ほーだい日記

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将棋と国旗

普段、まったく将棋をしない

将棋に限らず一手先が読めない

だから、羽生が現在、何冠なのかも分らない

新聞社って、どうして主催をしたがるんだろう

ということさえ分らんのよ。

そんな分らんボクが言うのもなんだけど

一般的論に置き換えると

これは変だと思うわけよ。

これまで長いこと名人戦を主催してた毎日新聞に対して

将棋連盟は一方的に、次回の契約はなしよ

と通告した。

朝日がいっぱいお金を出すらしい。

お金をいっぱい出す朝日も変だけど

お金をいっぱい貰えるからいきなり変えるっても

どうよと思う。

いくら苦しい台所だからといっても。

将棋界のことをよく分らんボクは、

おおざっぱにしか言えないのだけど

将棋界は若手と長老に意見が分れてるらしく

羽生等、若手はそのまま毎日で名人戦を

米長将棋連盟会長をはじめとする年輩組は朝日でいきたいと考えていた。

結局、民主的投票で、90対101で朝日の勝ち。

この民主的というのが曲者で

多数派工作に勝った、という意味合いのものだったそうな。

36人の委任状、これが大きくものをいった。

この36人というのはすでに引退した棋士で、

それでも投票権があり、1票は1票なのだよ。

しかし

ここまでして朝日が名人戦を主催したいのか?

これがよく分らん。

しかしかしかし

もっと分らん急要で見過ごせないことは

米長邦雄将棋連名会長=東京都教育委員

ということだわさ。

東京都教育委員と言えば、かなりの権力を持っているのですよ。

一番に思いつくのは

国旗掲揚国歌斉唱にとても熱心ということで

米長教育委員は天皇に面会したおり

「日本中の学校で国旗を揚げ、

 国歌を斉唱させることが私の仕事でございます」

と言ったことでも有名になった。

矛盾しないか?

お金と国旗。

2006.8.18

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