ドライフラワー雑記

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オメデトンボ

冬にトンボを見かけることがある

イトトンボの一種で、家の中で飛んでたりする

他にも成虫で越冬する昆虫は多く

中でもテントウムシやカメムシは有名だ

虫嫌いな人が見たら卒倒するくらい大勢寄り添って動かない

窓の隙間に多く集り、開けた時にバタバタ落ちて来て

悪いことをしたような気分にさせられる

珍しいゴミムシの一種は、地面の中で集団で越冬

ゴミムシマニアは、スコップを持って雪の丘に出かけることになる

「何をしてるのですか?」

「ゴミムシを掘っています。」

こんな会話をするから

事件が起きると

あの人、ゴミムシを掘っていました

と告げ口されるのだ

さて

正月早々、部屋の中で越冬イトトンボにお目にかかれた

しかし

煖房が21℃に設定してあるので、暑すぎる

このままでは消耗してしまう、と外へ出したのだが

外は0℃

戻すべきか、戻さざるべきか

それが問題だ

トンボの安否が心配で調べてみた

ホソミイトトンボ

越冬するトンボは稀、イトトンボ科では唯一

南方系のトンボで北限が新潟、栃木

海抜から考えると清里はギリギリということになる

日当たりのいい、むきだしの斜面で越冬するとのこと

よかった、外でも大丈夫

夏型と越冬型があるわけだから

冬を越せないと夏型にタッチ出来なくなる

冬は茶系なのに、春になると青く変身するそうだ

幸運の使者

 

 

2001年1月3日

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