水遊び
司書房刊「PET-BOY'S vol10」(3/25発売予定)裏表紙用イラスト。
 今回はPET-BOY'S編集のK村さんに「北欧の少年とポリネシアンの少年がじゃれあっているところ」というリクエストをいただきまして、 それを元に描いてみましたがいかがでしょう?ちゃんと北欧の少年とポリネシアンの少年に見えますでしょうか?(^-^;)…心配。

 今回の設定はストーリー仕立てでちょっと長いです(^-^;)

「赤道直下の孤島にバカンスに訪れたとある北欧の一家。
 カナヅチで海で泳ぐなんてもちろん初めての長男が浮き輪片手に砂浜で一人遊びをしていると、ジャングルの葉陰から島の少年が現われました。

 彼の集落は外との接触がほとんどなく、生まれてはじめて島の外の人間を見た少年は、異邦の少年の身に着けているTシャツも水着も浮き輪も白い肌も珍しくて仕方ありません。
 初めて見る外の人間は怖かったのですが、それよりも好奇心が勝り、彼は白い少年に近づいていきました。

 生まれたままの姿の島の少年を観ていると自分まで裸のようで恥ずかしく感じた白い少年が、自分のTシャツを脱いで島の少年の腰に巻き付けて褌にしてあげると、最初はびっくりした少年でしたがニッコリ笑って身に付けていた腕輪を取ると頬を染めて異邦の少年に手渡しました。
 突然の贈りものに驚いた少年でしたが喜んで受け取ると、それを自分の腕にはめました。
 実はこの島では身に着けているものを直接交換するというのは求愛を意味するのです(笑) これで二人は恋人となりました。

 すっかり打ち解けた二人は渚でじゃれあってましたが、島の少年は異邦の少年が自分の腰に布を巻き付けた事と、少年の穿いている水着とが不思議で仕方がありません。 理由をきいても言葉は通じず、じれったくなった少年は首を傾げている白い少年の水着を一気にずり下ろしました。
 驚いた少年はあわててしゃがもうとして後ろに転んでしまい、そのはずみで水着は足首から抜け、完全に生まれたままの姿になってしまいました。

 島の少年は戦利品を目の前で広げて珍しそうにしげしげと眺めています。 あまりの恥ずかしさに動転して慌てて飛び起きて、水着を取り返そうと飛びかかりますが、あっさりかわされてしまいます。
 裸になった途端、慌てふためいて水着を取り返そうとする少年の姿がよほどおかしいのか。島の少年は面白がってなかなか返してくれません。

 波打ち際でじゃれ合っているうちに、即席のTシャツの褌も波にさらわれ、いつのまにか二人は裸で絡み合っていました。」

…この後もっとスゴイ事になるのですが、それはみなさんのご想像にお任せします(笑)

 今回は着衣が少ないおかげで、二人いるにも関わらず以外と早く仕上がりました(^-^;) 素材テクスチャーもしていません。
 貝をくりぬいて作った腕輪や足輪がそう見えるかどうか心配ですが(^-^;)…いかがでしょう? あと実験として、波打ち際の水面からの照り返しを表現してみましたが、わかりました?(^-^;)
 他には腰に巻いてるTシャツの水に濡れて透けた感じがうまく出ているといいのですが…。  北欧の少年にはそばかすつけた方がよかったかにゃ?(^-^;)

 今回はシチュエーション上の理由で、ガベショタではありません(^-^;) 期待していた方、ごめんなさい(^-^;)

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