○リスト
名前 性別 年齢 職業 地域 アスカリス 男 25 私立探偵 枯葉通り リルカ 女 11 探偵助手(経理) 枯葉通り 女 72 無職 枯葉通り 男 25 警察官 枯葉通り 女 31 主婦 夢見街 男 19 占い師 夢見街 男 21 術法師/夢使い 夢見街 男 37 術法師/呪医 夢見街 女 17 看護婦 夢見街 男 17 無職/チンピラ 穂波通り 男 24 悪魔払い 穂波通り 男 54 市長 マーブル街 女 19 大道芸人 マーブル街 男 46 神官戦士/団長 マーブル街 男 29 刑事 面影街 男 44 趣味人 面影街 男 66 大学教授 霧姫通り 男 37 機械開発者 霧姫通り
○枯葉通り ↑
▼アスカリス
種族:黄人 性別:男 年齢:25 職業:私立探偵
居住:枯葉通り 出身:アイリストール市解説:私立探偵を名乗っていますが、仕事の内容は個人からの依頼よりも、警察の賞金首を捕まえる方が多いです。無口で滅多に笑わず、いつも醒めた目で周りを見回しています。あまり手段を選ばない性格で、犯罪者に対しては非情な態度で対応します。街角に事務所兼住居としている建物があり、そこにリルカという少女と2人で住んでいます。
一言:「悪魔と呼ぶのはやめてくれ」
・関連:アスカリス探偵事務所
▼リルカ
種族:白人 性別:女 年齢:11 職業:探偵助手(経理)
居住:枯葉通り 出身:不明(どぶ板通り)解説:昔はどぶ板通りのストリートチルドレンの1人でしたが、ある事件をきっかけにアスカリスに拾われて、一緒に生活をすることになりました。記憶力がよく、育ちのわりにはいろいろな知識を持っています。探偵事務所の経理をやっていますが、本人としては助手のつもりで、勝手に事件に首を突っ込むこともあります。アスカリスによく似て、無表情でいつも冷めた口調で話します。
限定情報:実は彼女は人間ではなく、自動人形の一種です。しかし、過去のことは一切覚えておらず、肉体も普通に成長するため、本人も含めて誰もそのことを知りません。
・関連:アスカリス探偵事務所
▼ソニア&タニア&イニア
種族:白人 性別:女 年齢:72 職業:無職
居住:枯葉通り 出身:アイリストール市解説:とても珍しい三つ子のおばあさんで、茶目っ気たっぷりの愛すべき人物たちです。この歳になってまだ悪戯好きで、よく観光客を騙して遊んでいます。騒ぎには必ず首を突っ込みたがり、よく事件を引っかき回しています。そのため、付近の警察官や探偵、それに冒険者らの中で、彼女たちの存在を知らない者は殆どいないでしょう。
一言:「ひょっひょっひょっ……」
▼犯罪警察官 ライソン=アルベック
種族:白人 性別:男 年齢:25 職業:警察官
居住:ささやき通り 出身:アイリストール市限定情報:警察官という地位にありながら、ギャングと付き合いがある人物で、賄賂を受け取って犯罪行為を見逃しています。また、国家権力をかさに着て、街のチンピラたちから金を巻き上げたりもします。しかし、彼がこのように金に執着するのには理由があります。彼には大勢の家族がいるのですが、ここ数年は母親が体調を悪くしており、彼が一家を支えなければならないのです。彼のことを嫌な人間だと思う者は少なくありませんが、家に帰れば弟や妹たちに優しい親孝行な息子であり、外での姿が想像できないほど穏やかに暮らしています。
一言:「金がなけりゃ、食えねえだろうが……」
・関連:環外北警察署
○夢見街 ↑
▼狂気の人妻 ケティア=レンフィールド
種族:白人 性別:女 年齢:31 職業:主婦
居住:夢見街 出身:アイリストール市解説:背中に大きな刀傷のある女性で、2年ほど前に強盗に押し入られて、娘を惨殺されたという過去を持っています。彼女は辛うじて一命をとりとめましたが、その時の恐怖の記憶は未だに彼女の心に暗い影を落としており、夜になると殺されたはずの娘を探して、家中を探し回ります。時には家を抜け出すこともあり、裸足でふらふらとさまよう彼女の姿を見かけることもあるかもしれません。
一言:「返してよ、私の子供……」
▼ジェナ=リベルテ
種族:白人 性別:男 年齢:19 職業:占い師
居住:夢見街 出身:フォンデル地方解説:近隣で一番の人気を誇る占い小屋を開いている、女性のように繊細で美しい顔だちの男性です。とても人当たりがよく、誰にでも優しく接してくれるので、大勢の女性たちが小屋の前に列をつくっています。彼の振り子占いはあまり当たるとは言えませんが、若い娘たちの目的は彼に会うことなので、まったく問題にはしてないようです。
