サイバラの日記:2009年1月分


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2009年01月18日00:49 そして宮崎

で。

実は韓国の帰りに、宮崎で別の仕事の用事があって。
いろいろ調べたんですが、一旦富山に帰っても一晩でまた飛び出なきゃならないのは大変。
ということで、ソウルから宮崎に直行したのでした。

・飛行機
ソウルはさすがに韓国の首都、あちこちから飛行機が飛んでるだけあって、富山も実は飛んでます。ですが、週3便しか飛んでないため、毎日という訳ではなく今回は都合が全く合いませんでした・・・
で、結局関空から出国、そして帰りは宮崎へ直行。そして乗った時に初めて気がついたんですが、宮崎の方が近い、んですね〜(汗)
降りてから、宮崎で初めての出国手続き。したら、日本人の列が少ないのにびっくり。こういう地方路線だと、外国人(たぶん韓国人)の方が多いのね・・・ざっと見た感じ、日本人は3割くらいの感じでした。

・宮崎空港
で、あまり早くホテルに行ってもチェックインまで何も出来ないと思ったんで空港で時間をつぶすことに。(これは後になって大正解だったことに気がつくんですが・・・)
翌日は時間があまり取れないんで、先にお土産でも買っておくかな〜って思って。店をぶらりぶらり。しかしまぁ・・・どれもこれも東国原さんのイラストばっかり・・・宣伝のために頑張ってるのは分かるし、その効果も絶大なのは分かるんですが。あまりにもそれに依存してないか〜って逆に心配になるくらい、でした。

・宮崎シーガイア
で。空港から直行バスがあるのでそれに乗ってシーガイア内にあるホテルへ。乗ってみてびっくり、観光バス改造の路線バス(観光4列バスに降車用ボタンを荷物棚に後付け)なのと、乗り込んできたのが私を含めてわずか3人・・・この時点で何かがおかしいことに気がつくべきでした(汗)
で、結局私以外の2人はコテージ前で降車、私は目的のホテルで降車した訳ですが。まず英語案内も無くて、外国人観光客は全く期待してないって点がすごく気になりました。シーガイア自体外相サミット会場になってることを宣伝してるくらいだし。
で、ホテルに入ってチェックインはまぁ問題ないとしても、その設備が凄い。日本のホテルと、海外の一流ホテルの装備をミックスしまくったってな感じ。これじゃぁリピーターがつかなくて、一度倒産したのもやむなし、と思ったくらいです。
まず、部屋の中ではミニバー(事前にドリンクやらつまみやらが部屋の中用意されていて、その気になれば買える)があったんですが、たいていボッタクリ価格なんで手が出ません。250mlの缶ジュースが300円。ですが、廊下に出て外の店だったらまだ普通の値段かなと思って行ってみても、500mlのペットボトルが200円。自動販売機でも同価格、というか自動販売機があるだけまだマシ、という感触。でもさすがに少し移動すれば(その時点ですでに遅かったので出かけるのは無理でしたが)普通に147円、下手すれば98円でペットボトルが買える環境なのに、この中でこの値段はさすがに買う気が失せました・・・なので、喉が渇くのを我慢して過ごすハメに。
次に、風呂。ホテルなので、各部屋にバスタブがあって、それで充分なのですが、ここにはなぜか大浴場が別にあって。せっかくだから行ってみようって思って行ってみたんですが、これが大失敗。風呂が広いのは良いんですが、塩素臭が強いのと、温泉でも何でもなくただのお湯だったのとで、結局何のためにあるんだろう、ってな感じでした。しかも朝風呂もあるんですが風呂のある場所が地下1階。朝日を見ながらのんびり風呂、ってのが出来ればまた違ったんでしょうけど。
最後に一番大変だったのが食料の確保。晩飯が3500円のバイキングコース1本しか無いってどういうこと?(汗)いやまぁ、居酒屋みたいなところでラーメン700円とかある程度節約できそうな手段はあったんですが、今回飲み物も確保できなかったんで、飲み放題という意味も含めてバイキングの方に行ってみました。そしたら、メニューが悲しいくらいに貧弱な印象。一応宮崎の地産みたいなことはしてたんですが、えらく安っぽいホテルの定番晩御飯メニューばっかりで。しかも行くのが遅かったせいか、冷やすための氷が解けて水びたしになってたりとか、散々でした。それでもまぁ、飲み物はいろいろ選べたのでまだ良かったんですが。

