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2003年8月23日(土)

ストロングカップ Eグループ 予選

(第31戦)

対 GYOSEI(中央区1部)

舎人公園 (足立区)

晴れ:気温35度

 

7回2死浅見選手執念のサヨナラ打!! 熱いぜ!組長

 

TEAM

GYOSEI

1 0 0 0 0 3 0 4 5

2 0 0 1 1 0 5 10

 

バッテリー:阿部−杉谷

2塁打:斉藤2・大内・阿部・小田村

盗塁:斉藤・佐々木

失策:阿部WP・小田村・斉藤・浅見

時間:1時間50分

                                                                                                              

 

−RAMS番記者−(草魂担当)

 光化学スモッグ発令する中、炎天下35度のグランドでは、

それ以上の熱い戦いが行われた。

 

 GYOSEIとは、過去2度対戦し、いずれも1点差で負けている。特に

2試合とも最終回にもつれていることもあり、今回も「もしや」と、頭をかすめた。

 

 先行GYOSEIは、2死から3番にHITが生まれ、すかさず盗塁に成功。

続く4番打者のあたりは、センターとショートの間に飛ばされ、センター小田村

一旦グラブに収めたかに思えたが、落球し先取点を献上してしまう。

 

 その裏RAMSは、1死後2番小田村が2塁打を放ち、3番伊地知凡打後

4番斉藤がうまく左中間に運び同点とすると、5番佐々木死球でチャンスを継続。

6番阿部の時、ベンチは動いた。ダブルスチール敢行!

見事に成功し、尚且つ捕手の送球が逸れた間に、斉藤ヘロヘロになりながらホームイン。

逆転した。

 

 その後両チーム膠着状態に陥ったが、4回大内の2塁打で1点追加すると

続く5回にも阿部のタイムリーでもう1点追加し、4対1とし、ゲームを優位に

進めていった。

 

 しかし、このままではこのゲームは終わらなかった。

6回表簡単に2死を取り、もはや3アウトも時間の問題と思った矢先、

4番HIT、5番(代打)HIT、6番打者にはサード線を鋭く抜かれるHIT

を放たれ、しかもレフト田村がその打球を後逸する失態を見せ、

打った打者を3塁まで進塁させてしまう。

しかし2OUT。なにも焦ることはなかった場面で今度は、7番打者(代打)の

平凡なセカンドゴロを、浅見がファンブル・・・ついに同点とされてしまう。

 

3度目の勝負もまたも最終回までもつれる展開。

 

7回表GYOSEIは、1死後1番打者がデッドボールで出塁すると

すかさず盗塁に成功。

2番打者はサードフライにとって切り抜けるも、3番打者には

シュート深いあたりを打たれ内野安打を許してしまった。

2死1・3塁の大ピンチ!!

既に阿部は限界にきていた。

43歳の体には、この日の熱さはたまらなかったに違いない。

ここで迎える4番打者には、この日ことごとくいい当たりをされていた。

1ストライク後の2球目を強振!!打球はライト浅いフライ!

この回から入った斉藤が懸命にダッシュ!!長ーいグラブのおかげで

キャッチ!!ピンチを脱した。

 

その裏、先頭打者阿部が四球で出塁するが、6・7番打凡退。

(その間2塁へ進塁)

もはや勝ちはないかと思った時、打席にはこの日同点エラーをしてしまった

浅見組長が立っていた。

1−1からの3球目、フルスイングした打球は、青空と同化するがごとく

きれいなラインを描き左中間へ解き放たれていった!!

 

2001年サンスポ1−2(サドンデス・サヨナラ)・草魂カップ4−5

ようやくRAMSが勝利した瞬間であった。


 

●活溌溌地(かっぱつはっち)

<生気にあふれて元気な様子。>

 

<対戦相手情報>

GYOSEI

中央区1部所属。

暁星高校OBチーム。

大変まとまった素晴らしいチームである。

対戦成績RAMS1勝2敗。

 

 

 

この試合後半から出場するが、

しっかり自作自演で主役の座を持って行った組長。

試合後、一人伊豆へ旅路を急いだ。

asami #14

 

この日の気温35度にも、もくもくと投球を続けるタフなおっさん。

新たなテスト生を発掘し、RAMSにこの日送り込んできた。

今後が楽しみである。

abe #11

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