限定情報:ジェナは人には言えない大きな秘密を抱えています。それは、彼は本当は男性ではなく、ジェナリンという名の女性だということです。以前の彼女は、田舎で普通に暮らしていた農家の娘でしたが、3年前のある日、目覚めてみると自分の体が男性のものに変わっていることに気付きます。あまりの出来事に、ジェナは誰にも相談することが出来ず、しばらくそのことを隠したままでいましたが、いくら待っても状況に変化はあらわれません。また、ちょうどその頃、望まない縁談話が持ち上がっていたこともあり、どうせ誤魔化しきれるわけがないと考えたジェナは、そのまま家を飛び出してしまいました。
その後、紆余曲折を経て、彼女はアイリストールに住むネムという名の老占い師のもとに身を寄せることになります。そして、この老婆から仕事の基礎を教わり、やがて独立して店を構えるまでになりました。元の体に戻る日までと思って始めた占いの仕事でしたが、少しは困っている人の役に立てているようなので、最近はこの生活を続けてゆくのも悪くはないと思うようになっています。一言:「なるほど、それはお困りでしょう。私が助けになれるかはわかりませんが……」
・関連:ジェナの占い小屋
▼盲目のアントーニュ
種族:白人 性別:男 年齢:21 職業:術法師/夢使い
居住:夢見街 出身:アイリストール市解説:生まれつき目が見えず、それゆえ夢を通じて世界を見てきた青年です。独学で夢系の術法を身につけ、現在はその技術を精神治療に役立てています。常に目を薄く開けており、非常に穏やかな風貌をしていますが、意外と短気な面も見え隠れします。同じ街に住む「ケティア=レンフィールド」の治療を受け持っていますが、彼女の心に残された傷は深く、なかなか良い兆候は見られないようです。
一言:「駄目だよ、彼女は忘れたかったのに……」
▼呪医 ナゼル=ボードレー
種族:白人 性別:男 年齢:37 職業:術法師/呪医
居住:夢見街 出身:カンカーレ市解説:非常に珍しい呪医としての技術を持つ男で、犯罪の多いこの街では人々に頼りにされる存在です。常にのんびりとした口調で話し、彼が慌てる姿を見たものはおりません。しかし、その実は情熱家であり、患者に対しては非常に親身になって対応してくれます。というのは、彼は妻と子を流行り病で亡くしており、その辛い経験から医者を志したからです。
一言:「あの子は小さく丸くなっていたよ……」
▼自称看護婦 キキ=アイアラン
種族:白人 性別:女 年齢:17 職業:看護婦(自称)
居住:夢見街 出身:アイリストール市解説:ナゼルの手伝いをしている少女で、看護婦を自称していますが、看護学校で知識や技術を学んだわけではありません。もともとはスリで生計を立てていたのですが、仕事でミスをして袋叩きに合って倒れていたところを、ナゼルに助けられました。それ以来、半ば強引にナゼルのもとに転がり込み、その手伝いをしています。彼女の治療は非常に荒っぽいのですが、その態度はいつも真剣で、非常に好感が持てます。
一言:「人って、けっこう簡単に死ぬんだね……」
○穂波通り ↑
▼ギナイヒ=ラウン
種族:白人 性別:男 年齢:17 職業:無職/チンピラ
居住:穂波通り 出身:アイリストール市解説:3年前までは有名な穀物商「ラウン商会」の跡取りとして何不自由なく暮らしていましたが、副社長の「ギュネス=マイルバーン」の裏切りによって父親は失脚し、穂波通りの安アパートに引っ越すことになりました。現在は非行に走り、どぶ板通りの少年ギャングたちと付き合って、悪さを繰り返しているようです。父親を裏切った副社長を恨んでおり、いつか仕返ししてやろうと考えています。
一言:「てめえ、何見てやがんだよ?」
・関連:ギュネス=マイルバーン
▼Dr.G=ウィラッツ
種族:白人 性別:男 年齢:24 職業:悪魔払い
居住:穂波通り 出身:アイリストール市解説:凄腕の悪魔払いとして知られている青年で、鋭い目つきが印象的です。悪魔や異端派に関する知識が豊富で、浄化の技にも長けていることから、もとは教会の関係者ではないかという噂もありますが、彼の荒っぽい言動を見ていると、とてもそのような雰囲気はうかがえません。
一言:「夜とともに歩け、狂気の墓守よ!」
○マーブル街 ↑
▼市長 ヴィンセント=コール
種族:白人 性別:男 年齢:54 職業:市長
