判断の優先順位
都知事選挙に思うこと
だれかを立派とかそうでもないとか判断するのは難しいのかもしれません。
きっと、人それぞれ判断の基準があって、意識的無意識的に評価をしながら
日々を過ごしているんだろうと思います。
ボクの場合、ダメなことの一番が、差別的なこと。
それに権力的なことが+された、鬼に金棒です。
それまで立派なことを言ってたとしても、ダメ。
そういう意味で、都知事選がどうなっていくのか注目しています。
どんなに大量得票したとしても、差別的な人はダメです。
差別は無知から、と言われます。
ボクはイマジネーションのなさが問題なんじゃないかと思います。
その人の個人的本音がどうであれ、ある地位と影響力を持った時点で、差別的
な発言はやめるべきです。
差別的なことを考えるのは自由ですが、そういうことは、作家に戻って本に書
いたらいいんじゃん、と思うのです。
現在の世論調査では無党派層の支持を集め、芥川賞選考委員でもある現都知事
がリードしているそうです。
意外なことに女性の支持も多いという結果です。
女性蔑視発言があったにもかかわらず、なぜ、女性の支持が多いのか?
以下のサイトで面白い分析がなされています。
<なぜ女性が石原慎太郎を支持?>
なるほどと思いながら、少しショックでした。
多分、支持してる人たちも差別はいやだと思ってるはずです。
なんとなく、リーダーシップがあるように見えるとか、大物っぽいとか、決断
力がありそうだとか、そんな雰囲気が受けているのかな、と想像します。
かつて、田中康夫が「coward(臆病)だ」と言った通り、ポーズだったりす
るかもしれないのになぜ?
差別的な発言を意識的無意識的に乱発している人を都知事に選ぶ。
ああ、うれしくないはずかし都知事選はもうすぐです。
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