ということで、シーガイアにはもう2度と行きたくないな、って思わせる惨状でした・・・一応フォローしておくと、もうひとつホテルがあって、そっちだと状況は全然違う可能性はあります(ただし、さらに宿泊料金が高いんで、もっと高級な部類になるかと)・・・・どうしても行くのなら、無料シャトルバスをフル活用して、ほとんどの時間をイオン宮崎ショッピングセンターで過ごすことをオススメします・・・・(汗)
これでも、以前はイオンが無かったことを考えると、かなり状況はマシなんだろうなぁと思いつつ。ゴルフ以外はほとんど楽しめないと思います、いやマジで。

・宮崎駅
明けて翌朝、無料シャトルバスで場所を移動し、仕事での用事を済ませて、昼に宮崎駅に向かいました。バスで10分弱。シーガイアの方が宮崎中心部からこんなに近かったことにもショックだったんですが、駅前のあまりにも寂しい風景にさらにショック。下手すると富山の高岡駅よりも規模は小さいんじゃないでしょうか。東国原さんが「発展のためには道路は必要」って言ってるのもなんとなく分かる気がします。JRも頑張ってるのは分かるんですが、いかんせん本線でも単線ですから思ったよりは本数が稼げてない印象でした。

・宮崎〜富山へのJR移動
今回、飛行機だと雪の影響が心配、ということで、
「にちりん」「ソニック」「ひかり(レールスター)」「サンダーバード」
と乗り継いで移動したのですが。

「にちりん」は、昔の「ハイパーサルーン有明」の車両でした。おもわず懐かしいっって思ったのは秘密です・・・(汗)昔熊本に祖母の家があってそっちに行く時によく乗ってたので。
横では、「きりしま」が「赤い特急」で走ってました。こちらも昔「赤いみどり」でお世話になりました(謎)案外、昔の車両ってそのまま使ってたりするんですね。
「ソニック」は船をイメージした新製車両?でも、なんか南海ラピートとイメージがかぶるのは仕方ないんでしょうか。
「レールスター」はまぁ、JR西日本のお家芸、でしょうか。以前広島への出張時にも乗ったので目新しさはなかったのと、なんか疲れててほとんど寝てたのとで、ほとんど印象に残ってないです(汗)
「サンダーバード」はまぁ、定番中の定番、なんですが、予想通りというか何というか、遅れてました。おそらく日本海側の大雪でもともと低速走行してて遅れてた上に、大阪で折り返しての運用で、前の列車の遅れがそのまま今回乗る列車にも響いた感じです。結局新大阪駅の時点で30分遅れ。でもまぁ、おかげで「はるか」をはじめとして、「スーパーくろしお」などいくつかの特急列車の写真が取れたので、個人的には満足、かな。
石川県に入ったあたりで、濃霧が出たみたいで、低速運転を重ねる始末。結局富山にたどりついたのは23時台。家に着いたのが23時57分。ギリギリでした(謎)

そんな宮崎、でした。

経県値もアップした模様・・・
http://keiken.uub.jp/km.cgi?MAP=43342444444454454444424433454442343333441443434
こうしてみると、佐賀県も行っておきたくなるのね・・・
来週福岡に行く予定があるんですが、時間ができたら行けるかな・・・

2009年01月17日00:28 韓国の雑感

という訳で、今回の海外出張は韓国でした。

・地下鉄
一応ガイドで下調べして、スイカと同じようなシステムがあるとのことで、これにチャレンジしてみたんですが・・・・・結論から言えば、「分かってしまえば速いが・・・」ですね。

まず、カードをどこで売ってるかがものすごく分かりにくい。日本みたいにきっぷ売り場で買えるようになっていればよいんですが、そうじゃなくてコンビニでしか売ってない。
いやまぁ、カード形じゃなくてストラップ形であれば、駅構内に自動販売機があったんで、これはこれで良いんだろうけど。でも5000ウォンとなんか高い気がしたので今回は敬遠。でもそれが失敗のモトだったかもなぁ・・・

最初の駅(仁川空港)の駅ではどうしても買えず、仕方なしに普通に金浦空港までの切符を買って乗車。金浦空港駅までは無難に辿り着いたものの、ここがまたややこしい。ほとんど乗り換えることが前提になっているため、元々の出口が分かりにくいことこの上ないです・・・

で、そこで見つけたセブンイレブンでやっとのこさT-money(韓国版スイカ)のカード型を入手、2000ウォンチャージしていざ乗車。あとは日本の東京メトロ並みか、それ以上に複雑に入り組んでる路線(しかも場所によっては日本に占領されてた関係で、左側通行と右側通行すら混在)がなんとか理解できれば、問題ないかなと。

