とりあえず私が持っているイース関係の文庫本のリストです。 この他にもイース関係ではコミック、攻略本などがいっぱい出ていると思いますが、 私自身は持っていませんのでリストに出来ません(^^;)
コメント部分は私(サイバラ)が書いたものです。 一応、実際に本を読むまで楽しんでもらえるように、 ネタバレにならないように注意して書いています。 しかし、この文を読むことによって本を読む楽しみがなくなってしまうような事が ありましたらごめんなさい。
本の表紙画像部分(25dpi相当)をクリックすると、 拡大画像(100dpi)になります。両方ともJPEG圧縮です。
イースの本を集め、最後にダルク=ファクトを倒す点は同じですが、 エンディングも含めてゲームでの進行とは全然別ものの内容です。 詩人のレアが男(しかもヒゲを生やした中年のおっさん(^^;))だったり、 女神のレアは詩人レアとは別に存在してて 天空のイースに住んでいることになっていたり、 ロダの木が巨大な木の中に住む老人(でももはや人間ではない?) になっていたりします。 あとイースIIのルーを思わせるアドルの味方になってくれる魔物(?)も登場しています。
タイトル絵とは裏腹に、イースIIIの小説化です。 さらに前作同様に、ゲームでの進行ともかなり違った内容です。 特に、この小説での主人公はイースの国で活躍したアドルでは無く、 アドルの子供のアドル・クリスティーンという事になっています。 この本では、本来のアドルは結婚して子供を作った直後にまた放浪の旅に出て、 そのまま行方不明になっています。 ちなみに誰と結婚したのかについてまでは書かれていません(^^;)
PC-Engine版イースI&IIを元にしたものらしく、 若干違う部分はありますが、 基本的にゲームでの進行にほぼ沿ったものとなっています。 モンスターの名前や特徴がくどいくらいに細かく書かれています。 いい物語になっていると思うのですが、 惜しいのは、神殿のボスとの戦いの場面で、 まだ銀の鎧を手に入れていない筈なのに あたかも銀の鎧を着ているかのような記述がある所でしょうか。 単なる書き間違いだと思いますが、気になります。
この本、なぜか入手が非常に困難です。 大規模な本屋さんに行っても、棚には他の本はあるのに、 この本だけ無いという状態をよく見ます。
イースIと同じく、PC-Engine版を基本として、 ほとんどゲームでの進行と同じ内容です。 一番目立つ違いは魔法の杖を手に入れる方法が違う事でしょうか。 あと細かいですが、魔法の鏡とか、タルフの黒真珠の扱いとかが微妙に違います。
イースIVの文庫本が出た後でこの本が書かれたので、冒険の内容もイースIV の後という内容になっています。 (実際のゲームの設定もそうなんでしたっけ?) あとはゲームのイースIIIとほぼ同じ内容です。 細かい違いはいろいろありますが…… 小説では小説らしい進行を、との事ですので、細かい突っ込みは無しにしましょう (^^;)
イースIVの舞台の直前の話という事で、 アドルは出てきませんが、主なイースIVの登場人物が出ています。 有翼人エルディール、闇の一族3人組、そしてリーザやカーナも登場しています。 特にリーザが好きな人にはたまらない本かも(^^;)
ゲームとほぼ並行して書かれているため、 モンスターの設定なども固まっていなかったようで、 I〜IIIに見られたモンスター名の羅列は出ていません。 一応SFC版ともPC-Engine版とも微妙に違う内容になっています。 強烈なのは、アドルとリリアのからみでしょうか。 あとがきにも書かれていますが、 ゲームとして表に出てこない人間関係に重点を置かれているようです。
この本だけファミ通ゲーム文庫から出版された事になっていて、 背表紙の色が今までの緑とは全然違う黄色になっています。 そのため、本棚に並べて置かれた時は、 はっきりいって同じYs V シリーズに見えません。 本屋さんで探す時は注意してくださいね(苦笑)
イースVの一連の小説は、内容的にゲームの内容とほぼ同じっぽいです。 (ゲームのイースVをプレイした事が無いので、正直な所は分かりません(^^;)) 時代はイースIIIよりもさらに後になります。 物語としては良くまとまっていると思うのですが、同じ場所に何回も行くあたり、 少々ゲーム的な展開だなぁと思われる部分は多少あります。
イースIIIとVの間という設定になっています。 イースIのルタ・ジェンマ(神官)、ファクト(ラスボス)、ブルドー先生(医者)、 イースIIのリリア、バノア(リリアの母)、ラル先生(医者)、 イースIVのカーナ、デュレン(情報屋)、ロムン兵など、 懐かしいキャラクターが一杯出てきます。別に、オリジナルキャラもいます。
イースVの後という設定になっています。 過去のキャラクターで出ているのはイースIVのデュレンと、 イースVのイブール一家(テラ、アルガ、ディオス、ノティス)だけです。
もし可能であれば、 123ページで一度本を閉じてしばらく置いておくのがおすすめです。 後半の展開がより楽しめると思います。楽しめなかったらごめんなさい……
あとがきより、ファルコムファンクラブ準備会がいよいよ 軌道に乗ってきたようです。 私自身は参加するつもりはありませんが、今後の活動が楽しみです。
ここで混乱してきた人もいると思うので(実際私自身混乱してる)、 ここに時間経過をまとめておきます。
イース I → イース II →イース IV → イース III → イース外伝(滅) → イース V → イース外伝(血)分かりましたでしょうか? 可能であれば、 大場Ysシリーズはこの順番に本を読む方が良いと思います。 (この本のリストも、この順番にした方が良いかなぁ?)
最初に言っておきます。アドルは(直接には)出てきません。 アドルが天空のイースに登っている時に、別の5人の冒険者のグループが 地上のイースを冒険して、悪(?)を退治するという内容です。 ギャグが多少入っていますので、かなり好みが分かれると思います。
どちらかというと、イースの世界を紹介するというより、 イースTRPGのシステムの説明の方に重点を置かれているので、 TRPGをやってみたいという人には一度読んでみると良いでしょう。 実は私もイースTRPGはやってみたいのですが、いかんせん相手が居ないもので……