八月終りのサンタクロース
一ヶ月を考えてみると
最初ゆっくり始まった時間は
7日過ぎたころから急に加速
気が付いた時はもう22日
慌ててブレーキをかけ
27日くらいになると遅くなる
それから、無理矢理サンタクロースがやってきて
ゆるりとあたりをなめまわし
<およびでない? こりゃまた失礼しました!>
と笑ってごまかすのだ
考えてみれば
知らないうちに行ってしまった時間が
一番大切な時間だったのに
おしいことをした
と
あと残り2日になる頃
必ず思うのに
過ぎてしまった出来事は
人生の一ページと思えば
思い出になるだけだ
だから
キミのことを
少しだけ
一日のどこかで必ず思い返し
人生の数ページにしないようにすることにした
意識してすることが不自然だからって
ああ、それがどうした
それから、、、もう一つ
人の言葉で自分を汚されたような気がしたら
<およびでない!>
と
ゴミ箱へドラッグするのも
ああ、いい気分だ
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2001年8月29日
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