寒さの中(でも、寝袋に毛布という格好だったので、
震えているわけではなく、心地よく寒がってた)、
ぼーっとしているのもちょっともったいなくなり、
5時台半ばには動き出すことに。
比内から十和田湖に向かう道では、至る所に桜の花が見られました。
1,2日前がベストだったという感じではあったけど、
でも目を楽しませてくれます。
途中の集落では、皆で朝のゴミ拾いなどもやってました。
宴会の片づけともいえるのかな?
途中、ちょうど満開の小学校を発見して、そこでしばし撮影。
十和田湖には7時前に到着でした。
こんなに朝早い十和田湖って、学生の時一度、
十和田湖の休屋の駐車場で車中泊したとき以来です。
(そういやぁ、その時は駐車料金を払った記憶がない...)
新緑がとても美しく、また走っている車も殆どなく、
気持ちのよいドライブです。
もっとも観光の中心である休屋付近では、
すでに観光客の朝の散歩がたくさん見られましたが。
(歩ける範囲でしか動き回らないので、周回道路の方まではこないようです)
奥入瀬を通って、十和田湖温泉で左折、酸ヶ湯を目指します。
新緑が、標高が上がるにつれ、白樺並木へ。そして両脇に雪の道へ。
春スキー客の車が路上に目立つようになってきます。
青森市職員(バイトかも?)が道路整理するくらいのメッカなんですね、
この辺って。
酸ヶ湯に着いたのは8時半頃。まだ女性専用タイムだったので、
とりあえず千人風呂ではなくふつうのお風呂の方へ行きました。
こっちは狭い!!湯船に数人しか入れないといったものでした(^^;
9時になり、混浴タイム(通常の状態)になったので千人風呂へ。
ほんと、広いんですねぇ〜。
お湯は私にはちょっとぬるめでした。
そうそう、打たせ湯って頭髪にあてないようにってことなんですね。
知らないで思いっきり頭から浴びていた私(笑)
お湯もちゃんと飲みました。ホットクエン酸水、
って感じですね、あの味は。
その後、そばを食べ、ふかし湯にまたがって、
と観光の押さえどころはチェックして、青森市内へ向かいました。
市内では、お約束の道を1本間違えというのを何回か繰り返しつつ、
蟹田方面へ無事に進みます。
湾沿いに北上、途中からメインルートで今別へ抜け、そのまま竜飛岬へ。
まず最初は下から階段国道をチェック。
そのまま海岸沿いに岬を少しばかり歩いた後、
灯台のある丘の上に上りました。
天気もよく、北海道もちゃんと見えました。
竜飛岬も何度も来たことのあるところ。
寮の後輩達と夜に来てみたり、
当時つきあっていたこと下北半島〜津軽半島一周ドライブで通ってみたり。
とりあえず、晴れたときしか来たことがないのは晴れ男ということか?
「ほっけ生干し定食」を食べた後、上から階段国道を降りてみることに。
高度差は見た目結構あったのですが、
歩いてみるとそんなにしんどいというわけでもありませんでした。
そうだなぁ、清水寺をまわるような感じの標高差だったのかも。
当然往復してます。
竜飛からは日本海沿いを走ります。
この日から数日は日本海沿いの気持ちのよいドライブとなったわけだけど、
その初日ってことです。
GW中でもさすがにこのあたりは道はスムーズに流れています。
渋滞になるシーズンなんてあるのかなぁ?海水浴ぐらいかも。
(秋田の下浜海水浴場でちょっとした混雑にあったことなら海水浴で経験してるんだけど、
それでもうちのまわりの通常の流れみたいなレベルだし)
夕方は五能線と同じコースを走ります。
過去に車でもJRでも同じような時間帯に通ったことがあるこのルート。
日本海に沈む夕日が綺麗なんです!!
また沈んだ直後の、漁村を貫く一本道というのも、
なんか黄昏れていていい雰囲気。
今回は初めて不老不死温泉に立ち寄ってみました。
海岸にある露天風呂。雑誌なんかで取り上げられているやつですね。
学生時代は余りそういうのに興味がなく、
ここを通ったときも気にもとめなかったのですが、
今回は気にしまくっていました(笑)
温泉には17時半頃につきましたので、
さすがに日没まで湯船で待っているというのは耐えられない
(ぬるいから風邪引いちゃいます)、
夕日を眺めての烏の行水で上がりました。
日没のいいポイントを探して車を進めましたが、この先、
陸の陰になるというのが判明、15分ほど走ったところでまた逆送。
日没5分前に温泉近くまでまた戻ってきました(笑)
夕日の後は、ただただ車を前に進めます。
食事する場所も見つからず、どんどん南下です。
結局大潟村を突っ切って、天王町の道の駅で泊まることになりました。
途中のコンビニで、弁当とビールを買い込み、それで夕食。
窓の外の月を眺めながら、ラジオで野球中継を聞きつつ、
今宵もすぎていったのでした。
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