Mailing List Command

[オプション] はオプショナルを意味しています。また % はshellのpromptです


# help			コマンドのヘルプ
# objective		メーリング・リストの目的、約束事を読む
# guide			(非)メンバが案内を得る
# msg			管理者へメールを送る
# members		メンバのリストを得る
# actives		アクティブなメンバのリストを得る
# traffic		メイルの投稿量の統計
# summary  [引数]	過去の記事一覧を得る(Summary全体を送る)
			引数: 特定の過去をしめすキーワード
			例: 
			summary		summary ファイル全体
			summary last:10 最近の10個の記事のサマリー
			summary 100-200 記事100〜200 のサマリーだけをみる

# get  ID		
# send ID		過去の記事を得る(ひとつずつ plain text で送り返す)

# index			get できうるファイルのリストをかえす
			index ファイルがあるのなら、それを返します

# status 引数
# stat   引数		現在の設定について知らせる(まとめおくりとかOFFとか)
			デフォールト(# stat(us))は自分自身の状態

# exit			
# end			
# quit			コマンド終り(Signature あっても大丈夫)

# mget 1-10,5みたいなsyntax 	[モード]	[時間間隔]
# mget 正規表現 		[モード]	[時間間隔]
			ファイルをまとめて送り返す
			スプールの記事や、
			(もしあれば)アーカイブにあるファイル
   引数:
	範囲を指定	1-10,12,15-100 1,2,10
			first first:10 last:30 100-last(mh的 Syntax)
	正規表現	e.g. * ? 1? 1?? 
	モード		gz tgz ish rfc934 b rfc1153 d unpack uf(default=tgz)
	時間間隔	送り返すメールが複数の時の間隔(default=300)	
   モード:
		オプションなしは tar+gzip で spool.tar.gz
	tgz	同上
	uf	PLAINTEXT(UNIX FROM)
	gz	GZIP(UNIX FROM)
	b	RFC934 format 	PLAINTEXT(mh-burst)
	rfc934	


	i
	li
	lu	lha + uuencode
	lhauu
	unpack	PLAINTEXT(UNIX FROM)
	uu	UUENCODE
	d	RFC1153 format 	PLAINTEXT
	rfc1153	RFC1153 format 	PLAINTEXT


# library 命令		ライブラリへのアクセス。アーカイブとの違いは
			ほとんどないが、put ができるのが大きく違う。
			#ただしファイル名は記事番号指定のみ(for security)

# library get 数字	mget と同じ引数がつかえます
# library put 		普通のメールスプールのようにアーカイブしていきます
# library index		ライブラリにたくわえられているファイルのサマリ
# library summary	同上


○配送のモード等について
# skip	 		From:のアドレス をそこから投稿はできるが、配送
			はされないものと設定する
# noskip 		上の逆。配送するようにする。
# off	 		MLを一時的に離脱する
# on	 		一時的離脱をやめてMLに再参加する
# bye	 		MLをやめる
# unsubscribe 		MLをやめる
# chaddr old-address new-address	old-address を new-address へ変える
			old-address, new-address のどちらからだしてもOKです。
			いたずらされると困るので確認の旨のメールが
			old-address, new-address そして管理者へだされます。


○まとめ送り希望の方へ:(基本的に N時間“おき”)
# matome 数字(0-23)	配送時間は実はmodulus(笑)if(0 == (24 % time))
			だから 17 なんてやっても一日一回と同じです(_o_)
			default は gzip した Unix From つきのファイルの固まり
# matome 数字(13-36)	上の特別の場合で、一日一回N時にまとめおくり
			13〜36の数字がこのケースに当てはまります
			午前5時に一回だけまとめおくり慕いときは、
			24+5=29 をおくりこんでください。午後5
			時は17でいいんですが、午前中はこうしないと判
			別がつかないので…
   例:
	# matome 数字u	plain(unpack)、つまりplain textを
	# matome 数字i 	lha + ish でまとめて送ります
   オプション:
		オプションなしはGZIP(UNIX FROM)
	u	PLAINTEXT(UNIX FROM)
	uf	PLAINTEXT(UNIX FROM)


	mp	MIME/Muptilpart	PLAINTEXT
	d	RFC1153 format 	PLAINTEXT
	b	RFC934 format 	PLAINTEXT(mh-burst)
	rfc934	


	i
	li


	unpack	PLAINTEXT(UNIX FROM)


# matome 0		普通の配送へ戻す

   例:
   # matome 1		まとめ送り 1時間に一回(gzipd)
   # matome 2		まとめ送り 2時間に一回(gzipd)
   # matome 2u		まとめ送り 2時間に一回(plain text)
   # matome 2mp		まとめ送り 2時間に一回 MIME/Multipart形式で
   # matome 17		まとめ送り 一日一回と同じ(gzipd)
			#この場合は17時に来る
   # matome 29		まとめ送り 一日一回と同じ(gzipd)
			#この場合は午前5時に来る
			#matome 5 は5時間“おき” という意味

