○リスト
名前 性別 年齢 職業 地域 女 53 聖母教会/主教 神聖地区 男 42 聖母教会/司祭 神聖地区 女 24 ガイド 凱旋門通り 女 41 無職/未亡人 白鞘街 男 34 宝石商 白鞘街 リトマイア2世 男 46 国王 王宮地区 ルピテシアス 女 42 王妃 王宮地区 女 22 メイド 北太陽通り 男 28 製鉄会社/副社長 北太陽通り 男 55 新聞社/社長 メノウ通り 男 37 趣味人/貴族 メノウ通り 男 54 市長 大使館通り 女 11 スリ師 大使館通り 男 64 詐欺師 大使館通り 男 39 音楽家/作曲家 大使館通り 男 71 商社/会長 平和通り 女 32 主婦 平和通り 女 14 学生/中等学校 平和通り 女 35 聖母教会/神官 亡骸街 男 27 市役所職員 亡骸街 男 42 裁判官 監獄通り 男 38 裁判官 監獄通り 男 23 新聞記者 監獄通り
○神聖地区 ↑
▼ラヴィニア=クリステル
種族:白人 性別:女 年齢:53 職業:聖母教会/主教
居住:神聖地区/聖カナタ教会 出身:ユナスフィール教国解説:聖カナタ教会の教会長を務める人物で、ロンデニアの教区教会を束ねています。いつも慈愛のあふれる微笑みをたたえた、とても子供好きの女性です。貧民の溢れるアイリストール市の現状を憂えており、さまざまな福祉活動を提言・実行しています。
一言:「そうですか……それではこうしたらいかがでしょう」
・関連:『風の聖カナタ』教会
▼フィレンツ=ファイク
種族:白人 性別:男 年齢:42 職業:聖母教会/司祭
居住:神聖地区/聖カナタ教会 出身:フォートワース市解説:聖カナタ教会に勤める司祭の1人で、悪魔や異端派が絡む問題の処理を担当しています。冷静で人を見る目があり、長所を伸ばすような指導ができる人物です。下位の神官たちには慕われており、何かと相談を持ちかけられることが多いようです。また、優れた浄化系の術法師でもあり、過去に何体かの悪魔を滅ぼしているようです。
一言:「適材適所……これが秘訣です」
・関連:『風の聖カナタ』教会
○凱旋門通り ↑
▼監獄案内人 ジェシー=ジェイドリン(ミスJJ)
種族:白人 性別:女 年齢:24 職業:ガイド
居住:紫陽花通り 出身:アイリストール市解説:時計塔広場で行なわれている監獄巡りツアーの案内人で、ピシっとした制服に身を包んだ女性看守姿が人気です。彼女は当時の看守になりきっており、ノリまくって鞭を振るう狂的なその姿が、一部の人々に特に人気を博しているとか。しかし、衣装を脱ぐとまるっきり別人になってしまうので、何かに取り憑かれているのではないかと心配する人もいます。
一言:「お前たちに与えられた自由は、私の命令をきくことだけだ!(びしっ)」
・関連:監獄跡
○白鞘街 ↑
▼顔なき貴婦人 エレニシア=ミネスカット
種族:白人 性別:女 年齢:41 職業:無職/未亡人
居住:白鞘街 出身:アイリストール市解説:決して人前に姿を出さない未亡人で、喪に服したままずっと黒服を身に付け、ベールや手袋で素肌を覆い隠しています。彼女の夫は何者かに惨殺されたのですが、その亡骸のあまりの惨たらしさに、怪物か悪魔の仕業ではないかと噂されています。
限定情報:実は、彼女も夫を殺した悪魔に殺されており、その悪魔がエレニシアになりすましているのです。市でときどき起こる神官の殺人事件は、ほとんどこの悪魔が関係しています。
一言:「呪われるがいい、広き世界の救い手よ」
▼アンドリューシャ=ワイナート
種族:白人 性別:男 年齢:34 職業:宝石商
居住:孔雀通り 出身:カンカーレ市解説:男性にとっては、人を小馬鹿にしたような口調が鼻につく、キザで気に食わない気取り屋ですが、女性にとってはよく気のつく粋な紳士、という人物です。孔雀通りで宝石店「ルベウス」を営んでいるのですが、つい最近「紅玉紳士」という怪盗に盗みに入られ、店内のルビーを全て奪われてしまったことで知られています。
限定情報:彼はもともと詐欺師だった男で、国内を転々としながら結婚詐欺などを繰り返していました。彼が宝石商を営むきっかけになったのは、幼なじみと再会したことです。その友人は宝石窃盗団の一味であり、盗んだ宝石を捌くルートを探していたところでした。アンドリューシャもちょうど、エルヴァンヌ市でミスをして指名手配されるという失態を犯したところで、しばらくは大人しく暮らそうと考えておりました。そのため、彼は友人に話を持ちかけ、窃盗団が盗んだ宝石を加工して売りさばく、宝石販売員として働くことになるのです。
