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セリに花を呼び戻す方法を考える

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セリがつまらない、という意見をよく聞きます。

ここ数年、そう思っていながら、他の売参人の方々はそれほどでもないのか も、と思ったり

もしていたのですが、ここのところ、セリが退屈になった、との声が多くなってきている実感

があります。

セリが退屈な理由はただ一つ。

欲しい花、わくわくする花、必要な花、珍しい花をセリでみかけること がなくなったからです。
 
何故、そうなったのか。

これも理由は一つ。

セリの前に抜かれてしまうからです。

抜れると言えば悪いことをしているように聞こえるかもしれませんが、予約相対、相対のこと

です。予約相対取引、相対取引でセリ分が 0にならないようにする歯止めがなくなってしまっ

ているのです。抜かれた後の残りがセリに出て来る。そう書くと大袈裟に聞こえるかもしれま

せんが、こがは事実です。予約相対、相対は以前からありました。しかし、この2年数カ月で

状況が変化は一変してしまいました。

セリに花を取り戻す運動を広げていきたいと思い、このような文章を書 きました。

セリに花が出てこない理由が分かると思います。

是非、お読み下さい。

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取引ルールがどのように変化をしてきたか

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  これまでの経過をざっくり箇条書きにします。

* <インターネット取引が始まる前の取引ルール>

  セリ割合い 6:4

  入荷量(総入荷量のうち受託分(予約相対分等)を除く)の40%はセリに残す。

  予約相対は、注文(市場を通して産地に注文する)だったので、総入荷量から除かれても

  セリ分が極端に減ることはなかった。

  ルールを破って、時間前相対が行われてた実体があったとしても、まだたいした量ではなかった。

* <インターネット取引が始まる時の取引条件は>

  セリ割合い 8:2

  総入荷量(予約相対分も含む全入荷量)の20%をセリに残す。

  インターネットでの予約相対、相対は、それ以前の予約相対、相対とは同じではない。

  ネット上に、入荷予定リスト(品種、生産地、等級、値段など)を公表し、

  クリックすると取引成立、キャンセルが出来ないというシステム。

  これを、産地に注文する従来の予約相対と同じにすることは出来ない。

  これは、東京都もそう解釈をしていた。

  これが守られないために、ずっと話し合いをしてきた。

  2007年1月、この話し合いを東京都が突然中断、東京都発案による新ルールを決めた。

  組合い取引委員は、これに猛反対したが、聞き入れられなかった。

  しかも、明確な理由は説明されず、ただただ東京都の権力でルール変更をします、と宣言

  した。

* <その新ルール>

  セリ割合 8:2

  受託入荷量(予約相対(注文)、インターネット予約相対を除く入荷量)の20%をセリに残す。

  これだけだと、セリ分ゼロになる可能性があるので、最低セリ上場数(ケース単位)を決める。

  例えば

  <チューリップ、モンテカルロ等黄色系5ケース>等

  (黄色いチューリップ(品種名は特定しない)を、少なくとも5ケースはセリに出すという意味)

* <この結果、どんなことになるか>

  市場で花を入手するのに、格差が出来る(平等ではない)。

  セリに参加してる人の花入手方法は、

  予約相対(注文)、相対、インターネット予約相対、インターネット相対、中卸し、等

  色々ある。単一方法でやってる人もいるし、複合でやってる人も多い。

  これらの手段を、一方に偏らないように決めたのが、総入荷量の8:2だったはず。

  今、行なわてるのは、3列に並んだランナーを時間をずらしてスタートさせるマラソン

  のようなもの。

  まず、1列目(予約相対、インターネット予約相対)が欲しいものを無制限に手にいれる。

  次ぎに2列目(相対)が残った花から20%(守られてない)を残しながら手に入れる。

  最後に3列目(300人〜400人のセリ参加者)が7:00amから始まるセリで、

  セリ落とす。

  つまり3列目のセリ参加者は、残りものを競って買っていることになります。

  退屈なセリの根本原因はこんなことです。セリ割合ルールを解決しないと、

  セリに花は戻ってきません。

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