○その他			
# whois [-h host] key	whois で key を探す。
			host が与えられた場合はそのhostへIPCで、
			もしそうでない場合は
			MLローカルな whois database を探します
# whois -a		特殊オプションで、すべての登録エントリを表示する
# iam			自己紹介を登録する
# who			自己紹介の一覧を得る


# addr aoi@chan.panic
			複数の配送先を持つ人はOFFコマンド等で
			サーバの設定によっては複数マッチしてしまう
			e.g. aoi@chan.panic と aoi@hayakawa.chan.panic
			も両方マッチしてしまう時、
			今は aoi@chan.panic についてのコマンドを行ないたい時
			に使うと、このコマンド以降の他のコマンドを 
			aoi@chan.panic に対してのみ行なうようにする。
			まんがいち複数マッチをしたら サーバは自動的に
			アドレスのチェックの精度をあげてトライをするの
			でたぶん必要ないとおもます


何かあったら(e.g. なんか変なメールが返ってきたり)したら

		nakae@ca2.so-net.ne.jp

まで『Photo Mailing Listに関する...』と明記の上メールを下さい。
#出来ればその時の症状、ヘッダ、syslog付きがありがたいです。


==========過去のメールを取り寄せる例==========
注意:古い記事は100通ずつ tar + gz した状態で保管されています。

#以下では Mail と書きますが(昔は /usr/ucb/mailのことのつもりだった…)
#Mail (SUN)か, mailx (SVR3/4)コマンドだとおもってください。
#4.4BSD なら /usr/bin/Mail or /usr/bin/mail のことですね

1番めのメールが欲しい
	% echo "# get 1" | Mail MLのアドレス
	% echo "#get 1"  | Mail MLのアドレス

100番め−200番めのメールが欲しい
	% echo "# mget 100-200"    | Mail MLのアドレス

100番め−200番めのメールが欲しいが複数のメールになってお繰り返さ
れると気に30秒に一通づつ送って欲しい
	% echo "# mget 100-200 30" | Mail MLのアドレス

100番め−200番めのメールをPLAIN TEXTで欲しい
	% echo "# mget 100-200 unpack"    | Mail MLのアドレス




100番め−200番めのメールをPLAIN TEXTで欲しい(30秒間隔で)
	% echo "# mget 100-200 30 unpack" | Mail MLのアドレス

?でマッチするファイル、つまり1〜9番めのメール(デフォールトは使用不可)
	% echo "# mget ?" | Mail MLのアドレス

*でマッチするファイル、つまりMLのメール全部(デフォールトは使用不可)
	% echo "# mget *" | Mail MLのアドレス


==========説明==========
1.
X-Mail-Count:1のメール“だけ”を取り寄せたい

要注意!
『必ず本文の先頭が # で始まるコマンドを用いる』
#もし間違えたコマンドを送るとこのファイルが送り返されます。

間違いのないよう、このように
% echo "# get 1" | Mail MLのアドレス

とすることをお勧めします。

もし1〜3のメールなら
% cat > foo
# get 1
# get 2
# get 3
^D
% cat foo
# get 1
# get 2
# get 3
% cat foo | Mail MLのアドレス
とすると
1、2、3ばらばらにメールが返ってきます。

問題はこうするとそれぞれについてsendmailが起動します。
#これくらいならどうでもいいんですがまちがえて1〜100までこのやりか
たで取り寄せようとするとこちらのマシンの大変な負荷になります。
いくら『賢い(かわいい)NEWS』といえどこれは大変

そこで

2.
X-Mail-Count:1〜9を取り寄せたい
% echo "# mget ? 30" | Mail MLのアドレス

つまりftpのコマンドと(ほぼ)同じです。正規表現を用いて下さい。
今の場合?は任意の一文字だからスプールの中の?に対応する
1〜9までのファイルがマッチします。
*なら全メールだし、??なら10〜99までです。

そして第4番目はあってもなくてもよいのですが、メールは1000行を目安
に切ってバラバラに送られるのでお繰り返されてくるメールとメールの時間間
隔を指定してください。ここでは30なので30秒間隔で送り返します。
#主にこのパラメータはuucpのポーリング時間あたり2、3通になるよう
に各ユーザがコマンドを指示したいようなケースで使うべきです。
#IPであなたのマシンが一辺にたくさんメールがきても受けとる自信がある
ならあまり関係ないです。

ちなみにデフォールトは5分です。

これらのファイルはtarでまとめられgzipされuuencodeされて
送り返されます。

1000行を越える場合は複数のメールに分けますので
自分でつなげて(^^;)たとえばbarというファイルにしたとします。
#uumerge.plなども便利ですね。

% uudecode bar
% ls 
spool.tar.Z
% zcat spool.tar.Z | tar xf - 
% ls 
spool.tar.Z spool
% ls -l
 rw-r--r-- .......................... spool.tar.Z
drwxr-xr-x .......................... spool

という具合にspoolディレクトリというのが出来ます。
これの中に取り寄せたメールがしまわれています。

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e-mail:nakae@ca2.so-net.ne.jp
1997年05月28日(水) 12時00分00秒 JST