日本を詠んだ和歌

日本を詠んだ、「美しいな」と感じた和歌を、随時アップしていきたいと思います。


柿本人麻呂
■敷島の 大和の国は 言霊の 幸はふ国ぞ 真幸くありこそ

本居宣長
■敷島の 大和心を 人問わば 朝日に匂う 山桜花

吉田松陰
■かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂
■身はたとえ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも とどめおかまし大和魂

明治天皇の御歌
■あさなあさ なみおやの神に いのるかな わが国民を まもりたまへと
■開くべき 道はひらきて かみつ代の 國の姿を 忘れざらなむ
■よもの海 みなはらからと 思ふ世に など波風の たちさわぐらむ

作者不明
■末の世の 末の末まで 我が國は よろずの國に すぐれたる國
■なにごとの おわしますのは しらねども かたじけなさに 涙こぼるる
■国民よ 国をおもひて 狂となり 痴となるほどに 国を愛せよ
■わがくには 神のすゑなり 神まつる 昔のてぶり わするなよゆめ

大西瀧治郎中将
■くにのため いのち捧げし ますらおの いさを忘るな 時うつれども

緒方 襄命(桜花 特別攻撃隊)
■死するとも なほ死するとも 我が魂よ 永久にとどまり 御国まもらせ

弓野 弦命(海軍水兵長)
■身はたとへ 千尋の海に 散り果つも 九段の社に さくぞ嬉しき

神楽歌
■心だに 誠の道に 叶いなば 祈らずとても 神は護らん