市外
ゼクセス(海軍街)


 


○解説

 アイリストールから南に3kmほど行った辺りにある小さな町で、もともとは単なる湿地帯でした。しかし、エルザ運河をつくった際に、この一帯が整備されて調整湖が設けられ、周辺にも人々が住み着くようになります。
 小さな農村は湖を中心に少しずつ発展し、やがて小さな市が立つ町となりました。ここが海軍街と呼ばれるようになったのは、調整湖に海軍のドックが設けられた聖歴760年代のことです。ここには市内を警備する小型哨戒艇のほか、武装装甲船である中型艦艇や中型砲艦も配備され、かつての牧歌的な景観から一転して、ものものしい雰囲気の町へと変わってしまいました。しかし、それはあくまでも外観の問題であり、内陸にあるアイリストールではこれらの艦艇が出動する機会はなく、海軍兵士たちは規律が行き届いていることもあって、彼らの訓練時に少し賑やかになることを除けば、治安のよい過ごしやすい町といえます。


▼分類
・種別

 公共施設
 住宅地(中層〜中下層)
 商業地
・交通
 普通〜やや少ない
・治安
 良い
・警察
 ゼクセス地域警察署
   


○海軍

 アイリストールは内陸に存在しますが、市には海軍も駐屯し、部隊も保有しています。というのは、河川・湖沼・運河といった水域は海軍の管轄となり、警備および救難任務を担当しているからです。また、実際に敵国がここまで侵入することはありませんが、日頃から哨戒訓練を行なっておりますし、新型船艇の開発工房や実験部隊なども存在しています。


○施設・名所

▼ゼクセス調整湖
 エルザ運河をつくった際の調整湖の1つで、現在は海軍ドックが置かれています。湖の南西側には、宿舎、整備工場、開発工房などの海軍の施設が並んでおり、周辺は立ち入り禁止区域に指定されています。


▼軍艦橋
 ミンキッシュ川に架かる吊り橋で、町と海軍ドックを繋いでいます。


▼新浄水場
 アイリストールの人口増加はとどまるところを知らず、生活水の需要も飛躍的に伸びています。そのため、将来の都市拡大に備えて、現在この町の南端に新たな浄水場を建設しているところです。


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