ドライフラワー雑記

124

ある日突然

仕事場の天井には

たくさんの花が下がっている

昨日、その中から

束ねられたバラの花が

ボクを狙って落ちてきたり

その前の日

もうちょとで目的地というところで

前触れもなく

車が動かなくなってしまって

明日もしくは遠い未来

ボクが漏らしたどうってことない言葉に

キミの怒り暴発するかも

今までなんでもない

と思っていたことが

ある日突然

突然

自分でも驚くような大きな声で

途中から歌い出したとたん

知らない人が入ってきたりして

ボクとしては

最初から音のない声で歌っていた

と言いたかったが

説明するとますます窮地に陥いる

取り合えず、歌い続けるしかない

ある日突然起きることは

連続してて少しずつ大きくなっていった結果だ

時には注意して

キミの横顔を観察すること

手後れの後悔は

ボクの鈍神経を目立たせて消えて行く

 

2002年4月2日

return to index