基本情報
○解説
南太陽通りと国会広場を連絡する大通りで、間口の狭い一軒家や小店舗が並ぶ、たくさんの路地と繋がっています。このような名前で呼ばれるようになったのは、昔この付近に金属細工の職人が多く住んでいたことと、白壁の建物が多いからということのようです。
周辺地域に商店街が多く買い物に便利で、家賃もあまり高くないので独身の若者に人気があり、裏手には独居者用のまかない付きアパートが多くあります。別名をハイドストリートといって、隠れた名店が多いことでも知られており、静かにのんびりと散策をするのにもよい場所です。
| ▼分類 ・種別： 住宅地（中上層〜中層） 商業地 ・交通： 表通り-やや多い 裏通り-やや少ない ・治安： 普通 ・警察： 環外南警察署 |
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○地域
▼表通り
商店街に近いわりには非常に閑静な地域で、のんびりランチを楽しみたい人などは、この辺りにある店を好んで訪れるようです。国会広場の近くにはオープンカフェなどもあり、のんびり談笑する人々の姿も多くみかけます。
▼裏通り
裏通りは建物が密集しているために全体に薄暗く、繁華街に近い場所にもかかわらず寂れた印象を受けます。通路が入り組んでいるため、地理に詳しくない人は迷うこともあります。また、この辺りはガス燈もほとんど設置されておらず、あまり月明かりも差し込まないので、夜は気をつけて歩いた方がよいでしょう。
▼老舗街
白銀通り全体のことを差す場合もありますが、細かく言えばアンティークショップや紅茶の専門店など、静かな雰囲気の店鋪が多く集まっている一角をさします。古い建物が多い地域で、少し通路が入り組んでいるため、慣れない人間は迷うこともあります。
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施設・名所
○種類
▼一般
サウンド・ミュージアム、鑑定屋「青眼鏡」、セルジュベル・ワインセラー、運送会社「リトル・エクスプレス」
○サウンド・ミュージアム
普段は喫茶店として営業を行なっておりますが、貸しホールとしても利用することが出来ます。店の一方の壁際にはステージが置かれており、クラブの会合や講演といった用途だけでなく、管弦楽の演奏などに用いられることも多いようです。
店の壁には絵が飾られていますが、この殆どは無名の若者たちの作品です。店長が知り合いから頼まれて、幾つかの作品を置いていたのですが、いつの間にか若い画家たちの画廊のようになってしまい、定期的に新しい作品が飾られるようになりました。気に入った作品があれば、店長に頼んで購入することが出来ます。
○鑑定屋「青眼鏡」
美術品の鑑定屋で、店鋪は裏道の非常にわかりにくい場所にあります。店長の「アルベルト＝ビアッジ」は目利きとして知られており、画廊から鑑定を頼まれることもあります。
もともと古道具屋を営んでいたのですが、アルベルトはとにかく気が小さく交渉事を苦手とするため、現在は鑑定だけで生計を立てています。普段は気難しい顔をして黙っており、非常にとっつきにくい印象を与えますが、これは上がり性を隠すための精一杯のポーズであり、実際のところ内心ではいつもビクビクしているのです。
○セルジュベル・ワインセラー
ブドウの蔓をデザイン化した看板のある、こじんまりとしたワイン店です。しかし、地下には立派なワイン蔵があり、豊富な品揃えを誇ります。店長である「ポール＝ダグラン」の従兄弟に貿易商人がいるということで、国外産のワインも多く取り揃えてあり、市内の有名レストランからの注文も多いようです。
特筆すべきは店長の鋭い味覚で、以前は有名ホテルのシェフをしておりました。ただ、足を痛めたことで立ち仕事を続けることが出来なくなり、その優れた舌を生かせる今の職業を始めたのです。ここは仲介販売を行なう店ですが、カウンターでワインを飲むことも出来ます。奥には小さな厨房があって、食材を持ち込めば店長が調理し、それに最も合ったワインと一緒に料理を出してくれます。
○運送会社「リトル・エクスプレス」
ちょっとした荷物や手紙を届ける運送会社で、基本的に市内を配送地域にしています。この会社は混雑する道を素早く通り抜けるため、小回りの利く自転車を利用することを思い付き、「馬車より速い特急配達！」の宣伝文句で多くの顧客を獲得しました。順調に業績を伸ばしている彼らですが、少し配達員が道を急ぎ過ぎる傾向があり、最近は市民から苦情の声が寄せられるようになっています。
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人物・集団
▼コリン＝リエラミュエル
種族：白人 性別：女 年齢：３２ 職業：舞台女優
居住：白銀通り 出身：ケイディアン市
解説：コリンズ・スマイルといわれる百億エランの笑顔が武器の舞台女優で、国内で最も有名な女優です。しかし、その名声にもかかわらず実に庶民的で、ごく普通のアパートで１人暮らしをしています。最近は年齢が気になっているようで、少しひがみっぽくなっています。
一言：「ど〜せあたしはおばちゃんだい！」
・関連：リオ＝フィッツシモンズ
▼天然疫病神 フェオリア＝ゼノン
種族：白人 性別：女 年齢：２４ 職業：刑事
居住：白銀通り 出身：アイリストール市
解説：ドジで知られる中央警察署の女刑事で、よく現場を混乱に巻き込み、周囲を危険にさらしています。慌てふためくと何をするかわからないタイプで、「麻薬の取り引き現場に突入しようとして先頭ですっ転び、後ろにいた警察官３０人連続転倒事件」や、「暴発した拳銃の弾がシャンデリアにみごとに命中して、フォリー劇場の客席を半壊させました事件」、あるいは「風でスカートがめくれて慌てて押さえたら、救助しようとしていた子供をエルザ運河に落としちゃった事件」など、数々の伝説を残しています。もし警察局長の孫でなかったら、とっくの昔に懲戒免職になっていたことでしょう。
一言：「春風の……バカ」
・関連：中央警察署、レモレイド＝サドラン（上司）、エレル＝ベルムニー（親友）
▼ウィメット＝オリヴェイラ
種族：白人 性別：男 年齢：２９ 職業：諜報員／国家情報部
居住：白銀通り 出身：アイリストール市
解説：国家情報部インビジブル・セブンのメンバーの１人です。１９０ｃｍを越える大柄な体格で、一見すると鈍そうにも見えるのですが、非常に俊敏で有能な男です。額にはかつての事件の際に受けた大きな傷が残っており、それが彼に近づきがたい印象を与えていますが、実際はとても優しい好青年です。植物好きという一面も持っており、部屋にはたくさんの観葉植物が置かれています。
一言：「この仕事、本当は向いてないのかもしれないね……」
・関連：ロンデニア国家情報部、国家情報部／本部、サミッシュ＝エル（上司）