で。さらにびっくりしたのが、車内で突然大声を張り上げるビジネスマン。ハングル語なので全然内容は理解できませんでしたが、何やら行商っぽい感じで商品の売りつけをやってる感じ。さらにさらにびっくりしたのが、実際に買う人が出るというところにも出くわしました。・・・・何を売ってたんでしょうね。

帰りはホテルから仁川空港への直行リムジンバスを使ったので、結局地下鉄を使ったのはこの時だけ。一応400ウォン分のチャージが残りましたが、次回また使う機会は・・・・あるんでしょうかね(汗)まぁ、カード自体は旅の記念にもなるのでとっておくつもりです。

・車
で、地下鉄を出て初めて市街地へ。とにかく車はデカイ、そして狭い路地でもかなり速度を出してるのにはあせりました。メーカーは詳しくはないんですが、Hのマークの現代自動車(ヒュンダイ)、KIAのマークの起亜自動車がほとんどで、かろうじて見つけたそれ以外の車もトヨタのレクサスでした。たぶんほとんどが日本で言うところの3ナンバー以上はあるんじゃないかなぁ・・・・しかも、それでいてほとんどの車に凹みとか傷がついてたのが印象的でした。それだけ乱暴なところ、なんでしょうね。
ただ、その割に変なところで気になったのが、ドアの先についてたドアクッション、どう見てもスポンジにしか見えない直方体の物体がついてることが多かったです。5センチ角くらいの角棒状態で各ドアの先に1つずつ、4箇所はりついてました。あれはあれでかえって走行中に風圧に負けそうな気がすごくしたんですが、どうなんでしょうか。

・寒さ
さすがに緯度が高く(地図で見てみると新潟と同じくらいですね)、気温は冷え込んでました。私の滞在中にはずっと雲ひとつない晴天でしたが、道路の隅っこにはわずかながら雪が積もってました。風もそんなに強くはなかったですが、やっぱり冷えてたのか、外をしばらく歩くと手がかじかむ感じです。手袋は持ってきた方が良かったな〜って思いつつも、忘れてしまったので、ポケットに手を突っ込んで対処・・・(汗)

・店
さすがに、近い国だけあって、日本にあるものはだいたい韓国にもある感じでした。台湾で良く見かけた吉野家はさすがに無かったですが、とりあえず見覚えのあるものを列挙すると・・・

コンビニではミニストップ(意外と多かった)、セブンイレブン、ファミリーマート。
あと、ケンタッキー、マクドナルド、スターバックスはまぁ定番として。
意外だったのが、サブウェイ(サンドイッチ)に、ココ壱。さすがに中に入って確認まではできませんでしたが、あの複雑なメニューをハングルでこなす自信もありません(汗)

・物価
 とりあえず、定点観測として、海外に出るとマクドナルドのハンバーガー価格をチェックするようにしているんですが、今回朝マックメニューだったこともあり、ハンバーガー価格は不明(汗)
 代わりに、ビッグマックセットの価格があったのでこっちをメモ。4600ウォン。併記されてた数字に3300ウォンってあったのは単品の値段なのかな・・・
 日本円に換算して400円弱。ウォン暴落のあおりもありますが、かなり安い部類になるんではないでしょうか。他の物も、日本の価格に比べて、2〜3割くらい安い感覚です。

・ジャパニメーション
 その筋の濃い店は残念ながらみつけられなかったですが、「ポニョ」の公開が近いか、あるいは公開されて間もないのか、その辺のポスターは結構良くみかけました。
 で、たまたま見つけた本屋さんに入ってみると、とりあえず見つかったのは「ポケモン」「きらりんレボリューション」「プリキュア(MAXHeart版)」「ケロロ軍曹」。あとはちょっと分からないアニメも結構あったんですが、ジャパニメーションに近い雰囲気の韓国アニメもかなりあるような感触です。ドラゴンボールのそっくりさんとか、おじゃ魔女ドレミのそっくりさんとかが居ましたので・・・

・生活
 今回は朝飯も晩飯もナシの素泊まりで入ったんで、食料関係は全て自前で調達。でもコンビニに行けばだいたいのものは(おにぎり、サンドイッチも含めて)買えたので、そんなに困らなかったです。菓子類に至っては日本語で書かれたものがそのまま・・・というものも少なくなかったです。

