ドライフラワー雑記

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浸かる

 ちょっと話題を変えよう

 長いこと同じ環境にいると

 本当は変かもしれないことが普通に思われてくる というお話し

 僕が住んでいたアパートに大学の教授が3人いた

 ボクに向かって生徒にものを言うように話すので

 ある時、

 ボクとキミは対等の他人だから

 学校で話すようには話し掛けないでください!

 と言った

 恐らく、彼はそのような攻撃にあったことがないんだろう

 その後はしどろもどろで、

 勝ったと思った大人気ない27才頃の鼻っ柱を思い出す

 さて

 先日、知り合いの裁判での検察を論告を読む機会があった

 初めてのことで、検察官の文章を意外に思った

 深くないな洞察、広くないよ視点、とにかく最上級形容

 恐らくこれが彼等の普通なんだろうけど

 あれでいいと思ってるところが、水に慣れたということか

 もう一つ

 身内に交通事故があり、

 交通事故に対する警察の常識というのがわかった

、交番の真ん前での 当て逃げ事故

 警察官はその人の顔を見ており、結果的に逃げられたのだ

 それでも、捜査はしてくれない

 それに対して、何故?

 と聞いても、答えようとしない

 三週間たっても何の解答もない

 最後には出る所へ出ようと思うが

 出るところも警察で、どうしようもないということかもしれない

 彼等のやる気のなさも、同じ空気に馴染んだせいか

 さてさて

 他人のフリ見て我がフリ直せというからには

 自分のことも考えなくてはならない

 ボクは一体どんな水に浸かっているのだろうか

 ボクのやってることは、公共性とか社会性が希薄なので

 決定的に人に迷惑をかけることもないとは思うが

 時々

 電話の応対が冷たいとか

 お店に行ったけれど恐くて声をかけられなかったとか

 小耳にはさんで傷ついたりする

 何か気がついたことがあったら

 こっそりメール

集中している時の顔というのがあって

人によって大分違う

ボクは怒っているような見えるらしい

たまにに本当に怒っているときもあるのだが

楽しんでることの方が多いような気がするのに

集中顔は怒り顔ということです

知り合いのベーシストは

集中すると、顔の筋肉が全部弛んでしまう

笑ってしまってごめんね

  

 

    

 

 

2001年8月2日

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