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精神治療

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ラインの回復封印ダメージフローラの浄化異能力の影響

▼ ラインの回復 ▲

▼心理学的治療

 ブルーラインの減少は、心理学的な治療によって回復することが出来ます。ただし、何か異常な行動を取ったのを目撃するか、心理学の技能による診断を受けた場合にしか、精神に悪影響を受けていることに気づくことはありません。
 
・療養
 落ち着いた環境でカウンセリングを受けながら治療を行えば、少しずつ悪影響を取り除くことが出来ます。これは通院でも構いませんが、最低でも週に1度の診断を受けなければなりません。

・判定
 心理学のチェックに成功すれば、1ヶ月に患者のブルーラインを1ポイント回復することができます。致命的失敗を出した場合は、逆にラインが1ポイント下降することになりますが、通常のノイズチェックのようにエンパシーやハーモニーに陥ることはありません。

・サイコフローラ
 サイコフローラの状態に陥っている者は、これを解除してからでなければ、治療によってラインを回復させることはできません。


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▼ 封印ダメージ ▲

▼ペインシードの治療

 ペインシードとして保持されているダメージは、通常のラインの下降とは異なる手段を用いて治療しなければなりません。
 
・期間
 1ヶ月につき1度の治療を試みることが出来ます。これは通院でも構いませんが、最低でも週に1度の診断を受けなければなりません。

・封印の解除
 心理学のチェックに成功した場合は、封印が一時的に解除された状態となります。この時に限って、封印が解けてもラインが下降することはありません。しかし、心理学のチェックで致命的失敗を出した場合は、知力を基準とした解除チェックを即座に試みなければなりません。

・治療
 封印が一時的に解除されている状態であれば、通常の精神治療と同じように封印ダメージを癒すことが可能となります。心理学のチェックに再び成功すれば、封印ダメージを1D3ポイント回復することができます。しかし、致命的失敗を出した場合は、逆に1ポイントのダメージが封印ダメージとして蓄積されます。

・精神の安定化
 封印の解除に成功していれば、1D3時間だけ患者の精神は安定したままとなります。この間は、周囲から何らかの刺激を受けても、封印が解除されることはありません。ただし、ノイズチェックを行った場合は、知力を基準とした解除判定を試みなければなりません。解除判定に成功した場合は、封印が完全に解けてしまうことになります。
 また、ダイスを振って決めた時間が過ぎた後は、強い精神的な刺激を受けた時にも解除判定を行う必要があります。これを防ぐためには、心理学の技能による再封印に成功しなければなりません。

・再封印
 治療後に心理学のチェックに成功すれば、封印を再び完全な状態に戻すことが出来ます。ただし、維持手段への依存は継続されており、これを止めれば封印はいずれ解除されることになります。
 再封印に失敗していて場合でも、チェックを行った側がすぐに成否を判断することは出来ません。その後の治療時などに心理学のチェックに成功して、初めて精神状態を把握することが可能となります。

・維持手段の交換
 心理学と薬学の知識がある者は、依存している対象を正式な治療薬に置き換え、それで封印を維持することが可能となります。ただし、置き換える前に心理学のチェックに成功して、依存対象から患者を解き放つ必要があります。説得できなかった場合は、薬物を与え続けるだけでは維持することは出来なくなります。


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▼ フローラの浄化 ▲

▼サイコフローラの治療

 サイコフローラとなってしまった探索者は、入院などをして癒さなければなりません。ただし、その兆候を巧みに隠している場合は、周囲がそれに気づくことはないでしょう。
 
・サイコフローラの解除
 サイコフローラの患者は、治療にフローラレベル×2か月の入院が必要となります。通院だけの場合は、その倍の期間をかけなければなりません。
 心理学のチェックは1か月毎に行う必要があり、失敗した場合はさらに1月の治療期間を要します。致命的失敗であれば、それまでの治療の積み重ねは無駄となり、最初からやり直しとなってしまいます。

・ゼロフローラ
 ゼロフローラの場合は、治療には1年以上の期間が必要とされます。治療方法や期間の延長などについては、他のサイコフローラと同じように処理して下さい。

・抑制
 チェックに成功しているかどうかは、治療を行った側ではわかりません。チェックに成功した月は、特に周囲から刺激を受けなければ平静を保って生活することが出来ますが、周囲から強い刺激を受ければ精神状態が不安定になってしまいます。その場合は、クリアチェックに成功して衝動や悪意を抑え込む必要があります。
 なお、ゼロフローラの場合はクリアチェックを試みることは出来ません。彼らは何にも抑えられることなく自分の価値判断で行動します。

・致命的失敗
 心理学の判定で致命的失敗を出した場合は、患者は即座に錯乱状態に陥ったり、犯罪を起こしてしまう可能性があります。この場合に限って、クリアチェックによって自分を押さえ込むことは出来ませんが、心理学的な治療によって元の状態に落ち着かせることは可能です。治療には1D6分の時間が必要となり、その間は患者の注意を常に引きつけていなければなりません。

・ブルーラインの回復
 治療期間を終えてサイコフローラの状態を解除できれば、心理学的治療によってブルーラインを回復することが可能となります。


▼マリスシードの除去

 マリスシードの除去を試みるには、その兆候が行動にあらわれる必要があります。周囲もしくは自身がそれに気づいて、心理学的治療を受けることを選択すれば、マリスシードの除去を試みることが出来ます。
 
・期間
 治療にはフローラレベル×1ヶ月の時間が必要です。これは通院だけで構いませんが、最低でも週に1度の診断を受けなければなりません。

・発芽
 マリスシードの除去を行うには、一度発芽させてから治療を行わなければなりません。心理学のチェックに2回続けて成功すれば、通常の手順を踏まなくても発芽させることが可能となります。1回目の判定はマリスシードを発芽させるために、そして2回目の判定は悪意の存在を患者に正しく認識させ、自己の精神をコントロールさせるために行うものです。そのため、2回目の判定に失敗していた場合は、サイコフローラを開かせることになります。

・コーティングフローラ
 心理学の判定に2度成功して花を開かせたフローラは、コーティングフローラと呼ばれる特殊な状態に置かれることになります。

・治療
 治療のための心理学のチェックは、サイコフローラを治療する場合と同じように行います。
 コーティングフローラの状態にあれば、外部からの影響をほぼ完全に抑えて治療を行うことが可能とです。この場合は、周囲から刺激を受けても精神状態が不安定になることはありません。

・解除
 心理学の判定で致命的失敗を出したり、治療を終える前にノイズチェックを行うような出来事があった場合、クリアチェックを行わなければなりません。これに成功しなければコーティングフローラの状態は解除され、サイコフローラの状態へと移行することになります。


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▼ 異能力の影響 ▲

▼異能力による影響

 異能力によって精神に何らかの影響を受けた場合は、心理学的な治療を行わなければ元には戻りません。
 
・期間
 治療には影響を受けた異能力のレベル×1ヶ月の入院が必要となります。通院だけの場合は倍の期間を必要とします。

・治療
 判定は1ヶ月毎に行う必要があり、失敗した場合はさらに1ヶ月の治療期間を要します。また、致命的失敗であればそれまでの治療の積み重ねは無駄となり、最初からやり直しとなってしまいます。


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ラインの回復封印ダメージフローラの浄化異能力の影響

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