#0. 相対論こそ超科学だ |
目次へ | #1. だから相対論は間違っている |
M.ガードナーの著作に、 『奇妙な論理〜だまされやすさの研究』 (市場泰男訳/社会思想社・現代教養文庫1989年) というのがあります。これを読むと、まさしくアインシュタインの相対性理論は 「奇妙な論理」によって「人々がだまされた」理論であることを痛切に感じます。 もちろん、この著者自身は相対論が間違っているなどとは一言も書いていませんが、 私の言いたいことは何事にも「奇妙な論理」を振り回して「人々を騙す」 人がいるものだし、また「騙される人々」がいるということです。上の文章は、窪田登司氏の最新の著書、「アインシュタイン 崩壊する相対性理論」 の P.16 からの引用です。
ちなみに、「奇妙な論理」は擬似科学批判のいわば元祖というべき本で、 原書が出版された1952年から、超科学は全然変わっていないなぁ、と感じさせられます。
さて、上に引用した文章にはほんのちょっとだけ事実に反している部分があります。
まさしくアインシュタインの相対性理論は...(後略) の部分をほんのちょっと書き足して、
まさしく「アインシュタインの相対性理論は間違っていた」は...(後略) とすればOKです。100%、申し分のない事実です。さて、窪田登司氏はどんな 「奇妙な論理」を振り回し、人々はどのように「騙された」のでしょうか。