ほーだい日記

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田中康夫の戦い

普段よりのラジオ中心生活。

情報はインターネットとラジオから得ることが多い。

できるだけ聴くようにしてるのは

社会学社・宮台慎司

長野県知事・田中康夫

この2人だ。

その田中さんが、昨日の県知事選に負けてしまった。

初当選当時の長野県は

県議会もメディアも敵だらけで

支持してたのは多くの県民だったはずだ。

その県民が違う選択をした

もしくは、何もしなかった、ということだと思う。

ボクは、長野県民ではないのにもかかわらず

敗北のニュースに心が痛くなった。

本当に正しいことを実行するのは難しい。

田中さんは、それをやろうといていた数少ない1人だった

と僕は思う。

コラムニスト・勝谷誠彦ブログにこんなことが書いてあった。


私のコメントとしては今日の毎日新聞のそれにつきる。

ここに再録しておく。

「別に悲嘆も失望もしない。どうぞ中世の闇に戻って下さいという感じだ。

財政再建や職員の意識改革などせっかく田中さんが手がけた改革の成果が出て

きたのに県民は投げ出してしまった。田中さんの手法や言動に批判はあるが改

革とマイナスイメージとどちらが大事か分かっていないのではないか。過去2

回の知事選で信州人は自ら前へ進もうと行動したが今回は座ったまま動かなか

った。そのことが低投票率になって表れている。」

よくまとめてくれていますね。

それ以上でも以下でもない。6年間にわたる闘いが終わった。最初の時の

思いを振り返ると感無量なものがい。多くのものを失ったが得たものも多い。

しかしそれは私しか知らずに言う気もない(笑)。田中さんも同様だろう。最

大のツケを回されたのは防災の知識 もないままに大臣を務めていたような人間

をトップに戴いてしまった長野県民の方々かも知れない。お気の毒に。

全文は以下のページでお読み下さい。

http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&log=20060807


ブッシュが2度の大統領選挙に勝利した時

アメリカの残りの半分は「なんてこった」と思ったはずだ。

県民の選択といいながらも

53万人+α

つまり長野県の残りの半分はこれからどうするのだろう。

惜しい人を失って

どろどろと昔に戻るのを止められるんだろうか?

新知事は

情報公開の象徴だったガラス張りの知事室をやめると言ってる。

2006.8.7

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