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 1か月は30日で、1週間は7日となります。これは我々の世界と同じように月月火水木金土日と呼ぶのが一般的です。月〜金は勤労日で、日曜日が休日となるのも同様です。また、学校や一部の仕事では土曜日が半休となります。
 ただし、月のはじめと最後の日だけは例外となり、それぞれ新節日、聖節日と呼ばれています。新節日は前の月の穢れを祓う日であり、通常の国家では勤労日となります。聖節日は聖人たちへの感謝を捧げる日となり、休日とされるのが一般的です。なお、12月の聖節日は大聖節、1月の新節日は大新節となり、いずれの国家でも祝日に定められています。


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○スケジュール

 アイリストールでは以下の日取りに大きなイベントが開かれます。

新年祭          : 1月 1日〜3日
 新年オペラ祭       : 1月 2日
 ウィナーズ・カップ(競馬): 1月 3日
春節祭          : 3月 6日〜8日
 アヤメの騎士祭      : 3月 6日
 春詩祭          : 3月 7日
 音楽祭          : 3月 6日〜8日
自動車競技会・パルム杯  : 4月30日
聖母アリア生誕祭     : 6月13日
聖カナタ生誕祭/アヤメ祭 : 7月 1日〜9日
ユナス降臨祭       : 8月 1日
聖雪祭/成長祈願祭    :12月14日


○新年祭:1月1日〜3日

 1月1日から3日まで行われる、新年の訪れを祝う祭です。聖母教会では12月30日の大聖節から1月1日かけて新年礼拝が行なわれるため、信仰に厚い人々は教会の礼拝堂に集まって、静かな祈りの時間を過ごします。
 この期間中は広場や大通りに屋台が出て、街はとても賑やかな雰囲気となります。アイリストール市では、年が明けると同時に花火を打ち上げるので、それを見物しに外に出る人々も大勢います。


▼新年オペラ祭:1月2日
 この日、市内の歌劇場は全て無料で開放され、身分に関係なく自由に観劇することが出来ます。これは正式な祭とは違いますが、王立劇場が市民のためにはじめた慣習を、他の劇場が次々と真似たことからイベントとして認識されるようになり、現在ではオペラ祭と呼ばれるようになりました。


▼ウィナーズ・カップ:1月3日
 1月3日は王立競技場で最大の競馬レースが開催されます。これは前年に大きなタイトルを取った全ての馬が一堂に会して、最強馬の座をかけて争うという、国内最大の大会となります。

・関連王立競技場


○春節祭:3月6日〜8日

 春の訪れを祝う祭として知られており、市外からも大勢の人々が訪れます。もともとはアヤメの騎士祭だけが行なわれていましたが、後に音楽祭と春詩祭の2つのイベントが開催されるようになったので、現在はまとめて春節祭と呼ばれるようになっています。


▼アヤメの騎士祭:3月6日
 アヤメの騎士(ナイト・オブ・アイリス)とは、もともとは聖カナタに付き従った戦士たちのことで、彼らはマーブル街にある聖マーロス教会に祀られています。そのため、彼らの偉業を讃えるこの祭祀は、聖マーロス教会のあるアニナス広場で執り行われます。
 なお、アヤメの騎士というのは、聖カナタと同じ時代を生きた守護戦士たちだけでなく、聖母教会が国教だった時代には国民全体をさしていました。代々のロンデニア王はアヤメの騎士の代表を名乗ることが許されており、ロンデニアの初代国王であるベルゼール1世の墓碑には、『初代ロンデニア王にして、アヤメの騎士の1人』と刻まれています。
 しかし、後の時代に聖母教会は国教ではなくなり、王家(国民の代表)がアヤメの騎士を名乗る風習も失われてしまいました。現在、アヤメの騎士という称号は聖職者のみに与えられるもので、アイリストールで働く神官戦士がこの名を受け継いでいます。この日はアヤメの騎士の任命式が執り行われる日でもあり、神官戦士の証として円十字型の柄を持つ長剣と小剣が与えられます。

