伝えたかったこと
チャチャ遠藤さんはダンサーで振り付け師だった。
個人的な思入れもあるのかもしれないが日本人ダンサーというと、彼の顔が浮かぶ。
しばらくの間、レッスンスタジオに通っていとことがあり
彼の動きを目の前で見ることが出来た。
舞台で踊るチャチャ先生に感動した記憶の一部も鮮明に残ってる。
あるラジオの番組で、映画評論家のおすぎが
すごい才能と絶賛してるのを聞いたことがある。
ボクはそれを言わなくちゃと思っていたのに、それっきりになってしまった
演出家の宮本亜門は
チャチャの才能は認めるけど、今日は気分が乗らないから、って帰って行っちゃうんだよ、、
と言っていた。
そうそう、キミには出来ないだろう、と
ボクは不思議にうれしい気分になったもんだ。
101でのレッスンの時、彼が手本を示し、その回転技のすごさに
思わずみんなで拍手したこともあった。
こんはことはめったにないことだ。
いなくなってみると、伝えておけばよかったと
残念で仕方がない。
ステージ101がNHKの番組に出ることになり
久しぶりで集った
そこで、チャチャさんが亡くなったことを聞いた
肺がんだったそうで、背中が痛いと言った時にはもう手遅れだった
今ごろは天国で踊っているんだろうか?
なんて言ったら、恥ずかし過ぎるけれど
背中に羽根が生えてたに違いないジャンプを想い浮かべると
天使も嫉妬するような振り付けを
自作自演してるに違いないとボクは思う
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