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2004年5月22日(土)

GBN 第3節

(第13戦)

対 FCS

舎人公園(足立区)

晴れ:気温15度

 

7回1死から羊達が燃えた!! カリスマ執念 代打逆転サヨナラヒット!!!

 

TEAM

5 6 7 R H
FCS 1 0 0 0 1 0 0 2 6

0 0 0 1 0 0 3 4

  

P:○小金井

盗塁:宇田2

失策:結城・宇田

時間:1時間30分

                                                                                                              

 

−RAMS番記者−

 

 GBN第3節の相手は、昨年決勝リーグに進出した強豪「FCS」。

昨年の予選リーグでは、相手ミスに乗じた形で勝利をすることが出来たが、

今年は、かなりの苦戦が予想されていた。

 

 FCS先行で始まったこの試合。RAMSにとって、とにかく1点も失点できない

と考えていた。それは、FCSエース銭谷投手の存在があまりにも大きかったからである。

豪腕銭谷投手攻略の糸口を見つけるまでは、絶対に失点は許されないと思っていた。

しかし・・・

 先頭打者を四球で歩かせると、2番打者を三振に打ち取るものの、

3番打者にセンター前に運ばれ、1塁走者が一気に3塁へ。

1死1・3塁で4番打者の時、とんでもないミスが出てしまった。

何でもない三塁牽制をRAMS三塁手結城が取り損ねてしまい、後逸・・・

それを見たランナーはホームへ!すかさずサード結城がホームへ投げるものの、

ボールが手につかず、先取点をミスミス献上してしまった。

(後続打者はきっちり抑えた小金井投手はすばらしかった)

 

 一方RAMSは、初回こそ相手ミスで3塁までランナーを進めるものの、

4番佐々木が三振で得点挙げられず、FCSペースで試合は進む。

 

 試合が動いたのは4回裏RAMSの攻撃であった。

先頭打者41歳ベテラン宇田がセンター前にチーム初ヒットを放つと、

すかさず盗塁を決め、チャンスを作る。

続く3番斉藤は、きっちりファーストへゴロを転がし、3塁へ進塁。

そして4番佐々木。前の打席で三振していただけに

どうしても借りを返しておきたい場面で、3球目を強打!

打球は、三遊間に緩いバウンドをみせ、サードカットしたが、

三塁走者宇田が判断よくスタートをきった為、ホームへ投げられず、

同点とした。

 

 しかし、強豪FCSはすかさず5回表にRAMSを突き放す。

2死後1番打者がセンター前に運び、2番打者初球に盗塁成功。

そして3球目をフルスイング!!!

打球は左中間を深々と破るツーベースとなり、またしても1点リードされる。

 

 いつものRAMSであれば、ここで息の根を止められたかのように

意気消沈するところであったが、この日は違っていた。

6回表には、無死1塁から続く打者がサードゴロを放ち、

サード宮崎(40歳)−セカンド宇田(41歳)−ファースト斉藤(36歳)と

ダブルプレーを完成させるなどして、チームを盛り上げた。

また、7回表には2死からヒットで出したランナーを、杉谷が盗塁死

させるなど、ディフェンス面での攻撃的な姿勢が、チームを支えていた。

 

 そして向かえた7回裏。

4番佐々木からの攻撃。4番佐々木は粘ったがセカンドゴロで1OUT。

5番渡辺2−1からの4球目、誰もが三振を疑わなかった瞬間、

何と肩に剛球がクラッシュ!!!

死球で同点のランナーを出すと、続く6番小金井は、

動揺した豪腕銭谷投手から四球を選び、逆転のランナーを出した。

そして、7番杉谷。表の守りで盗塁死をさせているだけに

気分は乗っていた。

セオリー通り初球をコンパクトに叩き、1・2塁間に渋いヒットを放つ。

1死満塁の大チャンス!!!

ここで8番田村に代わって、カリスマ鈴木が代打に登場した。

ベンチの微かな期待と大きな諦めの中、初球はスライダーが外れる。

2球目、ストレートに的を絞っていたというカリスマは、内角高めを

鋭く振り抜く!!

打球は、瞬く間に左中間に運ばれ、歓喜の中

7回まで好投した小金井が2塁からホームを踏み、

サヨナラ勝ちを収めた。

 

 これでGBN3連勝。残り2試合是可否でも勝利してもらいたい。

 

 

 

 

敬称略式 

●He thinks that the ground carries him not.

 

 

 

今日のRAMS

7回裏絶好のおいしい場面を監督に取られた田村。

昨年は銭谷投手からタイムリーを放った実績を残しているのに。。。

調子が上向きだけに、今後に期待したい選手だ!

Tamura #24

7回の猛攻はこの男から始まった。

試合後腫上がった腹、いや死球を受けた肩が痛々しかった。

RAMS3代目主将、及びスカウト部長(任命)

Watanabe #10

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