ここで詐欺で身につけた巧みな話術が大いに役立ち、面白いように宝石は売れてゆき、彼は商売人としての道に生き甲斐を感じるようになります。大して元手がかかっていないことから、またたく間に資金はたまり、現在では孔雀通りに店を構えるほどの宝石商になっていますが、つい最近はアクシデントが続いているようです。今も彼は窃盗団と裏で通じており、盗品の販売を続けていますが、つい先日の窃盗騒ぎで大損を出し、仲間たちから突き上げをくらっているところです。また、その損失を埋めようと、貴族や資産家の子女を自慢の弁舌でたらし込み、現在5名の女性と同時に交際しているところですが、2名に浮気がばれて刃傷沙汰が起こっています。一言:「とてもよくお似合いですよ、奥様」
○王宮地区 ↑
▼国王リトマイア2世
種族:白人 性別:男 年齢:46 職業:国王
居住:王宮地区/王宮 出身:アイリストール市解説:能力的には特に問題はないのですが、女性関係に非常にだらしなく、現在も愛人との間でいくつかのトラブルを起こしています。しかし、こういったスキャンダルはあまりにもありふれていて、国民もまたかといった感じで苦笑して見守っています。
一言:「あなたは特別なのです、愛しい人よ」
・関連:王宮/アモージュ宮殿
▼王妃ルピテアシス
種族:白人 性別:女 年齢:42 職業:王妃
居住:王宮地区/王宮 出身:アイリストール市解説:国内のヴィルメンボア家から嫁いだ王妃で、お姫様育ちのわがままな女性です。熱烈な恋愛を経て結婚に至ったのですが、それも1年とは保たず、国王はすぐに他の女性に手を出して、2人の仲は急速に冷めてしまいました。彼女はそういった不満を美しいものを集めることで解消しており、宝石やドレスはもちろん、美少年をまわりにはべらせては、彼らに奉仕させることを楽しんでいるようです。
一言:「美しいものは大好きよ……特に、美しい少年はね……」
・関連:王宮/アモージュ宮殿
○北太陽通り ↑
▼サナリー=ティムナント
種族:白人 性別:女 年齢:22 職業:メイド
居住:北太陽通り 出身:アイリストール市解説:製鉄会社を経営しているエルコッツ氏の屋敷で働くメイドです。
限定情報:表向きは忠実なメイドを演じていますが、跡継ぎのレイランドの弱みを握っており、それをネタにゆすっています。元は貧民街の出で、金だけが幸せを得る手段であり、稼ぐためには何をしても良いと考えているようです。ゆくゆくはレイランドと結婚して、家を乗っ取るつもりでおり、今はそのための策を練っているところです。
一言:「幸せが欲しいのよ……それがいけないことなの?」
・関連:レイランド=エルコッツ
▼レイランド=エルコッツ
種族:白人 性別:男 年齢:28 職業:製鉄会社/副社長
居住:北太陽通り 出身:アイリストール市解説:ウェッジ工業地帯にあるエルコッツ製鉄会社の跡継ぎであり、将来を約束された地位にいる人物です。
限定情報:幼い頃から優等生として育てられ、失敗らしい失敗をしたことがありませんでした。そんな彼が初めて経験した挫折というのが失恋で、その時にはずみで相手の女性を死なせてしまいました。彼はその事実を隠蔽しようとして、死体をミンキッシュ川に捨てたのですが、運悪くメイドのサナリーにその現場を見られてしまい、今では彼女のいいなりとなっています。しかし、誰にも相談することもできず、また自首する勇気もないため、苦悩を抱えたまま日々を過ごしています。
一言:「僕が悪いんじゃないんだ……そうだ、僕は何も悪くない!」
・関連:サナリー=ティムナント
○メノウ通り ↑
▼新聞王 クレスト=フェラード
種族:白人 性別:男 年齢:55 職業:新聞社社長
居住:メノウ通り 出身:ロックグリン市解説:新聞王として名高い叩き上げの経営者であり、非常に斬新な発想の持ち主です。彼はもともと製紙工場主の息子でしたが、父から会社を引き継いだ直後に新聞社を買収し、その経営に乗り出すことになります。買収された新聞社というのは、ロックグリン市の地域紙を発行しているごく小さな新聞社で、彼の親友が経営していたものですが、その友人が亡くなって経営が行き詰まり、彼の妻と子を助けるために新聞社を買い取ることになったのです。
