SCC&PSGドライバ−"サウンド君"命令表

(西原@東工大)

   SCC&PSGドライバ−”サウンド君”命令表

・CALL SOUND(n1,n2)
 n1:PSG  n2:SCC
 0:使用しない 1:使用する(SCCカ−トリッジの数)
・CALL SCC(n)
 SCCカ−トリッジのあるスロットの指定。
 n=(基本スロットNo.)+(拡張スロットNo.)×4
 ただし、スナッチャ−のサウンド・カ−トリッジの場合は宣言
する必要はない。
・CALL VRAM(n1,n2)
 VRAMのバッファ・エリアの開始アドレスの指定。
 n1:ビット0〜15 n2:ビット16
・CALL ALLOC(t,n)
 t番トラックにnバイトのメモリを割り当てる。
 t:0〜95 n:1〜&HFFFF(65535)
・CALL TRK(t,”MML”)
 t番トラックにMMLをセットする。
・CALL ASSIGN(c,t)
 チャンネルcで演奏するトラックNo.tを設定する。
 (cは普通、0〜2がPSG,3〜7がSCC)
・CALL PLAYS
 演奏を開始する。
・CALL STOPS
 演奏を中止する。
・CALL CONTS
 演奏を再開する。
・CALL WSET(n,文字変数)
 音色nを定義する。 n:0〜63
 音色デ−タ:10進法で表記したものを”,”で区切って32
個並べたものを文字変数に代入しておく。
 値の範囲:−128〜+127 or 0〜255
・CALL PSET(n,文字変数)
 パタ−ン・デ−タを定義する。
 n:0〜79
 (ただし、16〜79は音色の0〜63と重なる。)
 文字変数に関しては、CALL WSET文と同じ。

 MMLについて

(1)音長
・”n”分音符は1〜255まで。符点をつけることができる。
・”%n”の形にすると、1/60秒単位になる。
・”n1^n2”の形にすると、タイと同じ効果がある。
(2)音程
・”A〜G(#,+,−)[音長]”
 音階を指定。#,+はシャ−プ、−はフラットを表す。
・”Nn[,音長]”
 音階を数値で指定。nは0〜96で、0は休符。
・”I[n]”
 移調をする。
 nは−96〜96で半音ずつ移調する。省略値は0。
・O[n]
 オクタ−ブを指定。
 nは1〜8で省略値は4。
・>
 1オクタ−ブ上げます。
・<
 1オクタ−ブ下げます。
・@I[n]
 周波数ずらしの値を指定。
 nは−128〜127で省略値は0。
・H[スピ−ド[,深さ[,粗さ[,ディレイ値[,同期スイッ
 チ]]]]]
 音程にLFOをかける。
 スピ−ド:0〜255 小さいほど速い。
 深さ:0〜255
 粗さ:−128〜127 1回の処理で上下する量の指定。
 正だとはじめ上がっていく、負だと下がっていくLFO。

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