居住:マーブル街/市長公邸 出身:アイリストール市解説:2期連続でアイリストール市長を勤めている人物です。汚職のはびこるこの都市の長でありながら、彼につきまとう黒い噂は少ないのは、余計なことは決してしないということを、政治家として生き延びるための方針としているからです。その点においては市民の支持をおおむね得ているようで、これといって特別な業績がないにもかかわらず、おそらく次の選挙でも彼が当選するだろうと予想されています。
限定情報:ヴィンセントが現在の地位を安泰としているのは、表に見えている理由だけではありません。彼が得意とするのは根回し工作で、事前交渉と綿密な相談を繰り返すことで、様々な難題をうまく調整して失敗を回避しているのです。そのために徹底して行なうのは接待や賄賂の類いではなく、詳細に渡る調査によって相手の弱味を探ることであり、少しずつ相手を切りくずして自分の優位性を確保するのです。そのため、市長の本当の姿を知る者は、「笑顔の脅迫者」「覗き見市長」「裏口訪問者」などと呼んでいます。
一言:「いやいや、無理を言ってしまって非常に申し訳ない」
・関連:アイリストール市庁舎、市長公邸
▼アルル=ローリア
種族:白人 性別:女 年齢:19 職業:大道芸人
居住:穂波通り 出身:アイリストール市近郊解説:アニナス広場で大道芸を披露している女性です。彼女は一流のパントマイマーであり、独特の表現で観客の笑いを誘うサイレント劇は、新聞に取り上げられるほど評判となっています。最近では幾つかの劇場から舞台への誘いも来ているのですが、今のところ引き受ける気はないようです。その理由は彼女がこの道を志した理由に関係します。彼女は先天的に言葉を話すことが出来ず、術法で治療しても治ることはありませんでした。望みが断たれたアルルは非常に落ち込み、その後はしばらく寝込んでいたのですが、実家の近くの教会に勤めていた神官が、何度も家を訪れて手品やパントマイムを見せるうちに、元気を取り戻すようになったのです。農場を経営する裕福な家庭に育った彼女ですが、自分の将来を考えるようになった時にまっ先に考えたのが、子供たちを喜ばせるような仕事に就くことでした。そして、神官に習って少しずつ覚えたパントマイムで身を立てる決心をするのです。現在の生活は決して裕福とはいえませんが、子供たちの笑顔という報酬を貰っていることが、彼女にとって何よりの幸せなのです。そのため、劇場の舞台に立つことはせず、これからも子供たちと直に接することが出来る大道芸で頑張ってゆこうと考えています。
限定情報:彼女に誘いをかけている劇場のうちの2つは、彼女の両親が知り合いを通じて頼み込んだものです。経済的に不自由なく育った彼女ですから、大道芸人になることは家族に大反対されたのですが、家出同然の形で飛び出して来て、こっそり働いて溜めたお金で1人暮らしをはじめてしまいました。そのため、彼女を心配する家族は、ちょくちょく広場を訪れて影から様子を覗いたり、知り合いを通じて遠回しに援助を行なったりしていたのです。しかし、舞台の話は彼女の評判が高まってからのものであり、頼まれた劇場の方でもその実力は高く評価しています。
一言:「…………」
・関連:アニナス広場
▼白アヤメの騎士 ルビオン=ヴァレリー
種族:白人 性別:男 年齢:46 職業:神官戦士
居住:マーブル街/聖マーロス教会 出身:ブロンバート市解説:聖マーロス教会に所属する、神官戦士団の団長です。勤勉実直な彼は、自らの信仰に従って日々鍛練を積み重ねてきました。若き日の武勇伝は数知れず、命を落としかけたことも数えきれないほどだといいます。ロンデニア随一の剣の達人として、人々の平和のために戦ってきた彼ですが、団長となった今では現場に出ることは殆どなく、机仕事や若い神官戦士たちの指導が主な職務となっています。
彼が取り仕切る稽古は、研鑽を積んできた神官戦士たちにとっても厳しいものですが、そのことで愚痴を言ったり弱音を吐く者はおりません。それはヴァレリーがとても部下思いで、自分たちが戦いで命を落とすことのないよう、あえて厳しくしていることを知っているからです。また、生きた伝説として知られる男の剣技を、間近で見られることを楽しみにしている者も多く、稽古をつけてもらうために他の教会から出向いてくる聖職者もいるようです。一言:「今はただ、我々の出番にならないことを祈るだけですな……」
・関連:アニナス広場
○面影街 ↑
▼クライブ=ハーベイ