彼は効率の良い新型輪転機の開発を進めるとともに、自らの製紙会社で製造した安い紙を使って販売価格を抑え、わずか数年で小カルドレン島のトップシェアを獲得します。次にフェラードはアイリストールに自らの新聞社を構え、神大学で教鞭を取っていた若き経済学者「バリー=タウンゼント」を引き抜き、信頼性の高い情報を提供する経済紙を創刊します。
こうして誕生したロンデニア・フィナンシャルの評判は瞬く間に広まり、数年で経済界には欠かせない存在にまで成長を遂げます。そして、フェラード社に集まった多額の投資金をもとに、1部100エランという低廉な価格で全国紙の販売を始め、一躍トップの座に躍り出ることになるのです。
彼は能力を重んじるタイプで、年齢に関係なく才能と野心を持つ者を、どんどんと社に取り入れて行きました。また、記事の正確性にはとことんこだわり、自社で大量の馬車を買い入れて専用の情報伝達網を整備したり、記者以外にも政治や経済の専門家を顧問に抱えることで、人々の確固たる信頼を得るに至るのです。
こうして、彼の経営するフェラード情報通信社は、国内最大の新聞社へと成長を遂げ、この社が発行している3紙の新聞は、この国のシェアの5割以上を占めています。他社がこの状況を覆すのは非常に困難なことであり、この先もっと引き離されると予想する人が多いようです。一言:「これからは情報の時代だよ」
・関連:フェラード情報通信社、フェラード通信局本部
▼レネト=ベルクレール男爵
種族:白人 性別:男 年齢:37 職業:趣味人/貴族
居住:メノウ通り 出身:アイリストール市解説:変異現象の研究家として有名で、社交界随一の変わり者です。車椅子に乗って生活しており、あまり遠出をしたことがありません。しかし、好奇心に溢れた人物のようで、よく冒険者や旅の芸術家を家に呼び寄せては、様々な話に耳を傾けているようです。
限定情報:幼い頃に変異の影響で足が奇形化したため、教会の目を欺くために切断したという経験があります。
一言:「変異ですか? ……その薄ら寒いほどの不気味さの裡には、神々しささえはらんでいるような、そんな気がするのです」
○大使館通り ↑
▼市長 ヴィンセント=コール
種族:白人 性別:男 年齢:54 職業:市長
居住:マーブル街/市長公邸 出身:アイリストール市解説:2期連続でアイリストール市長を勤めている人物です。汚職のはびこるこの都市の長でありながら、彼につきまとう黒い噂は少ないのは、余計なことは決してしないということを、政治家として生き延びるための方針としているからです。その点においては市民の支持をおおむね得ているようで、これといって特別な業績がないにもかかわらず、おそらく次の選挙でも彼が当選するだろうと予想されています。
限定情報:ヴィンセントが現在の地位を安泰としているのは、表に見えている理由だけではありません。彼が得意とするのは根回し工作で、事前交渉と綿密な相談を繰り返すことで、様々な難題をうまく調整して失敗を回避しているのです。そのために徹底して行なうのは接待や賄賂の類いではなく、詳細に渡る調査によって相手の弱味を探ることであり、少しずつ相手を切りくずして自分の優位性を確保するのです。そのため、市長の本当の姿を知る者は、「笑顔の脅迫者」「覗き見市長」「裏口訪問者」などと呼んでいます。
一言:「いやいや、無理を言ってしまって非常に申し訳ない」
・関連:アイリストール市庁舎、市長公邸
▼偽迷子 アンリエッタ=モードレー
種族:白人 性別:女 年齢:11 職業:スリ師
居住:大使館通り 出身:アイリストール市限定情報:無垢な子供を装って人々を騙し、隙を見て金品を奪うスリ師です。天使のように可愛らしい外見をしており、装いもきちんと整えられているため、相手は簡単に騙されてしまいます。ピーター=ノアという老人と組んでおり、彼と観光客が会話している隙に懐や鞄から金目の物をいただいたり、釣り銭詐欺で店から小銭を騙し取ったりしています。
