海外旅行おもしろ体験集(24)



外国での水のお話し

外国人、とくに欧米人は生水を飲まない。

水を飲んでも炭酸ガス入りの水を飲む。

したがって欧米のホテルで水を求めると炭酸ガス入りの水となる。

ホテルの部屋に備え付けられているミニバーにも、炭酸ガス入りの水と 炭酸ガス無しの水がある。

アルコールを薄めるには炭酸ガス入りでも 構わないが、飲む水は炭酸ガス入りでない方が美味しい。

間違って炭酸ガス入りを開けたり、それしかない場合は、開栓して放っておくか 暖めて脱炭酸するとよい。

ちなみに炭酸ガスの無い水は、デガス、ガスフリーといえば通じる。

ドイツならオーネ(無い)コーレン(炭)ゾイレ(酸)で通じる。

エビアンとかの商品名で言ってもよい。炭酸ガス入りのエビアンはない。



海外から日本への国際電話

海外から日本への電話で損なのはKDDを通したコレクトコールの 受信人払い。

東京オペレーションは日本語であるがこれは非常に高い。 台湾から1通話(3分弱)で後日だが約2000円とられた。 台湾の物価から言えば2000円は狂気の沙汰。損した〜あ。

ホテルの電話から直通でダイヤルを回し日本へかけるのが安い。 支払いは現地のホテルで行う。

これでも公衆電話を使うよりホテルでの使用量が加算されるので高いのだが、 KDDを通すより1/3以下の値段ですむ。

できれば公衆電話からかけるとよいがコインの準備が出来なかったり、 カードが使い切れないとか、かけかたが繁雑だったりする。

欧州のパリ三越の1Fか地階に公衆電話が在った。日本へのかけ方が表示されていた のでかけて見たが、2〜300円であった。

ドイツのホテルから直通でかけてもホテルの明細ではだいたい1000円以下ですむ。

ホテルからの外線が(0)であったり(9)であったりするがそれ以下の番号は どこの国でも同じ。

韓国の某ホテルでは日本へかける時、ホテルの交換を通して くれという事であった。これはとても珍しい。



空港の免税店でのお土産

空港の免税店はお酒が安い。最近日本のお酒の量販店ではカミュなどが 安く売られていて海外で買う事の意味が失われつつあるが、量販店のカミュは 美味しくない。

スペインマドリット空港の免税点で帰国の買い物の時、 スペインのお酒と言えばカルロス1世だとか聞き、喜んで買った。

免税店で3000円だから日本ではいくらかな、などと楽しみに帰って来た。

スペインって英独仏よりさらに向こう(西)へ飛行機で1時間もかかるんだから。 と、遠くで高い有名なお酒を格安で買えた喜びに浸って帰国後も飲まずに 大事にしていた。

ところが小田原近郊の栢山駅ちかくに出来た酒類の量販店、 洋酒の品揃えもたいした物でスペインのカルロスを売っていた。

ふんふん、と喜びに浸り値段を見ると何と3000円!ガ〜ン。

スペインまで行って買って来たカルロスはいったい何だったのだ。

その晩から早速カルロスでやけ酒を飲み、簡単に空になった。



空港のセキュリティーチェック

私は日本人特有のまじめそうに見えるおかげか、 通関であまり煩く問われたことがない。

一度ドイツ国内をデュッセルドルフ からハンブルグへ移動する時、デュッセルの手荷物検査で携帯用のカサの骨が X線で写りバッグの中を見せろといわれた。

仕方なくカサを出して見せた。 がバッグは荷物が押し込んであるので開けたら閉めるのが大変。

ドイツって携帯用の折り畳みカサ、そんなに珍しいのかしら。




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