種族:白人 性別:男 年齢:29 職業:刑事
居住:幻想通り 出身:アイリストール市解説:環外北警察署の刑事で、非常に優れた洞察力を持っています。しかし、彼の筋道立った推理が、事件を解決に導くことは滅多にありません。それは彼が非常に優柔不断で、結論を出す直前で急に不安に襲われ、さんざん迷った挙げ句に勘と経験をまじえて結論を変更してしまうからです。その度に深く反省するのですが、やはり次の事件では迷いに負けてしまい、事件後に深く落ち込むといった日々を繰り返しています。
一言:「ああ、ボクは刑事に向いていないのだろうか……」
・関連:環外北警察署
▼ファビアン=フェルド
種族:白人 性別:男 年齢:44 職業:趣味人
居住:面影街 出身:アイリストール市解説:趣味人として悠々自適に暮らしている彼ですが、妻と娘を霧死人に殺されたという暗い過去を持ちます。そのため非常に信心深く、ハルトス正教会で祈りを捧げる姿をよく見かけられています。
限定情報:彼は錬金術師の1人でもありますが、変わり者揃いの錬金術界の中でも、ひときわ風変わりな人物として知られています。彼は熱心な聖母教会の信者であり、錬金術の知識や技術も神が与えたものだと信じているのです。また、心理の探求を目的とするのではなく、邪悪な霊や怪物の撲滅を目指して活動しており、それによって世の中の役に立とうと考えています。
彼の屋敷には「バウル=キャリスタ」という名の、心霊秘学を専攻する錬金術師が同居しており、その人物に資金提供を行う代わりに、錬金術の秘術を教えて貰っています。現在は、霊体破壊光線を放出する心霊機械の開発に勤しんでおり、侵食を忘れて研究に没頭しているようです。そのために先史文明の遺跡から掘り出される機械を集めており、その関連で遺跡荒らしや冒険者が彼の屋敷を度々訪れることから、近所の人々には不審な目で見られています。一言:「神よ、その御力をお貸し下さい。秘教の御業を用いて、必ずや平和な世界を……」
○霧姫通り ↑
▼好色教授 エルリック=ケストナー
種族:白人 性別:男 年齢:66 職業:大学教授
居住:未亡人通り 出身:エストルーク解説:王立大学で経済学を教えている、エルモア地方でも有数の頭脳の1人です。30年以上前に、ユノス支配時代のエストルークから移住してきたのですが、その当時から既に経済学の分野では名を知られておりました。その後、経済の専門家として政府や市の企画委員会に幾度となく参加し、国家に多大な貢献をしてきた彼ですが、1つだけ非常に困った悪癖があります。それは、美しい女性に会うと無言で隅々まで眺め回してしまうことで、時には何分もその場で静止したままでいる場合もあり、いつしか好色教授という不名誉なあだ名で呼ばれるようになりました。
限定情報:彼が女性を見てしまうのは趣味で婦人画を描いているためで、単に頭の中で作品のイメージを膨らませているだけです。しかし、彼は絶望的なほど芸術的センスがなく、何十年と絵を描き続けているにもかかわらず、他人に見せられるような作品が出来上がった試しがありません。そのため、彼の趣味について知っているのは、非常に親しい友人か住んでいる下宿の隣人くらいに限られ、今も誤解を受け続けたままでいるのです。
一言:「うーむ、何というか、もう少し首の角度をこう……」
・関連:クイーン・メアリー記念大学
▼リチャード=バートランド
種族:白人 性別:男 年齢:37 職業:機械開発者
居住:書蔵通り 出身:アイリストール市解説:機械開発者であり、幾つかの工業機械の特許を持っている優秀な人物です。もともと彼の家は財産家であり、さらに多額の特許料を得ている彼は、生活のために働く必要はありません。そのため、以前は大学で研究職に就いていたのですが、10年ほど前からは個人研究所を開設して、好きな研究に没頭しています。彼は周囲を全く気にかけない変わり者としても知られており、いつも白衣を身に着けたままふらりと外出し、空を見上げたままブツブツと何かを呟いたり、本を読みながら通りを歩いて誰かにぶつかるといった行動を繰り返しています。また、店先で気に入った本を見つけた時は、その場に座り込んで熱心に読みふけったり、勝手にページにペンで線を引いては店主に説教されています。
一言:「ふむふむ……ほうほう……これがこうなって……ふむっ!?」
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