もともと都市浮浪児として犯罪を繰り返して来た彼女ですが、公園のベンチで居眠りをしているノアの懐から財布を盗もうとしたところ、ヘマをして捕まってしまいます。しかし、警察に突き出されると思った彼女にかけられた言葉は、「次からは私と組んで稼いでみないか?」という実に意外なものでした。それから、彼女はノアの家で一緒に暮らしながら、コンビで犯罪を繰り返しています。十分な資産を持っているノアが、なぜ犯罪をに手を出すのか全く理解できませんが、とりあえず今が幸せであればそれでよいと考える彼女は、何も尋ねないまま不自然な生活を送っています。ただ、最近ノアが自分に家庭教師をつけて、人並みの教育を受けさせようとしてことだけは有り難迷惑だと思っており、勉強の時間も次はどうやって人を騙そうか考え続けています。一言:「あのね、おじいちゃんとはぐれちゃったの……」
・関連:ピーター=ノア
▼偽紳士 ピーター=ノア
種族:白人 性別:男 年齢:64 職業:詐欺師
居住:大使館通り 出身:カンカーレ市限定情報:シルクハットを被り、ステッキをついて颯爽と通りを歩く白髪の老紳士ですが、実際はアンリエッタと組んで人々から金品を掠め取る犯罪者です。以前、彼は会社を経営していたのですが、詐欺師に騙されて全財産を失ってしまいました。それから彼は他人を信じることをやめ、各地を転々としながら投資詐欺を繰り返して生きて来たのです。
その後、酒場で偶然聞き付けた情報をもとに、実際に投資を行なって一財産を築き上げた後は、詐欺師をやめて安穏とした生活を送っていました。しかし、彼は犯罪のスリルに取りつかれており、やがて静かな生活を送ることに限界を感じはじめます。そんな時に出会ったのが、自分の懐から財布を盗もうとしたアンリエッタという都市浮浪児です。この出合いを運命と感じた彼は、それから2人でコンビを組んでスリや詐欺を行うようになり、楽しい毎日を過しています。
しかし、彼はだいぶ年齢を重ねているため、最近はアンリエッタの将来について深く考えるようになりました。既に財産は彼女に遺すことに決めており、そのための法的な書類もきちんと整えているのですが、彼女が自分のような詐欺師に騙されないか、とても不安を覚えるのです。そのため、最近では詐欺の手口だけでなく、きちんとした家庭教師をつけて教育を受けさせ、彼女が将来困らないよう一通りのことは済ませておこうと考えています。一言:「孫娘がお世話になったようですな。かたじけない(シルクハットを取って一礼)」
・関連:アンリエッタ=モードレー
▼逃亡音楽家 ワイリー=ローズナウ
種族:白人 性別:男 年齢:39 職業:音楽家/作曲家
居住:大使館通り 出身:カルネア連邦共和国解説:内戦で混乱状態にある祖国から逃げ出して来た音楽家です。カルネアでも有数の指揮者として知られていた彼は、ロンデニアから厚遇をもって迎えられ、現在は家族ともども不自由のない生活を送っています。しかし、故国を憂える心は失っておらず、友人たちの安否についても深く心配している彼は、1度帰国しようかと考えるようになっています。しかし、その考えは現実的ではなく、せめて知人に関する情報だけでも得られないか、色々と手を尽くしている最中です。
一言:「戻るも地獄、戻らぬも地獄……いっそ体が2つあったら……」
○平和通り ↑
▼夢見る老人 チャペク=クリーヴランド
種族:白人 性別:男 年齢:71 職業:商社/会長
居住:平和通り 出身:ケイディアン市解説:海運貿易商社の会長であり、非常にバイタリティに富んだ老人です。酒好き旅好き派手好き博打好き冒険好き話好きという人物で、よく旅人や冒険者を集めてパーティを開いては、旅の話を聞いて楽しんでいます。自身も妻と娘を連れて頻繁に海外旅行に出かけているようです。現在の奥さんのルクレチアとも旅先で出会い、再婚しました。その際にも何やら一騒動あったようなのですが、この件の経緯についてだけは詳しく語ろうとはしないようです(その他のことについては、訊かれなくとも話しまくるのですが)。
一言:「まだまだ若いモンにゃ負けんわい」
・関連:ルクレチア=クリーヴランド、ラケチャ=クリーヴランド
▼若妻 ルクレチア=クリーヴランド
種族:白人 性別:女 年齢:32 職業:主婦
居住:平和通り 出身:ユノス解説:もとは冒険者だったらしいのですが、事件に巻き込まれた際にチャペクと知り合い、40近くも歳の離れた彼と結婚することとなりました。結婚当初は財産目当てだと騒がれたものですが、2人のあまりに幸せそうな様子から、今では誰もそのことを口にする者はおりません。普段は穏やかな笑顔を絶やさない落ち着いた女性なのですが、いったん怒りだすと手が付けられないらしく、娘のラケチャも彼女には逆らうことができないようです。