・飛行場
最後の最後に、次の仕事での用事のために宮崎に飛ぶことになったんですが。
その宮崎に着いてすぐに着けたテレビに何やら見覚えのある風景が。

・・・私がさっきまで居た仁川空港ではないですかっ。しかもチェックインカウンターLの文字が見えるし〜っ。私がチェックインした場所はLとMの間だったんで、まさに現場、でした。

なにやら、韓国のおえらいさんが北朝鮮に向けて出発したというニュースで、たまたま同じ場所を歩いてた、みたいです。

そんな感じで終わった、韓国出張でした。

2009年01月05日21:14 今シーズンこれまでに行ったスキー場雑感

今シーズンはとりあえずスキー場にガンガン行ってみよう、と思ってて。
気がつけば既に4つもスキー場を回ってたり。ということで、覚書きを兼ねて書いてみる・・・

・白馬五竜スキー場
 関東から知り合いがスキーに来るというので、それに合わせてみました。まだ初すべり料金ということでリフト代も安かったのだけど、滑れるところもまだ上部2コースのみ、という感じでした。
 でもまぁ、それでも雪質はそんなに悪くなくて、かなり快適に滑れたかなぁ。午後になってくるとガリガリになって足が痺れてきたのと、斜面の向きの関係か夕方になると日が当たらなくて凹凸が見えにくくなってきたのがネックでした。

・白馬栂池スキー場
 こちらは関西から同様に知り合いがスキーに来るというので一緒しました。リフトは通常料金でしたが、それでも雪不足で上部3コースのみ営業。
 こちらも雪質はそれなりに良かったです。というか、前に栂池に来たのってたぶん小学校の時。全然思い出せなかったですね・・・・もっともその時はフルオープンでどちらかというと下の方で滑ってたからかも。
 午後になってガリガリがまた出てきたのと、この時はホテル泊を挟んで2日間滑ったので、足がシビれて痛かったです・・・・・筋肉痛じゃないだけまだマシですが。

・日光湯元スキー場
 こちらから関東に出向いた時に、どうせなら関東の向こう側に行ってみたい、って思ったんですが、それでもあまり太平洋側に出る訳にもいかず、東北道沿いで栃木県内で探しました。その中で、「いろは坂」をまた通ってみたいとの思いもあってここにしてみました。
 人が少なかったのは狙い通りだったんですが、一方で雪がめっちゃ降っててちょっと不安。でもまぁ来たからには仕方ないってことで1日券を購入して滑りました。まぁ、風は時々強く吹いて、ロッジへの退避を何回かしたものの、結果的には結構滑れたかな。小さいだけあって、コースが全部で4コースしか無いので、あまり面白みは無かったですが、パウダースノーで、スキー板の上にも積もった雪が乗るのは初めての体験でした。ただ問題があるとしたら、最高地点に行くためにリフト2基を乗り継ぐ時に、滑り降りるのではなく、登らないといけない点かなぁ。これは結構疲れました。

・オグナほたかスキー場
 こちらは関東から富山に帰る途中で寄りました。当初は志賀高原スキー場あたりにしようと思ってたんですが、どうも混雑が激しくリフト待ちに数十分らしいのであきらめました。で、別にSAの割引チケットを漁ってみて、関越道の近場で探して見つけたところ。ただ、関東から同じように関越道で向かう車が多いようで渋滞に大はまり。うまく逆方向に乗れば空いてたんでしょうけど、結局スキー場着が11時頃になってしまいました。
 でもまぁ、もったいないんで、午前中は1回券で1回だけリフトに乗って、後は午後券、という変則パターンでいきました。こちらはコースは9コースくらい、かな、結構あって、さらにリフトも何本か。目当ては3500mもあるという超ロングコース。中級なんでなんとかいけるかなと思ってたんですが、斜面の角度は普通でもあまりにもコブだらけで挫折。長さは短くなるんですが結局初級コースメインで回りました。もう少し上達すれば、3500mを満喫できるんだろうけど。
 午後も終わりになって、コブがどうやら小さくなってきた感触だったので、最後の最後に一揆に3500mを滑って終了。ここで最後に上着を脱ぐ時に、どうやらチケットバンドを落としてしまった模様で、10何年前に買った栂池高原のを紛失。ちょっと悔しいと同時に、まぁ汚れてチケットも見えにくくなってきたしそろそろ潮時かなと思いつつ。

 これから2月頭にかけて仕事が多忙になる予定で、おそらくスキー場に行ける機会はそうそう無いと思いますが、とりあえずこれだけ滑れただけでも満足、かな。

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