○種類
▼クラブ
陸軍将校クラブ、智慧会、黎明クラブ、春陽会、歴光会、飛翼クラブ、深迷クラブ、万書会▼秘密クラブ
人獣博覧館、シークレット・ミュージアム、薔薇の夜明け神秘会▼その他
スクラップ・ファミリー
▼陸軍将校クラブ
陸軍将校たちの親睦を深めるための会で、サロンのような役割を果たしています。数多くのメンバーを抱えており、ロニエル方面軍の将軍がその長を務めています。
メンバーが集まるための施設は、陸軍省本部の中庭に設置されており、ここには公演やパーティを行なうための広間や、メンバーがくつろぐための快適な部屋が用意されています。
▼智慧会
クイーン・メアリー記念大学の教授陣を中心に結成された思想家集団です。政治・経済について論じる会合を定期的に開いており、真剣に議論を交わしています。会員たちの政治への提言をまとめた「知政論」は、国内外で評判を集めており、特に貴族制度を敷く国家の思想家たちに、大きな影響を与えているようです。・地域:霧姫通り
・関連:クイーン・メアリー記念大学
▼黎明クラブ
開明派の知識人や企業家たちが集まる紳士クラブで、様々な新しいことに挑戦しています。過去にはコーヒーや自転車を一般に広め、現在は自動車や鉄道の普及を行なおうとしています。・地域:メノウ通り
▼春陽会
春風の詩人「レミリー=レントン」のファンが結成したクラブで、自らも詩を嗜む人々の集まりです。3月7日に開催される、「春詩祭」の実行委員会の中核メンバーでもあり、毎年春には忙しい日々を送っています。
▼歴光会
せせらぎ通りの近くに住む、懐古主義の老紳士たちが集まるクラブです。もともとは、現在の世相に愚痴をこぼしたり、昔のオペラ歌手談義などに花を咲かせつつ、のんびりとお茶の時間を楽しむ平和な紳士クラブでした。しかし、ある老人が自動車レースに興味を持ちはじめたことから、この会の穏やかな雰囲気は一変してしまうのです。クラブハウスの中庭の倉庫は改装されて工房となり、知り合いの技術者や大学教授なども巻き込み、最速の自動車を目指して日々騒々しい改造作業が行なわれています。
静かな環境を好む近隣の住人は、彼らの迷惑な行為に対して文句を言い続けています。しかし、クラブハウスのオーナーが会員の1人であることから、誰も彼らを止めることが出来ません。説得によって夜間の作業だけは禁止にさせたのですが、レースが近づいた頃に約束が破られるのは目に見えています。もしかしたら、その時に大きなトラブルが巻き起こるかもしれません。・地域:せせらぎ通り
・関連:クラブハウス「歴光堂」
▼飛翼クラブ
羽ばたき飛行機や小型飛行機械の開発を行なっている小さな集団です。リーダーは製粉会社を経営していた「グラハム=ベーカー」氏で、隠居後は暇と財産をすべて趣味に投じ、子供の頃に抱いていた空への夢を実現させようとしています。メンバーには個人発明家や工業学校の学生などがおり、かなり本格的に活動を行なっています。しかし、今までにない飛行機械を生み出すという目標設定に無理があるためか、今だ実験が成功に至った試しはなく、現在は8代目の試作機を開発している最中です。・地域:夢見街
・関連:占い広場(ガナード広場)
▼深迷クラブ
ミステリー小説の批評を行なったり、巷で起こった事件の真相などについて推理し合い、楽しむためのクラブです。最近では自ら推理小説を書いたり、近所で起こった小さな事件に首を突っ込んで、解決に導こうとする者などもあらわれています。・地域:メノウ通り
・関連:コーヒーハウス「ブルーウインド」
▼万書会
無人街にある異本博物館という個人図書館を集会場とするクラブで、その館長である「ハビエル=エイガー」氏が主催しています。彼らは夜な夜な屋敷に集まっては、奇書や異端の思想についての研究を行なったり、共同で文学作品の創作を手掛けたりしているようです。なお、このクラブは悪魔崇拝の集団だという話もあり、警察や教会からマークされているという噂が流れています。
▼シークレット・ミュージアム
◇限定情報
盗品などいわくのある美術品を集めている秘密クラブで、亡骸街の地下で定期的に秘密の会が開かれています。ここでは観賞会を行なうだけでなく、美術品の売買も行なわれています。・地域:亡骸街
▼人獣博覧館
◇限定情報
夜店通りにある見せ物小屋「マッコンの館」では、動物芸や国外産の珍しい生物を披露して、客たちを楽しませています。しかし、この店の本当の姿は、地下に密かに設けられた特別展示場にあります。ここでは変異の影響を受けて奇形になった人間を見せ物にしたり、飼い慣らした凶暴な怪物を闘わせて賭事にしたりと、とても表沙汰には出来ないようなことが行われています。なお、地下室は下水道に繋がっており、ここを通じて動物が運び込まれます。
▼薔薇の夜明け神秘会
◇限定情報
放蕩生活を送る趣味人や退廃を好む芸術家、あるいは刺激を求める退屈した資産家といった人々が集まってつくった、上流階級の秘密の社交クラブです。彼らが掲げる目的は、独自の神秘思想に基づく神学研究と異教信仰ですが、実際のところは爛れた遊びを繰り返す遊興会に過ぎません。彼らは週末にメノウ通りにあるクラブハウスに集まり、贅沢な宴を開いて怠惰に過ごしたり、麻薬や乱交といった享楽に溺れています。
▼技師一家 スクラップ・ファミリー
密かに発掘機械を集めているシュトレイカー家のことですが、組み立てている機械が必ず爆発してしまうことから、この名で呼ばれるようになりました。毎回、大規模な爆発が起こって、家が倒壊しかけたこともあるのですが、なぜか家族はみんな無事という頑丈な一族です。どんなことが起こっても、彼らは誰1人として諦めることを知らず、近隣の住民の迷惑もかえりみず、今日も元気に発掘機械の再生に勤しんでいます。・関連:職人地区/工房街
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