一言:「これ、ラケチャ。いいかげんにしないと、母さん怒りますよ」
▼お祭り娘 ラケチャ=クリーヴランド
種族:白人 性別:女 年齢:14 職業:学生/中等学校
居住:平和通り 出身:アイリストール市解説:家庭教師泣かせの活発な娘で、父親に輪をかけたお祭り好きです。チャペクとは父と娘というよりも友達同士のような関係で、よく休みには一緒に出かけて遊んでいるようです。決してわがままというわけではありませんが、自分の考えを絶対に曲げようとはしない頑固な性格です。感情の起伏が非常に激しく、特に自分が正しいと思ったことを否定された時には、火がついたように怒りだします。
一言:「父さん、次のパーティはいつ?」
・関連:チャペク=クリーヴランド、ルクレチア=クリーヴランド
○亡骸街 ↑
▼レイチェル=クリア
種族:白人 性別:女 年齢:35 職業:聖母教会/神官
居住:亡骸街/ミレー浄化教会 出身:アイリストール市解説:囚人たちに献身的なシスターで、よく拘置所を訪れては神の教えを説いています。家族に手紙を書いたり、出所後も就職の世話をするなど、とても親身になって対応してくれます。実は彼女自身も過去に犯罪を犯したことがあり、そのことを誰よりも悔いており、1人でも多くの罪人を改心させることが、その償いになると信じています。
一言:「迷いなさい……リュクレルの剣(迷いを断ち切る剣)は、いつもあなたの手元にあります」
・関連:ミレー浄化教会
▼正義執行官 アルバート=フリード
種族:白人 性別:男 年齢:27 職業:市役所職員
居住:亡骸街 出身:アイリストール市限定情報:表向きは謹厳実直な市役所の職員ですが、影では独断で正義の刃を振るう「断罪騎士団」に所属する犯罪者です。彼らは私的に社会に害する悪人を調べ上げ、暴力的な手段を用いて粛正を行います。アルバートも既に3人の重犯罪者を殺害していますが、誰も彼のことを疑う者はおらず、彼の凶行はこれからも続くことでしょう。
一言:「不正は正されなければならない……不正は正されなければ……」
○監獄通り ↑
▼純白裁判官 ロジャー=ブランブレッド
種族:白人 性別:男 年齢:42 職業:裁判官
居住:亡骸街 出身:アイリストール近郊/ヴォーデン解説:生真面目なことで知られる、王立裁判所の裁判官です。事実を見極めた上で正しい法律の適用を行なうことを旨としていますが、被告のその時の状況・心情をよく汲み取って、恩情的な判決を下すことも珍しくありません。彼は清廉潔白なことでも知られており、賄賂などを受け取ることもなく、権力に屈して自分の判断を変えることもありません。そのため、純白裁判官と呼ばれ人々の支持を得ていますが、彼を厄介に思う人物も多いことは確かです。
一言:「人々のためになることが正しきことなのです」
▼漆黒裁判官 グラン=ディアック
種族:白人 性別:男 年齢:38 職業:裁判官
居住:マーブル街 出身:ケイディアン市解説:政治家や資産家が絡む汚職事件の裁判などをよく担当し、上流社会の人々に非常に甘い判決を下すことから、賄賂を受け取っているとよく噂される人物です。しかし、そのことをジャーナリストが調査しようとしても、ことごとく妨害されるという噂があります。
一言:「私が白と言えば白、黒と言えば黒なのです」
▼フレデリック=タント
種族:白人 性別:男 年齢:23 職業:新聞記者
居住:慟哭通り 出身:シェルニー解説:「週間ブラック・ガイド」を発行している、フェイデル出版社に勤める新聞記者です。推理小説が大好きで、不謹慎ながら大きな事件が発生すると胸が高鳴り、はやる心を押さえることが出来ません。また、事件を複雑な方向にもってゆこうとする癖があり、小説のような荒唐無稽な推理を披露することもあります。編集長は彼のそういった悪癖を知っているため、基本的に編集作業を主な業務とし、取材には必ず先輩記者を同行させるよう心掛けています。
一言:「この事件はクサイね。きっと裏に何かあるよ……」
・関連:フェイデル出版社、週刊ブラック・ガイド
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