がる荒れた台地となっており、農業には全く向かない土地が広がっています。そのため、都市の殆どは交易と金融で栄えてきました。 ▼アスペリオス市 ▼カルロッティ市 ▼麻薬街道 ○南島(アナリシア島)<9>ロニエル地方古くから国家の中心として活動してきた地域で、一帯には旧王朝時代の遺跡も数多く残されています。現在は南のレムリル山から採掘される鉱産物を用いた重工業で発展しており、機械や鉄鋼などの生産が盛んに行われています。また、化学工業にも力を入れており、新しい染料や医薬品の開発も進められています。国家で最も人口が集中している場所でもあり、現在も増加を続けています。 ▼アイリストール市(首都) <10>アルシュリエン地方北西部は干拓を行って改良された土壌で、農業と放牧が行われています。これに対して南部はムーアが広がり農業には全く適しておりませんが、良質の泥炭が取れる土地となっています。レムリル山の麓は鉱工業で発展しており、一部では瑪瑙などの宝石も採掘されています。この付近では古くからモザイク画がつくられており、小指の先ほどのガラスや石をはりつけて作った名画のレプリカなどを名産品としています。教会に捧げられたモザイク画の中には、宝石の切片を使って作り上げた宗教画も存在します。 ▼ブロンバート市 <11>ブレオン地方ポラス海峡に面する地域で、古くからソファイアとの戦闘を繰り返してきました。そのため、岬の岸壁の上には幾つもの要塞がつくられており、現在も軍の防衛拠点として利用されています。内陸部ではレムリル山からの傾斜地を利用して、古くから羊や牛の放牧が行われておりました。そのため毛織物の産地として有名で、綿織物などの軽工業も発展しております。南部の海岸では昔の森林が海に沈んでおり、琥珀がとれる場所があります。 ▼カンカーレ市 ▼フォートワース市 <12>フォンデル地方国家南端部に位置する地方で、南部の都市はアリアナ海貿易やペルソニア交易で栄えてきました。南のラングリア山では古くから石炭やスズ鉱が採掘されており、エルモア最古の登山鉄道が走っています。この鉄道は平均時速は10km以下ですが、周辺の街を活性化させるには十分な働きをしています。 ▼エルヴァンヌ市 先頭へ |