DHCPサーバの設定

 設定は、Vine Linux 2.0と2.1で行いました。また、確認できたこととして、RedHat6.2Jに一部コマンドが必要になることが判明しましたので掲載します。
 この場合、LANカードはeth0とします。
 "#"は、コメントアウトとします。
 ネットワークグループを192.168.10.0とします。
 eth0は、すでに192.168.10.1に割り当てられているものとします。

/etc/dhcpd.conf

server-identifier local.host;
# DHCPサーバを動かすマシーン(eth0)をFQDNで指定

option domain-name foo.com;
option domain-name-servers 172.16.2.1;
# 赤い文字は、設定例です。必ず変更してください。
# クライアントに渡すネームサーバの情報は
# 自分で調べるかプロバイダにお尋ねください。

shared-network LAN{ #ローカルネットワーク名を定義
option subnet-mask 255.255.255.0;
default-lease-time 86400;
max-lease-time 604800;
# 通常の使い方であれば、特に変更しなくてもよし。

subnet 192.168.10.0 netmask 255.255.255.0{ # ネットワークグループを指定
rang 192.168.10.2 192.168.10.100;
# DHCPサーバが割り当てる範囲を指定
option broadcast-address 192.168.10.255;
# プロードキャストアドレスを指定。通常最後の数字は255
option routers 192.168.10.1;
# eth0(LANボード)のアドレスを指定
}
}

# ここまでは、最小限の設定です。


少し難しい設定

# クライアントごとに、IPを固定させる方法

group{
use-host-names true;
# このような書き出し

host LINUX{
# ホスト名を指定

hardware ethernet 10:20:30:40:50:60;
# MACアドレスを指定する
# Linuxの場合、ifconfigで調べる
# Windowsの場合、[ファイルを指定して実行]から"winipcfg"と指定する

fixed-address 192.168.10.100; # 固定IPを指定。終わりの数字から指定するのがコツです

}
# host xxx{・・・・}間を任意のPCに指定することができます。

}
# ここまで


起動について

・コマンドによる起動

# dhcpd

※LANカードがeth1に意図的に設定したい場合は、
# dhcpd eth1
という風にします。

・すでに設定されているデーモンを使う場合

# /etc/rc.d/init.d/dhcpd start

※RedHat6.2Jで確認されましたが、初めて起動する場合
# touch /var/state/dhcp/dhcpd.leases
をしてください。
そのあと、
# /etc/rc.d/init.d/dhcpd start
を実行してください。


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2001/03/28