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このサイトは、平成9年4月26日に讀賣新聞社より刊行された「『巨人の星』伝説 星一徹と50 の名言」の著者が、讀賣新聞社の理解を得、原作者及び版元である講談社との正規のルウトや手続きを経、自らの手ですべてこしらへたものである(有効期限:平成10年4月25日までの満1カ年である)。基本方針は、書籍では不可能だつたこと、あるひはそこに収録できなかつたことは全部やつてしまへ、といふところにある。それは、大きく、次の三つの点である。 |
| 1,本に収録した「名言」と関はる原画を思ふ存分、掲載する!
書籍には、適当な分量といふものがある、と判断されたために、「ここはあつた方がおもしろいのになあ、その方がよく通じるのになあ、読み応へがあるのになあ」と感じた部分でも、原画の収録は最低限度に押さへることとなつた(しかしながら、鈴木成一デザイン室によるデザイン・レイアウトは、抜群によいと思ふ、できあがりを見た時には非常に感動した)。 これを、最初の原稿企画の状態に戻して原画をたつぷり収録した形で復元する。 2,伝統的仮名遣ひで表記する! 著者は、平生、日本の伝統的な仮名遣ひを使用してゐるが、出版にあたつてはこれを新仮名遣ひに書き改めるやうに指示された。予測された当然のことであり、かういふことで意地をはるのも大人気ないと、日常感覚でこれを受け容れたが、物を書く人間としての心性から云へば、正直、抵抗が強かつた。そこで、ここでは誰はばかることなく、伝統的仮名遣ひで表記するとともに、そのガイドも含め、このサイト内に「伝統的仮名遣ひ」についてのコオナアを設置することにした(読みづらいと云ふなかれ、だ。茶髪のバカ女子高校生のことばよりはましであらう)。 ![]() |
![]() 著書において重大なテエマとしたこの30年の日本社会の変化のなかで、「表現の自由」をめぐる問題は、もはや世の中で無視することのできないものと化した。京都では、或る新聞の一記者の圧力で、「自分は任侠の者である」とカミングアウトしたために、技術的にもデザイン的にもすぐれたサイトが閉鎖された。彼は、米国のサアバアからいまも抗議を込めていまも発信しつづけてゐるが、その新聞による報道がいかにいい加減なものであつたかを、彼は暴露してゐる。「巨人の星」は、30年前の作品である。したがつて、そこには、もはや殆ど表現の自由を喪失した現代日本では収録不能なものが時々ある。現在の講談社文庫版ではすべて言い換へられてゐるが、自分は初版本そのままを出す。かうした検閲は、おほむね、放送→新聞→雑誌→書籍の順で幾分緩和されるが、目下、一等自由を謳歌できるのは「いんたあねつと」をおいて他にはない。この利点を十全に生かすことにした。また、現在の日本で「そんな言葉、使つてはいけません」と云はれるに決まつてゐる言葉たちを集めた「死語の墓標」といふコオナアも作つた。なほ、これらのことは、この十年、十分に研究し続けてきたことなので、なまじつかな気分の説教は御免こうむりたいし、いかなる組織へのいやがらせも当然許さない。自分にとつて、日本人の自由は人生上の大主題であり、これに関しては、ちつぽけな命を賭けて悔ひのないことだと考へてゐる。抗議や批判があるのなら、それに関するサイトを自分で開け、あるひは本を出せ、あるひは公開の場で本名を明らかにしつつ論争しよう、さう云ひたい。それが自由といふものである。 |
| 平成9年4月 |
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「巨人の星」伝説
星一徹と50の名言 著者 お が わ ま さ な り
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小川
雅也
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