2003年のご挨拶


私達の思いに関係なく、時間は過ぎて行きます。
皆さまにとって2002年は如何でしたか?
そして2003年はどのような年にしますか?

人生にとって、決めなければならない「分かれ道」があります。私にとって、2002年は忘れられない決心の年となるでしょう。私はこの年の3月末に少し早めの定年退職をしました。
不安・心配もありましたが、それ以上にこれまでに生活態度を見直したいと思ったからです。


旅行・読書、基礎学力の修復、それから退職日には銀座ヤマハで念願のオーボエ購入を考えていました。色々夢・計画がありました。しかし、そんなに簡単に生活態度を変えることが出来ないことを知りました。唯一実現できたのは、津田塾の英語コースの入学位です。仕事で英語を必要とする機会が増えるに従い、語学に対する危機感を抱いておりました。そこで4月より毎日、通学しています。面接において指導教官より、「若い人達と上手くやって行けるか?」と問われました。意味が良く分かりませんが、今迄とは違う人達との交流を楽しんでいます。但し、問題は語学力の向上であり、これは簡単に達成できないことを痛感しております。

こんなことで時間を費やしおりましたら、川井先生よりCAE(Computer Aided Engineering)仕事を手伝うように言われ、そろそろ遊びにも飽きていた頃でしたので、参画することにしました。一つは「新しいCAE構築・人材育成」を目的とした会社(ACT:Advanced Creative Technology)であり、もう一つは川井先生ご自身が主催する研究所です。半世紀期ぶりの現役復帰となりましたが、先生の論文整理などを手伝いながらサビ落としを始めまております。

人生「分かれ道」があると思っていましたが、やはり何等かの形で周りの方のお世話・関連があり、自分の生活スタイルも簡単には変えれないことを知りました。2003年は2002年の延長であり、より充実した2004年を迎えるために2003年を頑張ってみたいと考えています。

皆さまにとっても、良き2003年を迎えら、より発展する年であられることをご期待申し上げます。


2002年7月に大学友人の家族らと念願の海外旅行が実現しました。
上端の映像は旅行先のオーストラリア、ケアンズのイメージ映像です。