・関連アニナス広場聖マーロス教会


▼春詩祭:3月7日
 春風の詩人と呼ばれたレントン氏がこの日に亡くなったことから、彼を偲ぶ追悼式が噴水広場で行なわれるようになり、後に詩の朗読などのイベントが開かれるようになりました。この日から1週間の間、レントン氏通りにあるエミー・ホールに、詩人たちの応募した作品が展示されます。

・関連レントン氏通りレミリー=レントン春風館春陽会


▼音楽祭:3月6日〜8日
 三日月公園で行なわれる音楽コンサートのことで、国内外から一流の音楽家が招待されます。祭の冒頭を飾るのは王立音楽院の合唱団で、選ばれた子供たちが天使の歌声を響かせます。広場の周辺にも、個人で活動している演奏家や音楽屋たちが集まり、自慢の演目を披露します。
 最近では満月広場で、市民たちによるコンテストも独自に開催されています。ここでは庶民向けの一般曲の演奏も許されるため、主に中層市民に人気があるイベントとなります。

・関連三日月公園満月広場王立音楽院


○自動車競技会・パルム杯:4月30日

 大手自動車会社が共同で主催している、国内最大の自動車レースです。市の南西部にある石切街道で行なわれ、パルムの丘との間を往復することから、一般にはパルム杯と呼ばれています。国内外から様々な人々が参加する盛大なイベントであり、企業にとっては自分たちの技術を見せつける、非常に大きなチャンスとなります。その他、大学の研究室や工業学校の生徒たちがチームで登録したり、個人発明家や趣味人などの参加も多く、様々なタイプの自動車が持ち込まれます。

・関連パルムの丘/石切街道


○聖母アリア生誕祭:6月13日

 聖母アリアの生誕を祝う宗教イベントで、全ての教会で祝祭が開かれています。


○聖カナタ生誕祭/アヤメ祭:7月1日〜9日(本祭:7〜9日)

 聖カナタの生誕を祝う祭で、国内最大のイベントとなります。ちょうどこの時期、アヤメ広場では3万本の高アヤメが花を咲かせ、人々の目を楽しませてくれます。
 教会が主催する本祭は7日〜9日の間になりますが、市側では7月1日から前祭を開催しています。祭の期間中は、広場で行なわれるサーカスや大衆劇、あるいは劇場で催される演奏会といった通常の出し物以外にも、市内各所で様々なイベントが行なわれています。たとえば、競馬の特別レース、スポーツ大会、芸術展示会といったものから、建築デザインのコンペティション、運河コンサート、イルミネーション・パレード、花火祭といった多種多様なイベントが開かれ、国内外から大勢の観光客が訪れます。

・関連『風の聖カナタ』教会


○ユナス降臨祭:8月1日

 ユナスの降臨祭が開かれる8月1日は、聖母や使徒の生誕祭とは異なり、いわゆるお祭り騒ぎになるようなイベントは行なわれません。この日は教会で特別礼拝が催され、自らの行為を顧みながら平和への祈りを捧げます。
 教会での儀式はとても静かで厳かなものとなりますが、夜は少しだけ賑やかなパーティが開かれます。これは大事な人たちと1つの食卓を取り囲んで、それぞれの存在に感謝し合うというもので、民間で慣習的に行なわれている催しです。しかし、本来の意味から大きく外れて、夜の町に繰り出してバカ騒ぎをする者たちも少なからず存在します。


○聖雪祭/成長祈願祭:12月14日

 雪の聖アーシアの誕生祭である12月14日は、子供の無事な成長を感謝し、これからの人生がうまくゆくように祈願する聖雪祭でもあります。
 親は子供に聖印をかけた木彫りの人形を贈り、子供同士は聖印を交換し合う風習があります。基本的には10歳時に祝うものですが、現在ではあまり気にせず、何歳の子供でもお祝いをするようになっています。


○その他

 9〜11月の間は、郊外の耕作地を中心とした様々な地域で収穫祭が開かれます。特に10月30日に行なわれる穂波通りのものが有名で、人々は夜を徹して踊り明かします。


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